編集長が語る!講義の見どころ
なぜ日本は「居心地のいい国」かを片山杜秀先生に学ぶ/編集部ラジオ【テンミニッツ・アカデミー】
2025/09/25
いつもありがとうございます。テンミニッツ・アカデミー編集長の川上達史です。
今回の編集部ラジオでは、片山杜秀先生《「集権と分権」から考える日本の核心(全7話)》講義の見どころを紹介いたしました。
実はこの講義、収録した弊編集部スタッフが、収録直後に「今回の片山先生の講義を聴いて、日本に生まれて良かったと思いました!」という感想を思わず漏らした講義でした。
日本は世界の国々と比べると、なんとなく「ゆるく」て「居心地がいい」。そんな側面を実感することも多々あるのではないでしょうか。はたして、そのような日本の「国のかたち」の核心とはいかなるものなのか。
それを片山杜秀先生は、「日本は中央集権的か? それとも分権的か?」という切り口から、縦横無尽にお話しくださいました。
日本の歴史的経緯、さらに地理的特性から、片山杜秀先生が博覧強記の思いもよらぬ角度から熱く語ってくださいます。今回もこれまでの自分のなかの「常識」がガラリと変わることうけあいです。
◆編集部ラジオ2025(21)片山杜秀先生「日本の核心」講義
なぜ日本は「居心地のいい国」かを片山杜秀先生に学ぶ
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5968&referer=push_mm_rcm1
たとえば片山先生は、こんなことをおっしゃいます。
人間はやっぱりその地理によって規定される動物である。しかも鳥のように飛べないので、いつも地面の上にいないと生きられない。
すると、どういう縄張りであれば、敵が入ってこず、安心できるかという「動物的な本能」を考えたほうが分かることが、日本の歴史にも世界の歴史にも、今の世界情勢にもたくさんある。
正義とか平和とか愛とか人道などといくら言っても、やっぱり食べ物と土地と安心感というほうが優越してしまう。どんな文明を築いて高度な知的活動をしていても、今日食べる米、明日のパンがなかったら、途端に野獣に返ってしまう。これがどこまで行っても人間の性だと思う。
では、日本の歴史と地理の「特性」と「経緯」から見えてくることとは……。
そのポイントを、編集部ラジオでお話ししました。ぜひ講義視聴のご参考にしていただければ幸いです。
(※アドレス再掲)
◆編集部ラジオ2025(21)片山杜秀先生「日本の核心」講義
なぜ日本は「居心地のいい国」かを片山杜秀先生に学ぶ
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5968&referer=push_mm_rcm2
(※今回の「編集部ラジオ」で紹介する講義)
◆片山杜秀先生:「集権と分権」から考える日本の核心(全7話)
(1)日本の国家モデルと公の概念
日本は集権的か分権的か…地理と歴史が作る人間の性質とは
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5911&referer=push_mm_rcm3
■片山杜秀先生の講師ページ
https://10mtv.jp/pc//content/lecturer_detail.php?lecturer_id=224&referer=push_mm_rcm4
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