編集長が語る!講義の見どころ
【テンミニッツTV】編集長メルマガ、はじめました!
2020/01/22
皆さまこんにちは。
テンミニッツTV編集長の川上です。
平素より、弊サービスをご活用いただき、まことにありがとうございます。
本日より、週1回程度、おすすめの講義について、メールでお報せをいたします。
日頃、ついつい気づかずに見逃してしまっている動画などもあろうかと思います。
皆さまに「ためになる講義」「おもしろい講義」に出合っていただくひとつのきっかけになれば、まことに幸いです。
さて、本日ご紹介するのは、テンミニッツTVではすでにおなじみの東京大学名誉教授・本村凌二先生と、直木賞作家の中村彰彦先生のご対談で、古代ローマと日本の江戸時代の比較を縦横無尽に論じていただいた講義です。
◆本村凌二先生/中村彰彦先生
ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰(1)父祖の遺風
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3105&referer=push_mm_rcm
(全6回のシリーズ講義です)
徳川幕府も古代ローマも「長く続いた」統治機構でした。
徳川幕府が260年もの平和な時代を築いたことは、皆さま知ってのとおり。
「庶民が(当時の世界で比較した場合)世界一幸せだった社会」だともいわれます。
一方、古代ローマも「共和制」が500年も続き、しかも、あれだけ広大な版図を築き上げ、長期間にわたり維持し続けています。
両者とも、世界史上「特筆すべき社会」だったことは間違いないでしょう。果たして、両者に共通するものとは何か。
そのことについて、両先生が語り合った本講義では、両者で想像以上に共通するものが多いことが見えてきます。「父祖の遺風」に代表される精神性の背骨、インフラ整備、庶民を楽しませる工夫、いかに権力の腐敗を防止するか、人材登用の知恵……。
古代ローマも江戸時代も、さまざまな「知」や「文化」が育まれた、とても興味深い時代ですが、そのような社会でありえた理由がよくわかります。
本村先生、中村先生の「知の蓄積」が惜しげもなく飛び交い、知的好奇心が大いに刺激される名講義です。ぜひご覧いただければ幸いです。
<講義ページのURL再掲>
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3105&referer=push_mm_rcm
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編集部からのお知らせ
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編集部の伊藤です。
今回は、テンミニッツTVをちょっと便利にお使いいただく方法をご案内します。
スキマ時間を活用するため、移動中にスマートフォンでご利用になる方も多いと思いますが
満員電車での移動中に動画を見るのはなかなか難しいですよね。
そんな時にお使いいただきたいのが、音声再生機能です。
スマートフォン版だけの機能なのですが、講義視聴ページで
「音声再生」というアイコンを押していただくと、再生・停止のコントローラーが表示されます。
こちらを使って再生すると、音声だけにはなるのですが、スマートフォンの画面をオフにしても再生され続けますので、イヤホンで講義を聴くことができます。
また、バックグラウンド機能のように他のアプリを立ち上げていても聴くことができます。(ただし音がなるアプリとは併用できません)
ちょっとしたスキマ時間を使って、皆さまの興味の幅を広げていただければ幸いです。
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今週の人気講義
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なぜ明智光秀は「本能寺の変」を起こしてしまったのか
小和田哲男(静岡大学名誉教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3147&referer=push_mm_rank
「ローカル5G」によって進んでいく情報通信の民主化
中尾彰宏(東京大学大学院情報学環 教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3149&referer=push_mm_rank
「忍者」は戦後定着した言葉で、実は複数の呼び方があった
高尾善希(三重大学国際忍者研究センター 准教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3154&referer=push_mm_rank
ファーウェイへの禁輸措置がサプライチェーンに与えた影響
島田晴雄(公立大学法人首都大学東京理事長)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3155&referer=push_mm_rank
豊臣家の悲劇こそ「論語なき算盤」の末路だ
田口佳史(東洋思想研究者)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2926&referer=push_mm_rank
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レッツトライ! 10秒クイズ
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「我思う、ゆえに我在り」と言った人がデカルトよりも前にいました。
それは誰でしょう? 答えは下の講義をご覧ください!
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2527&referer=push_mm_quiz
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編集後記
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編集部の加藤です。
穏やかな晴天に恵まれた1月8日、「夢の実現」展を観に代官山(東京都渋谷区)まで行ってきました。
「夢の実現」展とは、レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年ということで、ダ・ヴィンチの絵画・彫刻などのうち未完作品を30点ほど最新技術等で復元した、世界初の試みによる展覧会です。
監修は、ダ・ヴィンチ研究の第一人者でテンミニッツTV講師の池上英洋先生(東京造形大学教授)が務められています。
当日、池上先生にお会いして展覧会の魅力をたっぷりとお聞きしましたが、ダ・ヴィンチの夢と「未完作品を再現したい」という池上先生たちをはじめスタッフの皆さんの夢が見事に重なる素晴らしい展覧会で、いい初夢を見せていただいたな~と、そんな実感を覚えた次第です。
<池上先生の講義リスト>
https://10mtv.jp/pc/content/lecturer_detail.php?lecturer_id=227&referer=push_mm_edt
『ダ・ヴィンチ没後500年 「夢の実現」展』の詳細はHPをご確認ください。
http://leonardo500.jp/
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テンミニッツ・アカデミー編集部