【世代論の罠!?】「Z世代」とキケロ『老年について』
編集部ラジオ2024:4月10日(水)
4月になり、勤め先に新入社員が入ってきた、あるいは家族や親せきの子が新社会人になった、大学生になった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代を「Z世代」と呼びますが...
収録日:2024/04/02
追加日:2024/04/10
キケロは覚悟がいい…終幕でジタバタしない「死」への構え
キケロ『老年について』を読む(9)死について老年はどう対処すべきか
生きていく上で「捨て身でいる」「死を覚悟する」のは、人生のいろいろな時代を通じて人間の強さ、権威にもつながることだと本村氏は言う。そのためには若いうちから「死の練習」をすることが大事である。「生に執着しない」と...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/03/02
アウグストゥスがお手本、老人にとっていかに権威が大事か
キケロ『老年について』を読む(8)「権威」という褒美
古代ローマには「権威をもって支配せよ」という言葉がある。つまり権力も必要だが、最後に重んじられるのは権威であるということだ。アウグストゥスがローマ皇帝の地位を得た理由もそこにある。権威を保つには自制心が必要で、...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/02/24
老年における賭博とは?100円からでも楽しめる競馬の魅力
キケロ『老年について』を読む(7)農夫たちの快楽と賭博の嗜み
老年期の喜びとして、キケロは畑仕事を挙げている。当時の貴族は自分の農園を奴隷たちに耕作させていたので、かけた努力がそのまま返ってくることを知っていた。人生を十分に生きたあと農地に住み、百歳まで耕作を続けたローマ...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/02/17
三日坊主はダメ!学びこそ老年の「心の快楽」のために大事
キケロ『老年について』を読む(6)学びは老年に向いている
老年期のソポクレースは色事から逃れて喜んだが、老年になっても心の華やぎはあったほうがいいという意見もある。一方、肉体の快楽から離れた老年期は、新しいことに挑戦したり学んだりすることが大事であると語っている。同時...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/02/10
快楽ほど有害なものはない!元老院から追放された男の教訓
キケロ『老年について』を読む(5)老年には快楽がないのは本当か
老年には快楽がないので「嫌だ」「寂しい」というが、本当か。そもそも「快楽ほど有害なものはない」、だからないほうがいい、そうキケロは書いている。ストア派もエピクロス派も基本的には「自分を解放する哲学」であり、解放...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/02/03
盲目の老人アッピウスの気概…必要な老いへの備えと想像力
キケロ『老年について』を読む(4)老いは徐々にやってくる
アッピア街道などを作ったアッピウス・クラウディウスは、老いて盲目になっても元老院でしっかりと演説して、亡くなるまで周りの連中に対して気概ある態度を見せた。これは希有な例だが、大事なのは日頃からの努力で、自分が60...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/01/27
ソクラテスが竪琴!? 老年から新しいことを始める柔軟性
キケロ『老年について』を読む(3)老年には体力がないのか
歳をとって体力が衰えるのは、当たり前のことである。「老年には体力がないのか」という問題設定に対してカトーの答えは、肉体的なことは若い頃に適わなくても、自覚的に精神を磨いていけば、歳をとってから優れた才能を発揮す...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/01/20
ギリシアの将軍が驚いたローマの元老院、老人の見識の高さ
キケロ『老年について』を読む(2)老年が公の活動から引き離される理由
老年になっても、公の活動から引き離されるとは限らない。肉体は弱っても精神的に役に立つ老人向きの仕事はあるだろう。カトーも元老院に指図する立場で、元老院自体が見識を持った老人を中心につくられていた。紀元前3世紀半ば...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/01/13
幸福な老年への智恵をキケロに学ぶ…惨めな老年の4つの理由とは
キケロ『老年について』を読む(1)キケロの評価と「老年の心構え」
『老年について』の著者キケロは、カエサルやポンペイウスと同時代にあたり、古代ローマ史上随一の弁論家で、哲学者、また政治家でもあった人物である。多くの著作を残したが、政治的発言がしにくくなり、引退生活を送る中で著...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/01/06
「教育には二種類ある」キケロが説いた人間性を磨く思想
「教養とは何か」を考えてみよう(5)「大吟醸」のように磨かれて
古代ローマの雄弁家キケロは、教育には二種類あると述べた。子どもに対する教育が一通り終わった後、必要になるのが「フマニタス・ポリティオル」という「人間性を磨く」ための教育だという。人間性を磨くのは、キラキラにする...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/05/25
ローマ人の宗教的な敬虔さはどこの民にも負けないーキケロ
世界史の中のローマ史~ローマ史講座Ⅰ(2)ローマ人は何が優れていたのか
「ローマ人自身が、われわれはなぜ地中海の覇権を握ることができ、なぜこれほどの大帝国を築けたのかと疑問に思っていた」と、早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は語る。では、ローマ人はいったい何が優れていたのか...
収録日:2016/07/21
追加日:2016/11/30