編集長が語る!講義の見どころ
(10min解説)ユダヤ人救出、奇跡の撤退…名将・樋口季一郎/編集部ラジオ【テンミニッツ・アカデミー】

2026/05/23

いつもありがとうございます。テンミニッツ・アカデミー編集長の川上達史です。

今回の編集部ラジオでは、門田隆将先生と早坂隆先生のご対談講義《昭和の名将・樋口季一郎シリーズ》を紹介します。

昭和の陸軍といえば、多くの方々がマイナスのイメージをお持ちかもしれません。陸軍が議会政治を踏みにじって暴走したために戦争に突入したのだというストーリーが頭にある方も多いことでしょう。

しかしいうまでもなく、実際にはそれほど単純なことではありませんでした。しかも、戦前から戦中の厳しく難しい時代に、毅然として人道を貫き、みごとな決断を下し、自らの本義を全うした人物もいるのです。まさに「昭和の名将」たるゆえんです。

樋口季一郎は、そのような昭和の名将の一人です。一般にはあまり知名度が高くないかもしれませんが、あの困難な時代に「3つの奇跡」を成し遂げた人物でした。

はたして、どのような「奇跡」だったのでしょうか。そして、樋口の人物像とは。

◆編集部ラジオ2026(15)昭和の名将・樋口季一郎
【10min解説】ユダヤ人救出、奇跡の撤退…名将・樋口季一郎
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6254&referer=push_mm_rcm1

樋口季一郎の「3つの奇跡」を列挙してみましょう。

1つめは、欧州での(ことにナチスドイツやスターリンによる)迫害から逃れてきたユダヤ人難民を救出した「オトポール事件」(昭和13年=1938年)。

2つめは、アリューシャン列島・キスカ島の日本軍守備隊5000人余を極秘撤収させ、米軍からも奇跡の作戦と称賛された「キスカ島撤退作戦」(昭和18年=1943年)。

3つめは、日本のポツダム宣言受諾後に千島列島に侵攻してきたソ連軍に断固反撃して痛撃を加えた「占守島の戦い」です。

ユダヤ人救出といえば、外交官であった杉原千畝さんの「命のビザ」が有名ですが、それとは別に多くのユダヤ人を救出した事例があったのです。また、もし戦後の「占守島の戦い」がなければ、北海道までもソ連軍に占領されていたかもしれません(実際にスターリンはその野望を隠そうとしていませんでした)。

しかし、いずれも「決断」も、けっして容易なものではありませんでした。樋口は、全責任をかぶる覚悟で事に臨み、そして自らの信じる道、人道的な決断を実行に移していったのです。さらに樋口自身、司令官の責任を戦後もずっと胸の深くに抱えていました。

また、それぞれの「奇跡」がいかに成し遂げられたのか。そのプロセスも、とても重要です。個々の事例のみならず、全体像やその後日譚までを見ていくことで、樋口の人間性がより明らかになってきます。

理想を口で語るのは簡単ですが、実際に厳しい状況下でそれを貫くのは、まことに困難なことであることはいうまでもありません。なぜ、樋口にはそれができたのか。

今回の講義シリーズでは、ノンフィクション作家の雄である門田隆将先生と早坂隆先生が、樋口季一郎の事跡の経緯から人間性に至るまで詳細にお話しくださっていますが、編集部ラジオで、そのポイントをコンパクトに紹介させていただきました。

今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。


(※アドレス再掲)

◆編集部ラジオ2026(15)昭和の名将・樋口季一郎
【10min解説】ユダヤ人救出、奇跡の撤退…名将・樋口季一郎
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(※今回の「編集部ラジオ」で紹介する講義)

◆門田隆将軍先生×早坂隆先生:昭和の名将・樋口季一郎…ユダヤ人救出編(全5話)
(1)決断と信念のユダヤ人救出
毅然として人道を貫き、命を救う…樋口季一郎のユダヤ人救出
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◆門田隆将軍先生×早坂隆先生:昭和の名将・樋口季一郎…キスカ・占守島編(全4話)
(1)キスカ島撤退作戦
5200人の将兵を救え…米軍も称賛した「キスカ島撤退作戦」の奇跡
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6250&referer=push_mm_rcm4


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