編集長が語る!講義の見どころ
編集部ラジオ「源氏物語」&認知症とは何か/遠藤英俊先生【テンミニッツTV】

2022/07/19

いつもありがとうございます。テンミニッツTV編集長の川上です。
本日は、「編集部ラジオ」と、遠藤英俊先生の「認知症とは何か」の2本を紹介いたします。

(1)編集部ラジオ「林望先生の『源氏物語』講座&興味があることVol.1」

2024年のNHK大河ドラマは、紫式部を主人公とした「光る君へ」だと発表されました。『源氏物語』といえば、「生涯1度は読んでみたいけれど……」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

本日は、林望先生(元東京藝術大学助教授)の講座《『源氏物語』を味わう》についてお話しした「編集部ラジオ」を紹介いたします。

◆編集部ラジオ:2022年7月19日(火)
[7/19]林望先生の『源氏物語』講座&興味があることVol.1
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4550&referer=push_mm_rcm1

本講座は、大河ドラマを意識して収録したのではないのですが、図らずもタイミングが重なるかたちとなりました。

実はこの講座は、とりわけ「動画」の適性に合っています。なにしろ、この講座を視聴するだけで、あたかも自分が『源氏物語』の「原文」をスラスラと味読する感覚を味わえるのです。はたして、なぜか……。

編集部ラジオでは、その理由をお話ししました。この林望先生の『源氏物語』講座の内容についての解説は、あらためてこのメルマガ(おそらく次号)でさせていただきます。

また、編集部ラジオの後半では、沢村俊介様からお寄せいただいた「縄文」講座についてのご要望を紹介させていただいております。

ぜひお聴きください。


(2)認知症を学ぶ:その予防と対策/遠藤英俊先生

認知症。誰もが怖れる病気です。はたして、認知症のメカニズムとはいかなるものなのか。少しでも予防するために、どのようなことが必要なのか。ケアに大切なことは何か。

そのようなことを知っておくことは、とても重要なことだといえるでしょう。

本日は、遠藤英俊先生(元・国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長)の講座を紹介いたします。手遅れになる前に、ぜひとも知っておきたい知識が満載です。

◆遠藤英俊:認知症とは何か(全7話)
(1)疾患の種類と対応
多くの認知症の原因は「脳のゴミ」の蓄積
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2297&referer=push_mm_rcm3

まず遠藤先生は、認知症について、次のように解説くださいます。

《認知症は症候群であるため、総称です。グラフが示すように、病気としてはアルツハイマー病が67パーセントを占めています。次に血管性のものが18パーセント、レビー小体型が約5パーセントと続きます。これに前頭側頭葉変性症を加えた4つの病気が、認知症を考える上では重要だと考えられています》

日常生活で、物忘れをしたり、人の名前が出てこなかったりというのは、つきものです。認知症は、なるべく早く見つけたほうが、対応できて薬も効きやすいといいますが、では、認知症と、加齢による物忘れをどのように見分けたらいいのか。

遠藤先生は次のようにおっしゃいます。

《認知症を理解するには、症状を2つに分けて考える必要があります。1つ目は中核症状で、人格の変化や記憶障害、失望や失認などの神経・精神症状です。2つ目は行動・心理症状(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)で、不安やうつ、暴言、暴力、徘徊なども認知症の症状として考えていいのではないかと思います》

そのうえで、まず、認知症の6割を占めるアルツハイマー病についてご説明くださいます。

認知症の予防薬についての言及もありますが、「ただ、薬ができたときに認知症になってしまっていては間に合わないので、それまでは認知症にならない、という気持ちが大事」というご指摘は、まことにおっしゃるとおりです。

遠藤先生は、さらに次のようなご指摘を次々となさいます。

◆アルツハイマー病は、発症の20年前から予防する必要がある
◆多くの認知症の原因となる「脳のゴミ」とは?
◆認知症の早期発見のために適切な医療機関を見つけ、予備軍のうちに初期症状を見つけることが大切
◆認知症の疾患ごとの特徴的な症状を知る
◆アルツハイマー型認知症の特徴は「生活習慣病との合併症」
◆アルツハイマー型認知症とレピー小体型認知症の治療薬の特徴と効果
◆介護の基本は「パーソンセンタードケア=被介護者を中心とするケア」。つまり、自宅介護中心では難しい
◆認知症患者とのコミュニケーション技法とは
◆症状に合わせたケアの実際
◆認知症ケアの地域サービスをいかに構築するか
◆認知症予防のために有効なこととは
◆生活習慣病の予防は、認知症予防に直結する
◆少量のお酒と運動の効果
◆体と頭を同時に扱う「コグニサイズ」
◆認知症予防に効果がある食事とは
◆集団回想法について

とても盛りだくさんで、しかも、とてもわかりやすい講義です。

詳細は、ぜひ講座本編をご覧ください。自分が認知症にならないためにも、また、認知症の方と正しく向き合うときにも、さらに社会問題として考えるうえでも、きわめてヒントの多い内容です。


(※アドレス再掲)
◆編集部ラジオ:2022年7月19日(火)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4550&referer=push_mm_rcm2

◆遠藤英俊:認知症とは何か(1)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2297&referer=push_mm_rcm4


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☆編集部からのお知らせ
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ここでは来月(8月)のおすすめプログラムを紹介いたします。
8月に配信を予定している特集と講義は以下になります。

<8月の特集ピックアップ>

■AI・量子コンピュータ・巨大テックの未来

・武田俊太郎:10分でわかる「量子コンピュータとは何か」
・長谷川眞理子×松尾豊:知能と身体性は不可分なのか
・柳川範之×松尾豊:AIやディープラーニングによって社会分析の方法が変わる
・マイクロソフトを「公共企業」と語ったビル・ゲイツの実像"

コンピュータのさらなる発展によって、社会はますます大きく変わろうとしている。話題の量子コンピュータとはいかなるものか。AIのインパクトとは。さらに、GAFAMなどの巨大テック企業をめぐる状況はどのようになっているのか。その本質に、深く鋭く迫る。

<8月の配信講義ピックアップ>

◆8月2日(火)配信予定:
武田俊太郎:量子コンピュータの転機となった1990年代の発見とは何か

◆8月6日(土)配信予定:
青島未佳:心理的安全性を阻害する「5つの対人不安」とは

◆8月15日(月)配信予定:
田村潤:「使命観=パーパス」に立脚できないのは自分のエゴのせい

このほかにも注目の特集、講義が続きます。ご期待ください。

なお、今月(7月)の配信予定は以下から確認できます。

<今後の配信予定>
https://10mtv.jp/pc/content/release_schedule.php?referer=push_mm_new_function

最後に。
毎月発行している「プログラムガイド」の無料郵送についてお伝えいたします。

20日までにお申し込みいただければ、翌月より「プログラムガイド」を毎月郵送いたします。
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<プログラムガイド無料郵送のご案内>
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