鶴間和幸

鶴間和幸

つるまかずゆき

学習院大学名誉教授
1950年生まれ。
東京教育大学文学部卒業後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。
茨城大学教養学部助教授としてつとめたあと、1985年よりおよそ1年間、中国社会科学院歴史研究所外国人研究員として中国にて研究・調査。
1996年より学習院大学文学部史学科で教授をつとめ、現在は名誉教授。専門は中国古代史。
映画『キングダム』では中国史監修をつとめる。

著書に『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣集団』(朝日新書)、
『始皇帝の愛読書――帝王を支えた書物の変遷』『始皇帝の地下宮殿――隠された埋蔵品の真相』(以上、山川出版社)、
『中国の歴史〈3〉ファーストエンペラーの遺産――秦漢帝国』(講談社学術文庫)、『人間・始皇帝』(岩波新書)など多数。
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中国春秋戦国時代と始皇帝 (全9話)

収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06

中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修

追加日:2026/07/06
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと...

中国古代史の舞台を知る――東方大平原と渭水盆地そして殷周革命

中国春秋戦国時代と始皇帝(1)東方大平原と殷周革命

追加日:2026/07/07
中国の中心は古代から現代に至るまで、黄河と長江が織りなす「東方大平原」である。ここは古代から現代まで人口が密集する極めて重要な地域である。一方、秦の拠点となった「渭水盆地(関中)」は守りやすい地形で、始皇帝はここに都...

諸子百家を生んだ東方大平原の「小都市国家群」のダイナミズム

中国春秋戦国時代と始皇帝(2)諸子百家と春秋五覇

追加日:2026/07/13
中国の春秋戦国時代、東方大平原には多くの小さな都市国家が並存し、経済的・文化的に繁栄していた。互いに独立独歩で競いあえるこの環境こそが、後に中華文明の核となる「諸子百家」を育む土壌となった。周王の権威が衰える中で覇権...

戦国七雄とは?合従連衡とは?…各国の勢力拡大と小国家の運命

中国春秋戦国時代と始皇帝(3)戦国時代初期――戦国七雄と合従連衡

追加日:2026/07/14
晋から韓・魏・趙が独立したことで始まった戦国時代。地理的特徴から各国の防衛優位性を探ることができる。特に、西の秦に対抗するために東方の諸国が結んだ縦の同盟「合従」と、秦が東方の国々と個別に結んだ横の同盟「連衡」は、地...

秦と周辺国の激戦の真実に迫る…各国の兵力と秦の戦略とは?

中国春秋戦国時代と始皇帝(4)秦と周辺国の激烈な戦い

追加日:2026/07/20
秦が戦国七雄の中で天下統一を成し遂げるまで最も手こずったといわれるのが大国・楚である。楚との戦いでは、秦の武将・李信と蒙恬(もうてん)が20万の軍隊で攻めて敗北を喫した後に、名将・王翦(おうせん)が60万の軍隊で勝利を収...

秦はいかに強大な国になったのか…「商鞅の変法」でどう改革したか

中国春秋戦国時代と始皇帝(5)孝公・恵文王の時代と商鞅の変法

追加日:2026/07/21
戦国七雄の中で最終的に中国を統一した秦は、なぜ強大な国へと成長したのか。秦では恵文王の時代に王号を用いはじめ、それに伴い改元方法も「踰年称元法」へと変化した。また、他国と競いあって独自に王陵の作り方も変えていった。さ...

秦による中国統一への道…恵文王、昭王、荘襄王が行なったこと

中国春秋戦国時代と始皇帝(6)秦の恵文王、昭王、荘襄王の時代

追加日:2026/07/27
秦が中国統一を成し遂げる礎を築いた、恵文王、昭王、荘襄王の3代にわたる激動の時代。恵文王の時代には、豊かな水田稲作地帯である巴蜀や漢中に郡を置き、占領地支配によって国力を飛躍的に高めた。続く昭王の時代には、約半世紀の治...

始皇帝を支えた家臣たち…史実からいかに実像を描いていくか

中国春秋戦国時代と始皇帝(7)始皇帝を支えた家臣たち

追加日:2026/07/28
秦は他国からの優秀な人材を積極的に登用したのが特徴で、楚の出身である李斯は呂不韋の食客を経て秦の役人となり、始皇帝を帝王に育て上げた名家臣である。さらに、昌平君や蒙氏一族などの外国人人材、王翦や白起といった秦生抜きの...

合従軍、秦に迫る!…秦王・嬴政を滅ぼしかねなかった激戦の史実

中国春秋戦国時代と始皇帝(8)合従軍と秦の激闘

追加日:2026/07/28
秦に対抗する合従軍の侵攻は、恵文王、昭王、荘襄王、そして始皇帝の時代に発生している。荘襄王の時代には、魏の信陵君率いる5カ国軍が函谷関に迫り、始皇帝の即位6年目には秦の都・咸陽郊外まで敵軍が侵入する最大の危機を迎えたが...

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