10分でわかる「鎌倉殿と北条氏の関係」 鎌倉殿と北条氏(1)北条氏はなぜ権力闘争を勝ち抜いたのか 追加日:2022/01/09 2022年のNHK大河ドラマは、北条義時を主役とする「鎌倉殿の13人」。公家の世から武士の世へと大きく転換した時代、その舵取り役を果たすのは、大河ドラマでも活躍する東国武士たちだった。ここでは、北条氏が源頼朝を支えた経緯を中心... 貴種流離譚――源頼朝と八重が織りなす悲恋の物語とは 鎌倉殿と北条氏(2)流人の恋と貴種流離譚〈上〉 追加日:2022/01/16 執権北条氏の始まりは、流人・源頼朝の恋多き資質と関係が深い。最初の事件は伊東祐親の末娘・八重との悲恋であり、その別れが北条政子との出会いへとつながっていく。そこには「貴種流離譚」という物語の型が重なるため、事実は見え... 阿波局が二人?北条泰時の母は八重?…秘められた謎に迫る 鎌倉殿と北条氏(3)流人の恋と貴種流離譚〈中〉 追加日:2022/01/23 源頼朝と別れた後の八重の運命は不詳だが、再嫁した八重がその後、頼朝を通じて北条義時に嫁いだのではないかと考えられている。そうであれば、御成敗式目を制定した北条泰時は、八重の産んだ子である可能性が高い。いずれにせよ、八... なぜ伊東にいた源頼朝が北条に行くことになったのか 鎌倉殿と北条氏(4)流人の恋と貴種流離譚〈下〉 追加日:2022/01/30 八重と別れた源頼朝は北条政子と結びつくことになるのだが、注目すべきは伊東氏のもとにいた流人・頼朝がなぜ北条氏のところに行くことになったのかということだ。貴種流離譚では悪逆非道の人物として描かれている伊東祐親だが、実際... 御台所となった北条政子が果たした重要な役割とは 鎌倉殿と北条氏(5)源頼朝の妻となった北条政子の実像 追加日:2022/02/06 北条政子には源頼朝没後の「尼将軍」イメージが強いが、彼女をそのように成長させたのは頼朝とともに苦労をした戦乱下の数々の体験だった。伊豆で生まれ育った、ありふれた武士の娘から御台所となった政子が頼朝と東国の武士たちをつ... 2代将軍・源頼家と「比企の乱」…政子の苦渋の決断とは 鎌倉殿と北条氏(6)源頼家と母・北条政子の関係と悲運 追加日:2022/02/13 『吾妻鏡』によると、北条政子は息子である2代将軍・源頼家に対して冷酷な母だったとされるが、はたしてそうなのか。また近年、「鎌倉殿の13人」による合議制は頼家の将軍権力を補佐する制度だと考えられるようになったことなどもあり... 源実朝の悲劇で誕生した尼将軍と東国武士による幕府政権 鎌倉殿と北条氏(7)源実朝から北条政子・義時の時代へ 追加日:2022/02/20 3代将軍・源実朝は『金塊和歌集』を編んだ天才歌人として名高いなど文化的イメージが強いだけに「北条氏の傀儡だろう」という説が唱えられたが、事実はそうではなかった。実朝は「将軍親裁」を実行し、それを支えたのが執権・北条義時... 藤原定家『明月記』にも出てくる「和田合戦」とは何か 鎌倉殿と北条氏(8)御家人同士の主導権争いと和田合戦 追加日:2022/02/27 「承久の乱」という大きな歴史の流れに向かう一方、鎌倉幕府内部では北条氏が御家人の中心を占めるための地域紛争が連続していた。梶原景時、畠山重忠などの滅亡後、鎌倉幕府にとっても北条氏にとっても極めて重要な争いとなったのは... 承久の乱…ついに東国武士たちの自立した政権が誕生 鎌倉殿と北条氏(9)承久の乱を経て「武家の時代」へ 追加日:2022/03/06 「武者の世の扉を開いた」一人として、平清盛がなし得なかった「幕府」という組織をつくった源頼朝。その後、源氏三代による「貴種の幕府」が続くが、北条氏の台頭に伴う御家人同士の争いを経て、尼将軍を戴く「東国武士による自立し...
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