ウェルビーイングを高めるDE&I
この講義シリーズの第1話
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
なぜ日本の幸福度は低すぎるのか?会社任せで失われる自律性
ウェルビーイングを高めるDE&I(2)人と組織を取り巻く環境変化:後編
青島未佳(一般社団法人チーム力開発研究所 理事)
3.DE&Iとは何か?よくある誤解からポイントを理解する
2026年5月27日配信予定
4.日本は不寛容な国か?完璧主義の弊害とDE&Iを進める必要性
2026年5月27日配信予定

5.無知、無能、邪魔!?…心理的安全性を阻害する5つの要因
2026年6月3日配信予定
6.タイトル未定
2026年6月10日配信予定
7.タイトル未定
2026年6月10日配信予定
8.タイトル未定
2026年6月17日配信予定
9.タイトル未定
2026年6月17日配信予定
講義一覧を見る▼
日本の人的資本は3つの課題を抱えている。エンゲージメント、労働生産性、ジェンダーギャップ、いずれも日本は世界的に低いのだが、その背景には終身雇用等の日本型雇用システムも影響して個人の自律性が損なわれ、幸福度の指標である「人生の自由度」が低下している現状がある。持続的な企業価値向上のためには、ウェルビーイングとパフォーマンスの相関性を重視し、自律性を高めることが不可欠である。その土台としてDE&I、特にダイバーシティに大きな注目が寄せられているのだ。(全9話中第2話)
時間:10分18秒
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年5月20日
≪全文≫

●3つの観点でみる日本の人的資本の現状


 では日本の人的資本の現状がどうなのか、これも少しご紹介をしたいなと思っています。

 日本の人的資本といった観点でいうと、ここで3つデータを挙げています。

 1つ目は従業員のエンゲージメントの国際比較です。ここで見ていただくと、日本は2014年の調査においても6パーセントのエンゲージメントということで、非常に低い値を示していると思っています。これは有名な調査ですが、日本人がこういった調査に比較的控えめに回答するという傾向を踏まえたとしても、エンゲージメントが非常に低くなってしまっているところがあるのではないかと思っています。

 2つ目は労働生産性の低さです。労働生産性といった文脈でいわゆる企業単体の労働生産性と日本全体の労働生産性を考えたとき、文脈はもちろん違いますし、業種によっても変わってくるので、一概に日本の企業単体の労働生産性が低いかというと、そうではない可能性もありますが、トータルで見ていくと、まだまだ高められる余地があるともいえるのではないかと思っています。

 3つ目がジェンダーギャップです。皆さんもご存じかもしれませんが、ジェンダーギャップ指数は118位でした。多分(2025年に)高市早苗さんが首相になられたので、政治のところは比較的もう少し上がってくるのではないかと推察されますけれど、やはり政治・経済といったところでは女性活躍の部分が非常に低いということが挙げられているのではないかと思っています。

 こういった観点で申し上げると、われわれもコンサルをやっている中では、日本の人的価値あるいは人材の付加価値が重要といいながら、まだまだポテンシャルがあるのではないかと思っています。

 この状況をネガティブに捉えるというよりも、人的資本といったものをもっと活性化することができると考えています。


●従業員のウェルビーイング~幸福度の高さとパフォーマンスは相関する


 次が従業員のウェルビーイングの観点です。エンゲージメントとウェルビーイングは近しい概念ですけれど、従業員のウェルビーイングも日本企業もしくは日本の一つの課題であるといわれています。実はウェルビーイングは、前野隆司先生のお話の中でも幸福(度)の高さとパフォーマンスには...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
真理は平凡の中にある
感動した言葉は野球部監督の「あいさつは野球より難しい」
上甲晃
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治

人気の講義ランキングTOP10
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?
宮本弘曉
イラン戦争と終末論(1)イラン戦争の戦略的背景と米国の政策
なぜイラン戦争がこのタイミングなのか?戦略的背景に迫る
東秀敏
編集部ラジオ2026(14)小宮山宏先生:知識の構造化のために
【10min名作探訪】テンミニッツ・アカデミーの意義と発想法
テンミニッツ・アカデミー編集部
ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(1)ロシアの勢力圏構想とNATO拡大
「ハイブリッド戦争」の実像…ロシアが考えていることとは何か?
廣瀬陽子
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓
養田功一郎
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
「逆・タイムマシン経営論」で見抜く思考の罠(3)飛び道具トラップと「文脈剥離」
IT業界で次々に発動される飛び道具トラップのメカニズム
楠木建
知識の構造化のために(1)テンミニッツTVの問題意識
「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握
小宮山宏