皇帝ティトゥスが残忍から善人に変貌した理由
フラウィウス朝時代~ローマ史講座Ⅶ(3)皇帝ティトゥスの変貌
早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏による「フラウィウス朝時代」のローマ皇帝物語。今回取り上げるのは、ウェスパシアヌスの死後、跡を継いだ長男ティトゥス。彼は皇帝になるや人が変わったような善人ぶりを見せて周...
収録日:2017/11/17
追加日:2018/03/27
カリグラ、ネロ、ドミティアヌス…悪帝と「記憶の断罪」
フラウィウス朝時代~ローマ史講座Ⅶ(4)ドミティアヌスの恐怖<下>
ドミティアヌスの治世は81年から96年にかけての15年間。その間に競技場建設をはじめ多数のインフラ整備が行われた。首都ローマばかりでなく属州への目配りも大切にした皇帝は、兵士たちも優遇する。そんな彼がなぜ「記憶の断罪...
収録日:2017/11/17
追加日:2018/04/10
神経質な皇帝が行った恐怖による「資金調達」
フラウィウス朝時代~ローマ史講座Ⅶ(4)ドミティアヌスの恐怖<上>
フラウィウス家の3人目の皇帝は、30歳で即位したドミティアヌスである。行政に熱心で、属州経営にも心を砕く皇帝として出発した彼の名は、やがて元老院貴族にとっては「恐怖」を意味するようになる。その間に何があったのか。東...
収録日:2017/11/17
追加日:2018/04/03
コロッセオ建設が意味するローマ帝国の安定
フラウィウス朝時代~ローマ史講座Ⅶ(2)倹約家の皇帝とコロッセオ
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏による「フラウィウス朝時代」のローマ皇帝物語。ローマ正統の生え抜きの血筋ではないものの、時代のはまり役として登場した皇帝ウェスパシアヌス。かなりの倹約家の皇帝であったが...
収録日:2017/11/17
追加日:2018/03/20
公衆便所の名前になった皇帝ウェスパシアヌスのユーモア
江戸とローマ~下水道と肥溜め(2)江戸とローマの便所事情
日本の便所は「かわや」「せっちん」「はばかり」などと呼ばれ、「せっちん」を「雪隠」と書くようにあまり人の行きたがらないような場所に置かれたが、そうした家の構造が普及したのは江戸時代だった。江戸は循環社会とよくい...
収録日:2021/09/16
追加日:2023/08/30