徳政、御成敗式目の制定…北条泰時が成し遂げたこととは何か
源氏将軍断絶と承久の乱(12)新たな朝幕関係と北条泰時政権
承久の乱は、朝廷と幕府の関係にとって劇的な転換点であった。朝敵と名指しされつつも戦いに勝利した北条義時は、乱の3年後で急死。息子の泰時が三代執権を引き継ぐ。徳政に徹した泰時は権力を独占せず、評定衆による合議制を取...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/11/27
承久の乱…3上皇の配流と皇室への介入というありえぬ事態
源氏将軍断絶と承久の乱(11)承久の乱
承久の乱は日本史上唯一、官軍が敗北を喫した内戦である。京方を率いたのは治天の君である後鳥羽上皇その人だったが、その目的は鎌倉幕府の壊滅ではなく、トップである北条義時の交代だったと考えられる。しかし、鎌倉方の武力...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/11/20
なぜ後鳥羽上皇は北条義時と鎌倉幕府に不満を募らせたか
源氏将軍断絶と承久の乱(10)後鳥羽上皇との対立の火種
親王将軍に代わり2歳の三寅が将軍予定者として迎え入れられる。これに異を唱えたのが摂津源氏の源頼茂だが、謀反は計画段階で漏れ、追い詰められた頼茂は大内裏に火を放つ。いたく傷つけられた後鳥羽上皇の心は、幕府への憎しみ...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/11/13
源実朝暗殺…なぜ公暁は鶴岡八幡宮で襲ったか?黒幕は?
源氏将軍断絶と承久の乱(9)源実朝暗殺事件と後継問題
朝廷・将軍・御家人の三者を満足させるはずの「親王将軍推戴」プロジェクトは、思いがけないかたちで頓挫する。第二代将軍・源頼家の遺児で、鶴岡八幡宮の別当職として鎌倉に戻った公暁が、右大臣拝賀式で鶴岡八幡宮を訪れた源...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/11/06
後鳥羽上皇の親王を将軍に推戴する…実朝の奇想天外な名案
源氏将軍断絶と承久の乱(8)親王将軍推戴構想
唐船による渡海の夢が破れた後、源実朝は奇想天外の策を思いつく。子のなかった彼は、後鳥羽上皇の親王を将軍にいただき、後継者問題を解決するとともに、幕府の権威を高めようと考えたのである。この構想は後鳥羽上皇側にも北...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/10/30
唐船建造は日宋貿易のため?…増大した源実朝の将軍権力
源氏将軍断絶と承久の乱(7)将軍権威の増大と唐船の建造
実朝が親裁(自ら裁決を行なう)する政治は非常に安定し、将軍権力は、後鳥羽上皇のバックアップを受けた「政所別当九人制」により、ますます盤石となった。そのような折、実朝は鎌倉へ拝謁に来た宋の工人・陳和卿から「将軍の...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/10/23
「源実朝は文弱」は誤解…『金槐和歌集』に込めた想いとは
源氏将軍断絶と承久の乱(6)源実朝の政と和歌
源実朝を歌人として知る人も多いだろう。和田合戦直後に彼が編んだ『金塊和歌集』は後世の評価も高い。だが、それだけに実朝を「文弱」と指摘する傾向も続いてきた。しかし、和歌は幕府のトップとして朝廷のトップと渡りあう彼...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/10/16
和田合戦…侍所別当・和田義盛の挙兵理由と三浦義村の策略
源氏将軍断絶と承久の乱(5)和田合戦
和田合戦は、鎌倉幕府初期における最大の武力抗争であった。有力御家人である和田氏と北条氏の間にくすぶっていた対立は、「泉親衡の乱」をきっかけに発火する。北条に恥辱を与えられたとする侍別当の和田義盛は挙兵するが、一...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/10/09
政所とは?侍所とは?…鎌倉幕府の組織と北条義時の執権就任
源氏将軍断絶と承久の乱(4)源実朝の将軍親裁と政所、侍所
18歳になった将軍・源実朝は従三位に上り将軍家政所を設置する。当初、実権は北条政子・北条義時が握るが、成長して「将軍親裁」を始めた実朝と北条氏との力関係が微妙に変わっていく。義時は「二代執権」となり実朝を支えてい...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/10/02
黒幕は牧の方?…暴挙に走った北条時政VS義時、政子
源氏将軍断絶と承久の乱(3)北条時政の失脚と牧氏事件
畠山重忠の死は、無実であったゆえに罠を仕掛けた北条時政の立場を著しく悪化させる。若き源実朝の身柄をめぐり、北条政子・北条義時との駆け引きの末、追い詰められた時政は失脚、伊豆に隠居となる。これが牧氏事件である。こ...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/09/25
北条時政・牧の方が仕掛けた罠とは…畠山重忠の乱の背景
源氏将軍断絶と承久の乱(2)なぜ畠山重忠の乱は起きたのか
幼い三代将軍・源実朝を擁立し、執権の座に就いた北条時政。権勢をふるう中、京都と縁の深い後妻・牧の方を通じて実朝の御台所選定が始まるが、そうした中、ある口論をきっかけに有力御家人である畠山氏排除をもくろむ。なぜ「...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/09/21
源頼家の悲劇と源実朝の将軍就任…朝廷の「官位」の意味とは
源氏将軍断絶と承久の乱(1)比企の乱から源実朝の将軍就任へ
源頼朝が急死したあと、若くして二代鎌倉殿になった源頼家。そこで勢力が増してきたのがその後見人になっていた比企氏だ。北条氏をはじめとする有力御家人たちとの緊張関係の中、頼家が突然、重い病気に罹ってしまう。危篤に陥...
収録日:2022/07/13
追加日:2022/09/18
承久の乱…ついに東国武士たちの自立した政権が誕生
鎌倉殿と北条氏(9)承久の乱を経て「武家の時代」へ
「武者の世の扉を開いた」一人として、平清盛がなし得なかった「幕府」という組織をつくった源頼朝。その後、源氏三代による「貴種の幕府」が続くが、北条氏の台頭に伴う御家人同士の争いを経て、尼将軍を戴く「東国武士による...
収録日:2021/11/08
追加日:2022/03/06