産業革新機構とシリコンバレーの違いに学ぶファンド論 日本型ファンドはどうすれば成功できるのか 追加日:2021/02/21 日本の社会でファンドを成功させるためにはどうすればいいか。産業再生機構はうまく行ったが、その後、平成21(2009)年に創設された産業革新機構は厳しい状況にある。官民連携によるファンドは当たり外れが大きく、しかもうまく行く...
日本経済の行き詰まりをもたらした2つの大きな理由とは 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(1)膠着する日本経済の深層 追加日:2020/12/27 日本経済はこの20~30年行き詰まりの状態にある。理由としては、会社の多角化によって生まれた各事業部の規模が小さすぎることが挙げられる。また、「技術があればいい」というマーケット軽視の姿勢も理由の一つだ。日本と業態などが... 日本企業が一番変えるべきは「縦に深く掘る」発想 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(2)「横に切る」発想の欠如 追加日:2021/01/03 インテルの成功は、ニーズを抽象化して、よりスケールがあり、マーケットが広い製品をつくったことにある。ウィンドウズも、一つ一つのパソコン向けではなく、さまざまなパソコンで使えるOSをつくった。これは、さまざまなニーズを抽... 「デジタル人材の不足」は知識ではなく「気づき」の問題 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(3)「デジタル人材」に対する誤解 追加日:2021/01/10 日本人が「横に切る」のが苦手なのは、日本企業の流動性の少なさにも要因がある。同じ業界の同じような発想の人たちしか知らないと、深く掘る方向にばかり向かってしまいがちだ。デジタル化が喧伝されて久しいが、大事なのはプログラ... 良い政策をつくるスタートラインは、常に常識を疑うことだ 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(4)常識を疑ってイノベーションを起こす 追加日:2021/01/17 「リーダーとは、今自分の目の前にある世界とは違う世界があることを知っている人」。この言葉を耳にした西山氏は経済産業省時代、よく言っていたのは「良い政策をつくるスタートラインは、常に常識を疑うこと」で、イノベーションを... GAFAやBATHに学ぶべきは「リバースエンジニア」という方法 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(5)「リバースエンジニアリング」せよ 追加日:2021/01/24 抽象化や普遍化が苦手な日本人は、まず現場を抽象化するといい。トヨタ生産方式はアメリカのスーパーマーケットの仕入れ方式を抽象化するところから生まれた。加えて、GAFAやBATHのようにリバースエンジニアする。つまりは真似で、真... なぜ「変人」をリーダー候補として探す必要があるのか 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(6)次世代リーダー登用の仕組みを変える 追加日:2021/01/31 人材を見つけるにはどうすればいいか。どの組織も組織内では同質的になりやすく、縦割りの組織では部門間の交流は少ない。よって、横の交流という点でいわゆる「変人」を探すのも一つの手だ。また、次世代リーダーを決めるための仕組... 最初は誰も賛成しない「創造的なこと」をする時の振る舞い方 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(7)創造的アイデアを実現させるには 追加日:2021/02/07 過去30年のイギリスの経済誌の書評で、日本人で紹介されたのは整理法を教える近藤麻里恵さんの本だけ。それぐらい日本人は、「整理する」能力が高いともいえる。ただし世界で勝負するには、それだけでなく、横で展開する方法を考える... 中国とアメリカでダイナミズムを生んでいる理由 日本企業の弱点と人材不足の克服へ(8)日本でダイナミズムを生むために 追加日:2021/02/14 中国の驚異的な経済発展は、中国が「大国」であることが大きい。大国の強みはアメリカのシリコンバレーを見ても分かる。シリコンバレーには政府から多額のお金が落ちているが、一方で無政府主義者も多い。相容れない2つが共存し、ダイ...
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