編集長が語る!講義の見どころ
(10min解説)與那覇潤先生《日本人とメンタルヘルス》/編集部ラジオ【テンミニッツ・アカデミー】
2026/04/25
いつもありがとうございます。テンミニッツ・アカデミー編集長の川上達史です。
現在、日本のみならず世界各国で、多くの人がメンタルヘルスに何らかの問題を抱えているといわれます。
たとえば、「AXA メンタルヘルスレポート」(フランスの保険・金融グループのAXAが、フランスの調査会社イプソスと共同で実施している世界16カ国の数万人を対象に実施している調査)によれば、現在、人口の32%が精神的な疾患を経験しており、若者の44%がメンタルヘルス上の問題を抱えているといいます。
とはいえ、実はメンタルヘルスの問題の現われ方は、「全世界共通」ではないのだそう。やはり、各国の社会や歴史、倫理や信仰の違いによって、現われてくる問題は、かなり大きく異なるのです。
今回の編集部ラジオでは、與那覇潤先生が、中井久夫著『分裂病と人類』をひもときながらご解説くださった《日本人のメンタルヘルス…心のあり方》講義を紹介しました。
◆編集部ラジオ2026(11)日本史から読むメンタルヘルス
【10min解説】與那覇潤先生《日本人とメンタルヘルス》
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6213&referer=push_mm_rcm1
さて、「全世界共通」でないとはどういうことでしょうか。
たとえば、「頑張りすぎる人が『うつ』になる」 という言葉。これはわれわれにとっては、なんとなく当たり前の常識であるように思えます。しかし実は、このようにいわれるのは日本だけだというのです。
そしてそのカギは「二宮尊徳」だというのですが……。はたして、どのようなことなのでしょうか?
また統合失調症的な「先読み気質」や「敏感さ」は、狩猟採集社会においては、むしろ「有利な特質」だったのではないかといいます。つまり、社会の変化によって「病気」ととらえられるようになってしまった可能性があるのです。
とすれば、いまSNS社会の広範化などで激変していくなかで、日本のメンタルの問題はどのようになっていくのでしょうか。
歴史的視点で見ていくことにより、俯瞰的に問題の本質を捉えることができます。今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。
(※アドレス再掲)
◆編集部ラジオ2026(11)日本史から読むメンタルヘルス
【10min解説】與那覇潤先生《日本人とメンタルヘルス》
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6213&referer=push_mm_rcm2
(※今回の「編集部ラジオ」で紹介する講義)
◆與那覇潤先生:日本人とメンタルヘルス…心のあり方(全7話)
(1)米を食べる日本人と『分裂病と人類』
日本人の生きづらさの特徴は?~中井久夫著『分裂病と人類』
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6173&referer=push_mm_rcm3
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テンミニッツ・アカデミー編集部