光源氏の恋の動機…母の喪失と満たされない思い
『源氏物語』ともののあはれ(2)光源氏の喪失感と許されぬ恋
当時からして多分にスキャンダラスな内容が綴られた『源氏物語』。主人公である光源氏は、なぜ禁忌とされる義母との恋に突き進んだのか。そこには幼くして母を亡くした光源氏の満たされない思いがあった。『源氏物語』の本文を...
収録日:2023/08/04
追加日:2023/11/09
終末医療を考える上で大事なコミュニティオーガニゼーション
世界と日本の医療~課題と未来(6)終末医療と在宅医療
終末期の死生観について、日本ではあまり議論されていないが、「人生の中で何をしたいのか」ということを考えることが、個人にとっても医療全体にとっても大切である。そこでシリーズ最終話では、終末医療について在宅医療など...
収録日:2019/09/17
追加日:2019/10/12
なぜ、あれほど「底抜けな明るさ」でいられたのか?
渡部昇一に学ぶ教養と明朗(1)「温かい家庭」という衝撃
渡部昇一先生の長男である渡部玄一氏(チェロ奏者)と、渡部昇一先生の著作を読み尽くしている著述家の執行草舟氏が、渡部昇一先生の思い出を語らいながら「教養」と「明朗なる人生」について考察を重ねていく珠玉の対談。渡部...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/10/09
有権者に一言一言、心を込めて自分の言葉でわびる
人生の挫折と再生を経て(2)私を支えた言葉
議員を辞職し、大きな喪失感を抱えながら地元気仙沼市で政治家とは無縁の日々を送っていた小野寺五典氏。その小野寺氏を当時も、そして今も支え続けている加藤紘一氏のアドバイスとは? 人生の挫折と再生を語る。(後編)
収録日:2014/06/17
追加日:2014/08/07
藤原氏は『古事記』をサポートする家だったのではないか
世界神話の中の古事記・日本書紀(7)国家の正統性はどこにあるのか
『古事記』と『日本書紀』の違いの1つは、国譲りの記述にあると鎌田氏は言う。『古事記』では国譲りで壮大な物語が描かれ、『日本書紀』では非常にあっさりとした記述に留まる。その理由はいったい何だろうか。一国の歴史を考え...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/19
福田恆存「快楽と幸福」から読み解く日本人の流儀
福田恆存とオルテガ、ロレンス~現代と幸福(8)幸福論へ――日本人の流儀に向けて
日本の固有の歴史や自然につながっていることが、日本人にとって重要だと論じた福田恆存。その人間論は日本人の「幸福」のためにこそ必要とされる。ポストモダニズムとネオ・リベラリズム、そしてグローバリズムが加速する中で...
収録日:2024/05/10
追加日:2024/08/04