編集長が語る!講義の見どころ
秋に「人間力」を実らせる(令和5年版)/特集&為末大先生【テンミニッツTV】

2023/09/29

いつもありがとうございます。テンミニッツTV編集長の川上達史です。

ようやく涼しくなってきて、秋を実感できるようになりました。

「実りの秋」とよくいわれます。ぜひ自分自身の「人間力」にも「実り多き」ときとしたいもの。

大好評の「人間力」シリーズ、令和5年「秋のセレクション」として、秋ならではの様々なシーンに最適なものを集めてみました。いずれの講義も胸に響いて、すぐに役立つヒントが一杯です。


■特集:秋に「人間力」を実らせる(令和5年版)

https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=212&referer=push_mm_feat

・為末大:集中のスイッチを入れる方法は意識からと身体からの2通り

・田口佳史:『貞観政要』とはいかなる書か?家康は何を学んだのか?

・與那覇潤:小津安二郎映画の「節度ある甘え」…持続可能な甘えとは?

・田村潤:「使命観=パーパス」に立脚できないのは自分のエゴのせい

・黒川伊保子:家族の対話は問題解決型ではなく、「心の対話」をすべし


■講座のみどころ:一流アスリートだからわかる「自分の力を高める方法」(為末大先生)

本日は、為末大さんが「アスリートの透徹した考え方」「アスリートの自分の高め方」について縦横無尽にお話しくださった講義を紹介いたします。

為末さんは、皆さまご存じのとおり、陸上の400メートルハードルで、2001年世界陸上エドモントン大会と2005年世界陸上ヘルシンキ大会で銅メダルを獲得されました。これは、スプリント種目の世界大会で「日本人初のメダル」でした。さらにオリンピックには2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京の3大会連続で出場されています。

為末さんの本講義を視聴すると、「一流のアスリートは、ここまでのことを考えているのか」と、圧倒されます。スプリント種目での初のメダリストである為末さんは、圧倒的に強い海外の選手たちと次々と戦ってきたわけで、その経験に裏打ちされた深い洞察は、胸に響くものばかり。

秋はスポーツ観戦の機会も多くなる時期。また、ご自分でスポーツに取り組む機会もあるかもしれません。この講座を見たか見ないかで、選手たちを見る眼も、スポーツに取り組む心構えも、まったく違ってくるはずです。

さらにスポーツから離れても、一流アスリートの「自分の高め方」は、自分の人生の大きなヒントとなる部分が数多くあります。この講義を視聴したかしなかったかで、もしかすると自分自身の人生も変わるのではないでしょうか。

また、ついつい誰かに話したくなるエピソードも山盛り。見るたびに、胸に響くポイントが変わってくる、珠玉の講座です。

◆為末大:本番に向けた「心と身体の整え方」(全8話)
(1)ディテールにこだわる
集中のスイッチを入れる方法は意識からと身体からの2通り
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3846&referer=push_mm_rcm1

質問に対して、為末さんが的確に次々とお答えになる内容は、まさに圧巻。日頃から深く考えていないと、色々な角度からの質問に対して、ここまで具体的に答えられないはずです(ちなみに、この質問のかなりの部分は、当日のインタビューの流れのなかで生み出された即興的なものです)。

たとえば、第1話で出てくる為末さんのお話しを1つだけご紹介しましょう。

《(本番でベストな力を発揮するために)事前準備である身体の反復に加えて、頭の中に具体的な細かいディテールをイメージしていきます。例えば、観客がどこにいて、自分の母親はどこで見ているか。風がどう吹いているか。ゴールした瞬間にインタビュアーはどこにいるか。何秒後にインタビュアーはこちらに来るか。マイクは何色か。どのタイミングで自分は泣くのか。そういうのを全部やっていきます。身体の動きのシミュレーションはすぐに済むのですが、心の中の、情動の部分、感情がどう動くかということも一緒にイメージをしていきます》

まるで、競技場に立つアスリートの姿まで目に浮かんでくるようなお話です。このような深い洞察に基づいた具体的な方法論や考え方が、以下のような数多くのテーマについて、次々と展開されます。

●本番で力を発揮するために

●試合で崩れるパターン

●集中のスイッチを入れる方法は?

●火事場の馬鹿力はあるのか?

●記録では絶対に負ける格上の相手と戦うときの心の整え方

●「奇声」を上げる観客などに意識が取られた場合は?

●そもそも「ピークを合わせる」とはどういうこと?

●本番のプレッシャーにいかに打ち克つか

●良い自信、悪い自信

●「場数」によって勝ちやすさはどう変わるか?

●どうすれば「大舞台」を楽しめるのか

●「周囲からの期待」との戦い方

●「限界」と「可能性」をいかに見極めるか

●岩盤にぶつかったときの考え方

●プロと素人の「見る目」はどこが違うか?

●「スランプ」の抜け出し方

●「違う刺激を入れてみる」と「迷走」の違い

●コーチと選手の望ましい関係性は?

●「自分の強み」で勝てなくなったときの発想法

●失敗を生かせる人と、潰れてしまう人の違い

世界の第一線での真剣勝負で体得された「考え方」を学ぶのは、なんと贅沢(ぜいたく)なことだろうと、しみじみ実感できる講義です。ぜひご覧ください。


(※アドレス再掲)
◆特集:秋に「人間力」を実らせる(令和5年版)
https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=212&referer=push_mm_feat

◆為末大:本番に向けた「心と身体の整え方」(1)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3846&referer=push_mm_rcm2


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編集部#tanka
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突き抜けたスクラムのためフランスへその武者修行あればこその今

スクラムをいかに突き抜けたものにするか。かつてラグビー・ジュビロの監督を務めた清宮克幸氏は、そのためだけにフランスに遠征したそう。そのような積み重ねで、今があるのですね。(達)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=720&referer=push_mm_tanka