テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録
斎藤成也

斎藤成也

さいとうなるや

国立遺伝学研究所集団遺伝研究室 教授/総合研究大学院大学 教授/東京大学大学院 教授
1957年、福井県生まれ。
国立遺伝学研究所 集団遺伝研究室 教授。
総合研究大学大学院 生命科学研究科 遺伝学専攻 教授、東京大学大学院 理学系研究科生物科学専攻 教授を兼任。
さまざまな生物のゲノムを比較し、人類の進化の謎を探る一方、縄文人など古代DNA解析を進めている。

主な著書に、
『核DNA解析でたどる 日本人の源流』(河出書房新社)
『日本列島人の歴史』(岩波ジュニア新書)
『歴誌主義宣言』(ウェッジ )
『DNAから見た日本人』(ちくま新書)
などがある。

核DNAからさぐる日本のルーツ (全11話)

収録日:2018/09/26
追加日:2019/03/23

人類の祖先による「出アフリカ」は3回あった

核DNAからさぐる日本のルーツ(1)人類の起源と広がり

追加日:2019/03/23
日本に現在住んでいる私たちは、いったいどこからやってきたのか。国立遺伝学研究所教授の斎藤成也氏は、DNAの研究を通して、この問いに挑んでいる。まずは、人類の起源と、彼らがどのようにして日本に来て、他の地域にも広がったのか...

原人・旧人・新人は長い年月をかけて分岐と混血を重ねた

核DNAからさぐる日本のルーツ(2)原人・旧人・新人

追加日:2019/03/26
かつて、世界は現在とは大きく異なり、サフール大陸やスンダランドといった、今では海に沈んだ地域もあった。そこにはどのような人が住んでいたのだろうか。今回は、アフリカから出ていった人々の種類と、どのようにして彼らが混血し...

千島列島や上海からも、日本列島に渡来した可能性がある

核DNAからさぐる日本のルーツ(3)ヤポネシアの範囲

追加日:2019/03/29
日本列島の範囲は一体どこまでなのだろうか。現在の国境は、あくまで戦後につくられたにすぎない。そこで、斎藤成也氏はヤポネシアという概念を提唱する。北は千島列島や樺太から、南は与那国島までの南西諸島をさす範囲であり、この...

DNAではヤマト人と大陸人、アイヌ人とオキナワ人が近い

核DNAからさぐる日本のルーツ(4)二重構造モデル

追加日:2019/03/31
ヤポネシアの人々は、どのようにして遺伝的に形成されてきたのか。その研究に関して、基本的には1980年代以降登場してきた二重構造モデルが支持されており、その中でゲノムデータを用いた方法が登場しているという。今回はその研究の...

遡っていけば、赤の他人でもみんな親戚同士

核DNAからさぐる日本のルーツ(5)核ゲノムのSNPに着目

追加日:2019/04/03
科学の発達により、ミトコンドリアDNAに着目するのではなく、ヒトゲノムを分析する方法が近年、登場し、これによって得られるデータが膨大に増えた。今回は、核ゲノムを用いた新たな研究手法について解説する。(全11話中第5話)

ヒトゲノムを使えば1人の縄文人DNAから祖先がわかる

核DNAからさぐる日本のルーツ(6)二重構造モデルの修正

追加日:2019/04/05
ミトコンドリアやY染色体の特徴は、さかのぼっても一人の祖先のものがそのまま遺伝することにある。これでは情報量が少なすぎてルーツは分からない。そこでヒトゲノムを用いた分析を行ったが、驚くべき結果が出たという。それは何か。...

縄文人と弥生人の混血は古墳時代から始まった

核DNAからさぐる日本のルーツ(7)縄文人と弥生人の混血

追加日:2019/04/07
ヤポネシア人には、縄文人の血を残すアイヌ人とオキナワ人、弥生人の血を引くヤマト人の二重の構造があると、これまで論じられてきた。彼らは、どこで出会ったのだろうか。今回は、古墳時代の東北を取り上げる。(全11話中第7話)

アイヌ人と北京の中国人のゲノムは似ている

核DNAからさぐる日本のルーツ(8)縄文人のゲノムを得る

追加日:2019/04/10
核ゲノムの分析を行うことで、膨大なデータが得られるようになった。斎藤成也氏は、縄文人のゲノムデータを得ることで、東ユーラシア人とヤポネシア人の各集団がどれほど似ているかを分析することに成功した。(全11話中第8話)

縄文人のゲノムの12%が本土日本人に伝わっている

核DNAからさぐる日本のルーツ(9)縄文人の起源

追加日:2019/04/12
旧石器時代と縄文時代は、人間のDNAとしては連続しているということが、最新の研究で分かってきた。研究は現在も進行中だが、どういうことなのか。今回は、系統樹を用いて、ヤポネシア人の集団の関係と、縄文人の起源を検討する。(全...

知られざる出雲と東北の遺伝的類似性

核DNAからさぐる日本のルーツ(10)内なる二重構造

追加日:2019/04/14
日本の遺伝的な類似性について検討すると、やはり近くの地域は似てくる、と考えたくなる。だが、斎藤成也氏によれば、必ずしもそうではないという。例えば、東北は沖縄に似ており、出雲は東北に似ている。一体これは何を意味するのだ...

現代でも日本への「渡来」は続いている

核DNAからさぐる日本のルーツ(11)三段階渡来説

追加日:2019/04/17
現代の日本では、東北と出雲が似ているといった多様なゲノムの傾向が見られる。シリーズ最終話では、ゲノムを用いた新たな研究発見を踏まえ、従来の二重構造モデルでは説明できない、新たな三段階渡来モデルを提唱する。(全11話中第1...

近いテーマの講師一覧

長谷川眞理子

総合研究大学院大学長

藤尾慎一郎

国立歴史民俗博物館 研究部 教授総合研究大学院大学 日本歴史研究専攻 教授

山田康弘

国立歴史民俗博物館 研究部 教授総合研究大学院大学日本歴史研究専攻 専攻長

海部陽介

国立科学博物館 人類研究部人類史研究グループ長

松尾豊

東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター 技術経営戦略学専攻 教授

本村凌二

東京大学名誉教授文学博士

童門冬二

作家

田口佳史

東洋思想研究者

田島木綿子

国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹