編集長が語る!講義の見どころ
「学び方」で成果は劇的に変わる/特集&童門冬二先生【テンミニッツTV】
2025/01/10
いつもありがとうございます。テンミニッツTV編集長の川上です。
年末年始にサイト上でお願いしておりました「テンミニッツTVのご利用状況アンケート」に多くの皆さまにご協力いただきまして、まことにありがとうございます。お寄せいただいたご情報を、ぜひ有効に活用させていただきたく存じます。重ねまして心より御礼申しあげます。
さて、テンミニッツTVなどで学んでいくときに、「学び方」や「学びのイメージ」を理解したうえで臨むと、理解度や身につき方が、驚くほど変わってきます。
テンミニッツTVでは、多くの先生方に「学び」について貴重なお話をいただいてきました。その代表的な講義をピックアップしました。ぜひ知の巨人たちが語る「極意」を学びましょう。
■特集:「学び方」で成果は劇的に変わる
https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=134&referer=push_mm_feat
童門冬二:大人の学び・3つの心得=自由、世間が教科書、孤独を覚悟
小宮山宏×長谷川眞理子:教養とは…本質を捉える知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気
柳川範之:学生とは違う「大人の学び直し」のポイントとは?
柳川範之×為末大:見方を変える!生き方を変える!そのためのアンラーン
テンミニッツTV編集部:「教養の学び方」講座を一挙集約…知の巨人たちに学ぶ喜び
■講座のみどころ:大人の学び・「3つの心得」とは?(童門冬二先生)
大人になってからの学びは、人生を大いに豊かにしてくれます。「なるほど!」「こういう仕組みになっていたのか!」「これとこれがつながるのか!」など、目の前に新しい視野が開けていく快感や、ステップアップが実感できる喜びは何事にも変えられないものでもあります。そして何より、生涯を幸せにしてくれます。
本日紹介するのは、童門冬二先生が「大人の学び」の方法を教えてくださる大人気講座です。
もしかすると、すでにご覧になった方も多いかもしれません。しかし断言できますが、この講座は、見れば見るほどに新しい気づきが生まれ、やる気がみなぎってきます。童門先生のお言葉は、胸の奥底に響きます。何度も繰り返し見るべき講座の1つです。
もちろん、まだご覧になっていない方は、ぜひこの機会にご覧ください。
◆童門冬二:「50歳からの勉強法」を学ぶ(全6話)
(1)大人の学びの心得三箇条
大人の学び・3つの心得=自由、世間が教科書、孤独を覚悟
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3383&referer=push_mm_rcm1
童門先生は、『小説 上杉鷹山』をはじめ数多くの書籍をお書きになっていますので、お読みになられた方も多いことでしょう。童門先生ご自身も1979年に52歳で退職されるまで東京都庁に勤められ、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任されたのち、作家活動に専念されました。
なぜ、そのような転進に成功されたのか、また、生涯現役への秘密はどこにあるのか。この講座では、ご自身のご体験も踏まえつつ、ヒントや智恵がふんだんに語られます。
童門先生は、次のようにおっしゃいます。
《学びを忘れたとき、人は本当の意味で老い始める》
《「終身現役、一生勉強」をモットーに、死を迎える日まで「これでよし」とサヤにおさまることなく、「まだ不足、まだ未熟」と自戒しながら、命を最後の一滴まで燃焼させたい》
童門先生ならでは「金言」でしょう。逆にいえば、学びつづければこそ「終身現役」も可能ということです。童門先生のおっしゃるとおり、ぜひ命を最後の一滴まで燃焼させたいものです。
学びのコツとして、童門先生はこのようなこともおっしゃいます。
《学びの種は未知ではなく、むしろ既知の分野に探しなさい》
《不格好であるがゆえに、生きている時間の一滴一滴が尊いものとなる。生きがいや幸福の調味料となる》
《負の要素を調味料として人生を生きるに値するものとする条件が「学び」である》
人生50歳を過ぎてくると、カッコ悪いことも、いくつも通り越してきているものです。しかしそれでもいい。自分が歩んできた道を誠実に見つめ、さらに学んでいけば、それらが人生の調味料になると童門先生はおっしゃるのです。
まさに至言です。このようなお話を聞くと、童門先生のおっしゃる《苦く酸っぱい人生経験をひととおりなめてからの「大人の学び」であるべきである》という言葉が、ますます心に染み込んできます。
歳を重ねると、諸々の衰えも気になってくるものです。しかし、それにどう備えるかについての具体的なノウハウも、童門先生は教えてくださいます。
たとえば記憶力について童門先生がおっしゃるのは、《忘れっぱなしにしない》こと、そして、《心の鏡がきれいに保たれていれば、そこに映る像は鮮明で、記憶にも長く深くとどまる》ことです。
たとえば童門先生も、講演会などの折に、ふと名前が出てこないことがおありだそうです。
しかしそのときに、ごまかさない。ご講演の途中でも「いま忘れてしまいました。講演の終わりまでに思い出します」と発言され、思い出したら聴衆に伝える。もし思い出せなかったら、「帰路で思い出すかもしれませんので、講演会の事務局に報告します」とおっしゃるというのです。さらに、途中で思い出したとしても、その場で一件落着にせず、あとで資料を見直すなどして、必ず確認をされるそうです。
生涯現役を貫くとは、このような「至誠」の積み重ねなのだ、と心打たれます。もちろんこれらのほかにも珠玉の叡智が満載。必ずや人生が豊かになる講座です。
(※アドレス再掲)
◆特集:「学び方」で成果は劇的に変わる
https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=134&referer=push_mm_feat
◆童門冬二:「50歳からの勉強法」を学ぶ(1)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3383&referer=push_mm_rcm2
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編集部#tanka
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べらぼうめ日本はまだまだ終わりゃせぬ蔦のからまる桜木のごとく
NHK大河ドラマ『べらぼう』。社会を元気にしたメディア王・蔦屋重三郎の生きざまは痛快です。その歴史の真実を、ぜひ堀口茉純先生の講義で。(達)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5603&referer=push_mm_tanka
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