編集長が語る!講義の見どころ
《今を知る》春に「人間力」を高める(令和8年版)/島宗理先生&特集【テンミニッツ・アカデミー】

2026/04/22

いつもありがとうございます。テンミニッツ・アカデミー編集長の川上達史です。

様々な変化が訪れる「春」に、ぜひ自分の人間力を高める講座で学びましょう!

毎年、大人気をいただいております「春の人間力特集」の令和8年版です。今回は「自分を変える一助」になる講義を色々と集めてみました。

まさに今、世界も日本も大転換期に入っています。このような動乱の時代だからこそ、ぜひ自分自身も「良い方向」に変わっていきたいものですが、言うは易く、行なうは難し。ついつい3日坊主になってしまったり、意気込みだけで終わってしまったりしてしまうもの。

そのような時に、大いにヒントになる講義をピックアップしてみました。「この春にこそ」の想いを胸に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


■今を知る講義まとめ:春に「人間力」を高める(令和8年版)

https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=288&referer=push_mm_feat

◆島宗理先生:三日坊主、部屋が片付かない…なぜできないか行動分析学で考える
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2848&referer=push_mm_rcm1

◆柳川範之先生×為末大先生:見方を変える!生き方を変える!そのためのアンラーン
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5409&referer=push_mm_rcm2

◆阿部誠先生:人間はそれほど合理的ではない…行動経済学の本質に迫る
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5362&referer=push_mm_rcm3

◆長谷川眞理子先生:「心と感情」とは何か、行動生態学から考える大事な問題
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4558&referer=push_mm_rcm4

◆山浦一保先生:『寅さんの教育論』――山田洋次監督から学んだ大事な教え
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5157&referer=push_mm_rcm5


■ピックアップ講義:「三日坊主」を克服する行動分析学(島宗理先生)

いろいろ思い立ってはみたものの、「ついつい、三日坊主になってしまって」「どうしても続かなくて」などとなりがちな方もいらっしゃるのではないでしょうか(私自身も耳が痛いところではあります)。

今年こそは……そう思っておられる皆さまにお奨めしたいのが、島宗理先生(法政大学文学部心理学科教授)の「行動分析学」講座です。

まさに、「三日坊主」を克服して、自分自身の行動を改善するためのヒントが満載です。この講座を受講すれば、少し違った自分への道を歩み出せるかもしれません。

人生を変えるきっかけになるかもしれない、とても興味深い内容です。

◆島宗 理先生:人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(全7話)
(1)随伴性
三日坊主、部屋が片付かない…なぜできないか行動分析学で考える
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2848&referer=push_mm_rcm6

まず島宗先生は、「行動分析学」は通常の心理学とは大きな違いがあるとおっしゃいます。「人の行動の理由を、人の心や能力、性格といったもので説明しない」というのです。

たとえば、「部屋を片付けられない」という事実があったときに、「だらしないから」などといった理由では説明しないということです。それはなぜでしょうか。

島宗先生は2つの理由を挙げます。

1つは、片付けられない理由を「だらしない」ことに求めてしまうと、解決法が出てこないから。もう1つは「循環論に陥ってしまうから」です。

「循環論」とは何か。

ひと言でいえば「堂々めぐり」ということです。

「片付けられない」ことを例にすると、「なぜ片付けられないか?→だらしないから→どうしてだらしないのか?→片付いていないから→なぜ片付けられないか?→だらしないから」と、延々と繰り返す思考パターンになってしまうことです。

えてして、できない理由について、「だらしない」「やる気がない」「能力がない」などというように「性格」や「能力」で説明しがちです。しかし、それでは循環論に陥り、問題の解決にならないことが多いといいます。

つまり、「だらしない」などという説明は、一見すると「片付けられない『理由』」を述べているようですが、実のところは「片付いていない『状況』」を言い換えているにすぎないのです。

たしかにおっしゃるとおりです。

そういわれてみると、子どもや家族への小言でも、あるいは仕事における会議や部下指導などでも、延々と堂々めぐりになってしまうのは、まさに「やる気がないから」「だいたい、あなたは○○だから」「だらしがないから」など、「人の心や能力、性格」などを議題してしまっているケースが多いように思われます。

では、どうすればいいのか。

「行動分析学」では、行動を変える要因として「環境」に着目するのです。

たとえば、「片付けられない」ということについていえば、その理由は「スペースがないから」ということが多い。ならば、スペースを増やす努力をすれば問題は解決するはずというのです。たしかに、そのとおりです。

この講義で島宗先生は、行動分析学のさまざまな手法も教えてくださいます。その1つが、ABC分析です。

Aは英語の「Antecedent(できごと)」、Bは「Behavior(行動)」、Cは「Consequence(結果)」。つまり、「どういうときに、どういうことをすると、どうなる」という3つの要素をよく観察してみて考えて書いてみることです。

まずは現状把握として「ベースライン」を測定してみる。現状が把握できたら「介入」してやってみる。それで出てきた結果を、さらに分析検討していくのです。

また、そもそも人間は、なぜ「三日坊主」になってしまうのでしょうか? 

島宗先生は「ちりも積もれば山となる」「天災は忘れた頃にやってくる」という2つの理由を挙げられます。

前者は、成果がすぐには出ないので、やらなくなってしまう事例です。英語の習得でもジョギングでも、まさに「ちりも積もれば」で、長い間やりつづければ結果は出ます。しかし、1回10分だけやってすぐに効果が出るものではありません。すると、ついついやらなくなって……ということにもなりがちでしょう。

後者は、行動と環境の関係性の確率が非常に低く、やらなければと思っていても、ついつい後回しになってしまうことです。つまり、防災グッズを買っておかねばと思いつつ、地震がいつくるかわからないので、買わないままになってしまって……というようなことです。

これらは、誰しも心当たりのあることではないでしょうか。これを避けるためにどうするか……それはぜひ講義の本編をご参照ください。

上記以外にも、「行動分析学」の具体的な手法を、数々ご紹介いただいています。自分自身の日々の行動を変えていって、より満足できる自分になっていくために、大いに参考にしていただける講義です。ぜひご覧ください。


(※アドレス再掲)

■今を知る講義まとめ:春に「人間力」を高める(令和8年版)
https://10mtv.jp/pc/feature/detail.php?id=288&referer=push_mm_feat

◆島宗理先生:人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2848&referer=push_mm_rcm7


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