高市政権の進むべき道…可能性と課題
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因
高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
島田晴雄(慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツ・アカデミー副座長)
2.「手取りを増やす」…甘い言葉の裏に潜む日本財政の破綻!?
2026年2月21日配信予定
3.「強い経済」へ――実現への壁は古い日本と同調圧力!?
2026年2月27日配信予定
4.求められる「能動的サイバー防御」、問われる本物の外交力
2026年2月28日配信予定
「働いて働いて」から「重い重い責任の始まり」へ--2026年2月8日衆議院選挙の歴史的圧勝にもおごることなく公約実現への決意を新たにした高市首相。高市氏が掲げる「責任ある積極財政」は、はたして日本経済復活への救世主となり得るのか、それとも財政破綻への引き金となるのか。“働きまくる”高市氏の過労のリスクとともに、21兆円ものバラマキ予算の危うさ、そしてマーケットが懸念する日本財政の持続性の欠如を鋭く指摘する島田氏。高市氏の特長と高市政権のインフレリスクについて解説する。(全4話中第1話)

※緊急配信のため、講義テキストはございません。レジュメを掲載いたします。ご了承のほどなにとぞよろしくお願いいたします。
時間:5分32秒
収録日:2026年1月22日
追加日:2026年2月20日
≪全文≫

●高市首相の長所と弱点

ー自分の言葉で伝える分かりやすさ
・強い経済、責任ある積極財政、世界の真ん中で咲き誇る外交。
ー業務の過密集中
・高市氏はできるだけ何でも自分でやり、自分で決め、自分の言葉で伝えるのが信条。首相就任の挨拶でも「働いて、働いて、働きまくる」と宣言したほど。
・国会での重要な質疑を前にして、早朝、3時からスタッフを集めて準備した勉強会は有名。
ー政策メニューの詰めすぎではないか。
・国家情報局:各省庁の情報を集約する司令塔。26年に発足させる11.5.準備開始
・労働時間の規制緩和:成長戦略の柱。11.10.「日本成長戦略会議」の初会合で重点施策。
・「人口戦略本部」11.18.設置、首相官邸で初会合。首相は「我が国最大の問題」
・「租特・補助見直し室」11.25 税や補助金の適正化を図る担当室設置。
・旧姓使用法制化11月末:首相私案:住民票に旧姓記載可能を新法明記。
・外国人対策:12.10.排外主義とは一線画し、外国人政策見直し新たな規制を策定。
・自民党安全保障調査会:12月20日、安保関連3文書の改訂に向けた議論を開始。
・サイバーセキュリティー戦略本部。12.21.初会合。
・社会保障国民会議, 2025年1月、立ち上げ。
ー体力管理は大丈夫か
・高市首相がかなり過大な労働負荷を自らにかけて心身を疲労させていることは容易に推察される。彼女は一説ではリュウマチを患っているとも伝えられている。
・高市首相が健康な状態で職務を全うできるか、彼女の健康問題が重大な政治リスクにならないことを祈る。


●大型の総合経済対策、補正予算、26年度予算とその矛盾

ー総合経済対策
・12.21, 臨時閣議で総合経済対策を決定。規模は21.3兆円。財政支出で景気刺激をはかる高市流大型対策。その内容:生活の安全保障・物価高への対応、2. 危機管理投資、成長投資による強い経済の実現、3. 防衛力と外交力の強化。
・具体的には、物価対策があまりにもバラマキで、効果が上がるとは考えにくい。
1. お米券。2, こども1人あたり2万円給付。子供がいない低所得層はおきざりで不公平感が高まる。3. 電気ガス代補助。所得制限なく富裕層も恩恵享受は不適切。
ー25年度補正予算
・18.3兆円:生活支援・物価高対策8.9兆円、
・インフレ懸念:需給ギャップが縮小し、労働市場や供給力が逼迫している中での大型補正予算による過去最大規模の財政出動はインフレ圧力...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
緊急提言・社会保障改革(1)国民負担の軽減は実現するか
国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」
猪瀬直樹
過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス
トランプ政権と過激化した米国…MAGA内戦、DSAの台頭
東秀敏
これからの社会・経済の構造変化(1)民主主義と意思決定スピード
フラット化…日本のヒエラルキーや無謬性の原則は遅すぎる
柳川範之
台湾有事を考える(1)中国の核心的利益と太平洋覇権構想
習近平政権の野望とそのカギを握る台湾の地理的条件
島田晴雄
戦争と平和の国際政治(1)「合理性の罠」とインテリジェンス
国際政治の要諦は戦略とインテリジェンス
小原雅博
「次世代地熱発電」の可能性~地熱革命が拓く未来
地熱革命が世界を変える――次世代地熱の可能性に迫る
片瀬裕文

人気の講義ランキングTOP10
インフレの行方…歴史から将来を予測する(2)明治以降の物価推移とインフレ率
戦後日本のハイパーインフレの真実…その時、何が起きたのか
養田功一郎
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓
AI時代と人間の再定義(2)仏法僧の三宝と対話による道徳的進歩
考えるとは相手の頭を使って考えること…共同で思考する意義
中島隆博
こどもと学ぶ戦争と平和(2)「本当の平和」とは何か
「平和」には2つある…今の日本は本当に平和なのか?
小原雅博
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(6)政治と経済をつなぐ公共哲学
どのような経済レジームを選ぶか…倫理資本主義の可能性
齋藤純一
平和の追求~哲学者たちの構想(7)いかに平和を実現するか
国際機関やEUは、あまり欲張らないほうがいいのでは?
川出良枝
産業イニシアティブでつくるプラチナ社会(4)社会課題の解決に取り組む人財産業
メダカの学校・総合的な学習(探究)の時間・逆参勤交代
小宮山宏
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳
門田隆将
AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(1)AIに代わられない仕事とは何か
江藤淳と加藤典洋――AI時代を生きる鍵は文芸評論家の仕事
與那覇潤
生成AI・大規模言語モデルのしくみ(2)機械学習と大規模言語モデル
常識を初めて知った!?生成AIの大規模言語モデルとは
岡野原大輔