ウェルビーイングを高めるDE&I
人材はコストではない!人的資本経営が注目されている背景
ウェルビーイングを高めるDE&I(1)人と組織を取り巻く環境変化:前編
青島未佳(一般社団法人チーム力開発研究所 理事)
2.なぜ日本の幸福度は低すぎるのか?会社任せで失われる自律性
2026年5月20日配信予定
3.DE&Iとは何か?よくある誤解からポイントを理解する
2026年5月27日配信予定
4.日本は不寛容な国か?完璧主義の弊害とDE&Iを進める必要性
2026年5月27日配信予定
4.日本は不寛容な国か?完璧主義の弊害とDE&Iを進める必要性
2026年5月27日配信予定
5.無知、無能、邪魔!?…心理的安全性を阻害する5つの要因
2026年6月3日配信予定
6.タイトル未定
2026年6月10日配信予定
7.タイトル未定
2026年6月10日配信予定
8.タイトル未定
2026年6月17日配信予定
9.タイトル未定
2026年6月17日配信予定
VUCAやBANIと呼ばれる不確実な現代社会において、人と組織を取り巻く環境は激変している。従来のトップダウン型経営では多様化する価値観に対応できないため、現在は部門や企業の垣根を越えたコラボレーションが競争優位の源泉となっている。こうした中、人材をコストではなく「資本」と捉える人的資本経営が重視されている。企業の持続可能性を高めるには、労働生産性の向上に加え、DE&Iを組織の土台として構築し、多様な人材が能力を発揮できる環境を整えることが不可欠である。(全9話中第1話)
時間:7分15秒
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年5月13日
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年5月13日
≪全文≫
●人・組織を取り巻く環境変化における6つのトレンドテーマ
皆さん、こんにちは。KPMGコンサルティングの青島です。
今日はタイトルにあります通り、ウェルビーイング(WellBeing)を高めるDE&Iを心理的安全性の知見より、皆様にご紹介をしたいなと思っています。
それでは、今日こういったアジェンダで皆さんにお話をしていきたいと思っていますが、まず一番最初に「人と組織を取り巻く環境変化」、いわゆる一般的な環境変化がどんなことが起きているのか、ここについてお伝えができたらと思っています。
まず、私は組織人事のコンサルタントをメインでやらせていただいていますが、組織人事を語るにあたって、市場環境だとか、いろんな外的要因、このあたりも非常に大きく関係してくると思っています。今の時代はVUCAもしくはBANIといわれるように、人にとって、非常に不確実性が高い、不透明性が高い、不安の時代となってきている、そういうところが挙げられています。
政治的な要因から申し上げると、第2トランプ政権となって、本当に地政学リスクが高まっています。そうしたところからは、経済に関しても売上が乱高下していくというところで、トランプ政権の関税対策も含めて経済活動における変動性が常態化してしまって、結果的に雇用の安定性に影響を及ぼしているといった点や、いろいろなNPO法人の方からもお話を聞いていると、収入が減ってしまっている、そんなお話もあったりします。
また、日本の大きな課題で申し上げると、人口、価値観、ライフスタイルの変化です。ご存じの通り、これから生産年齢人口が極端に減ってくる時代になってくると、いろいろな企業で人材のTalent for war(人材の獲得競争)が起きてくる。そういうところも課題の一つと思っています。
われわれの時代は「失われた30年」といったことで、いろいろな背景を共有されてきているので、価値観やライフスタイルも20代、30代、40代といったところでは当然かなり変わってきています。そういった意味でも多様性は高まっていると思っています。
4点目がテクノロジーの変化だと思っています。この2、3年で非常にAIが出てきて、私たちの仕...
●人・組織を取り巻く環境変化における6つのトレンドテーマ
皆さん、こんにちは。KPMGコンサルティングの青島です。
今日はタイトルにあります通り、ウェルビーイング(WellBeing)を高めるDE&Iを心理的安全性の知見より、皆様にご紹介をしたいなと思っています。
それでは、今日こういったアジェンダで皆さんにお話をしていきたいと思っていますが、まず一番最初に「人と組織を取り巻く環境変化」、いわゆる一般的な環境変化がどんなことが起きているのか、ここについてお伝えができたらと思っています。
まず、私は組織人事のコンサルタントをメインでやらせていただいていますが、組織人事を語るにあたって、市場環境だとか、いろんな外的要因、このあたりも非常に大きく関係してくると思っています。今の時代はVUCAもしくはBANIといわれるように、人にとって、非常に不確実性が高い、不透明性が高い、不安の時代となってきている、そういうところが挙げられています。
政治的な要因から申し上げると、第2トランプ政権となって、本当に地政学リスクが高まっています。そうしたところからは、経済に関しても売上が乱高下していくというところで、トランプ政権の関税対策も含めて経済活動における変動性が常態化してしまって、結果的に雇用の安定性に影響を及ぼしているといった点や、いろいろなNPO法人の方からもお話を聞いていると、収入が減ってしまっている、そんなお話もあったりします。
また、日本の大きな課題で申し上げると、人口、価値観、ライフスタイルの変化です。ご存じの通り、これから生産年齢人口が極端に減ってくる時代になってくると、いろいろな企業で人材のTalent for war(人材の獲得競争)が起きてくる。そういうところも課題の一つと思っています。
われわれの時代は「失われた30年」といったことで、いろいろな背景を共有されてきているので、価値観やライフスタイルも20代、30代、40代といったところでは当然かなり変わってきています。そういった意味でも多様性は高まっていると思っています。
4点目がテクノロジーの変化だと思っています。この2、3年で非常にAIが出てきて、私たちの仕...