編集長が語る!講義の見どころ
「学び方」を学ぶ!(特集&童門冬二先生)【テンミニッツTV】
2021/10/01
いつもありがとうございます。テンミニッツTV編集長の川上です。
学びは人生を豊かにしてくれます。「なるほど!」「こういう仕組みになっていたのか!」「これとこれがつながるのか!」など、目の前に新しい視野が開けていく快感や、ステップアップが実感できる喜びは何事にも変えられないものでもあります。
しかし、その「学び」は、「学び方」を知っていると、さらに深まっていきますし、広がってもいきます。学びの効率も上がりますし、燃えるような「やる気」もかきたてられます。ぜひとも様々な人の知恵に学びたいものです。
本日の特集では、そのような「学び方」について教えてくれる人気講座を集めました。まさに必見特集です。
■本日開始の特集:「学び方」を学ぶ
https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=134&referer=push_mm_feat
学びには方法があり、学び方にはスタイルがあります。大人と学生では学び方が違い、さらに、それは時代によっても変わってくるものです。今回の特集では、大人ならではの学び方と同時に、今の時代ならではの学び方を学びます。
童門冬二:50歳からの学びは「発見」と「総点検」である
柳川範之:学生とは違った「大人の学び」のポイントとは?
曽根泰教/小原雅博:リベラルアーツと「教養」の違いはどこにあるのか
出口治明:「人生を幸福にする発想法」で考えると「人間は猪八戒だ」
■講座のみどころ:「大人の学び」の心得とは(童門冬二先生)
本日ピックアップするのは、童門冬二先生の大人気講座です。もしかすると、すでにご覧になった方も多いかもしれません。しかし断言できますが、この講座は、見れば見るほどに新しい気づきが生まれ、やる気がみなぎってきます。何度も繰り返し見るべき講座の1つです。
もちろん、まだご覧になっていない方は、ぜひこの機会にご覧ください。
◆童門冬二:「50歳からの勉強法」を学ぶ(全6話)
(1)大人の学びの心得三箇条
50歳からの学びは「発見」と「総点検」である
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3383&referer=push_mm_rcm1
講座をご覧いただければ、すぐにおわかりいただけると思いますが、童門先生のお言葉は、胸の奥底に響きます。
『小説 上杉鷹山』をはじめ、童門先生は数多くの書籍をお書きになっていますので、お読みになられた方も多いことでしょう。
童門先生ご自身も1979年に52歳で退職されるまで東京都庁に勤められ、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任されたのち、作家活動に専念されています。なぜ、そのような転進に成功されたのか、また、現在に至るまで現役を貫かれている秘密はどこにあるのか。この講座では、ヒントや智恵がふんだんに語られます。
童門先生は、次のようにおっしゃいます。
《学びを忘れたとき、人は本当の意味で老い始める》
《「終身現役、一生勉強」をモットーに、死を迎える日まで「これでよし」とサヤにおさまることなく、「まだ不足、まだ未熟」と自戒しながら、命を最後の一滴まで燃焼させたい》
90歳を超えてなお活躍される童門先生ならでは「金言」でしょう。逆にいえば、学びつづければ、「終身現役」も可能ということです。童門先生のおっしゃるとおり、ぜひ命を最後の一滴まで燃焼させたいものです。
50歳からの学びのコツとして、童門先生はこのようなこともおっしゃいます。
《学びの種は未知ではなく、むしろ既知の分野に探しなさい》
《不格好であるがゆえに、生きている時間の一滴一滴が尊いものとなる。生きがいや幸福の調味料となる》
《負の要素を調味料として人生を生きるに値するものとする条件が「学び」である》
人生50歳を過ぎてくると、カッコ悪いことも、いくつも通り越してきているものです。しかしそれでもいい。自分が歩んできた道を誠実に見つめ、さらに学んでいけば、それらが人生の調味料になると童門先生はおっしゃるのです。
まさに至言です。このようなお話を聞くと、童門先生のおっしゃる《50歳からの勉強法とは、苦く酸っぱい人生経験をひととおりなめてからの「大人の学び」であるべきである》という言葉が、ますます心に染み込んできます。
50歳を過ぎると、諸々の衰えも気になってくるものです。しかし、それにどう備えるかについての具体的なノウハウも、童門先生は教えてくださいます。
たとえば記憶力について童門先生がおっしゃるのは、《忘れっぱなしにしない》こと、そして、《心の鏡がきれいに保たれていれば、そこに映る像は鮮明で、記憶にも長く深くとどまる》ことです。
具体的にはどういうことか。たとえば童門先生も、講演会などの折に、ふと名前が出てこないことがおありだそうです。
しかしそのときに、ごまかさない。ご講演の途中でも「いま忘れてしまいました。講演の終わりまでに思い出します」と発言され、思い出したら聴衆に伝える。もし思い出せなかったら、「帰路で思い出すかもしれませんので、講演会の事務局に報告します」とおっしゃるというのです。さらに、途中で思い出したとしても、その場で一件落着にせず、あとで資料を見直すなどして、必ず確認をされるそうです。
生涯現役を貫くとは、このような「至誠」の積み重ねなのだ、と心打たれます。もちろんこれらのほかにも珠玉の叡智が満載。必ずや人生が豊かになる講座です。
(※アドレス再掲)
◆特集:「学び方」を学ぶ
https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=134&referer=push_mm_feat
◆童門冬二:「50歳からの勉強法」を学ぶ(1)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3383&referer=push_mm_rcm2
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レッツビギン! 穴埋め問題
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今回は、「睡眠」についての問題です。ではレッツビギン。
お風呂は入眠のタイミングの( )分前ぐらいに入ればいいということです。
さて( )には何が入るでしょう。答えは以下にてご確認ください。
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4157&referer=push_mm_quiz
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編集後記
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今回のメルマガ、いかがでしたか。編集部の加藤です。
さて、本日から10月が始まるということで、先月(9月中に)視聴された講義のなかでよく視聴された講義を3つ紹介いたします。
◆長谷川眞理子:性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT (全4話)
(1)有性生殖と無性生殖
なぜ雄と雌はいるのか、LGBTについて進化生物学から考える
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4130&referer=push_mm_edt
◆猪瀬直樹:カーボンニュートラル革命と日本の未来 (全3話)
(1)EVの普及と日本の現実
カーボンニュートラル革命が今、ビジネス世界で起きている
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4145&referer=push_mm_edt
◆小宮山宏:エネルギー問題と世界の潮流を読む (全2話)
(1)加速する再生可能エネルギー化
10分でわかるエネルギー問題
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4177&referer=push_mm_edt
いずれも9月特集でラインナップされた講義になりますが、現在だけでなく今後の社会について考えるうえで非常に大事な講義ばかりです。
すでにご覧になったという方はもう一度、まだこれからという方はぜひ一度ご視聴ください。
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