テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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由井宏治

由井宏治

ゆいひろはる

東京理科大学理学部第一部化学科 教授
出身:東京都
専攻:物理化学、分析化学、レーザー分光学
略歴:
1995年 東京大学工学部応用化学科 卒業
1999年 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻博士課程 中退
1999年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 助教
2001年 科学技術振興機構 博士研究員
2005年 東京理科大学理学部第一部化学科 講師
2008年 東京理科大学理学部第一部化学科 准教授
2013年 東京理科大学理学部第一部化学科 教授
現在に至る。
研究活動:
日本化学会、日本分析化学会、日本分光学会、高分子学会会員。
2016年アメリカ航空宇宙局NASA-AMES研究所において惑星・生命起源探査に関する在外研究。
2016年11月~2021年3月まで東京理科大学総合研究院ウォーターフロンティアサイエンス&テクノロジー研究センター長。
レーザー分光学/分析化学的手法を用いた、物質・材料の表面・界面・ナノスペースにおける水の関与する分子構造・物性発現・化学反応の研究に従事。
2005年日本分光学会奨励賞、2006年日本分析化学会奨励賞、2013年堀場雅夫賞を受賞。
著書「化学熱力学入門」(オーム社)他。
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教養としてのナノテクノロジー (全10話)

松本洋一郎/山本貴博/由井宏治/元祐昌廣
収録日:2021/03/29
追加日:2021/07/22

人類に課せられたナノテクノロジーの使命と教養の重要性

教養としてのナノテクノロジー(1)科学における教養とは何か<前編>

追加日:2021/07/22
ナノテクノロジーの発明によって、人類は自由自在に物質をつくり出したり、その性質を変えることが可能になりつつある。これまでにないほど高度な技術を手に入れようとしている今だからこそ、科学における教養の重要性を考えることが...

水はナノの世界から理解していかなければいけない命題

教養としてのナノテクノロジー(2)科学における教養とは何か<中編>

追加日:2021/07/29
無限の可能性を秘めたナノテクノロジーは、学問体系をも再構成するほどの力を持っている。なぜなら、そこでは特定の分野を超えて物事を考えていくことが求められるからだ。その好例になるのが、「水」である。われわれにとって最も身...

ナノテクノロジーを利用する際に求められること

教養としてのナノテクノロジー(3)科学における教養とは何か<後編>

追加日:2021/08/05
「ナノテクノロジーというすごい技術を手に入れてしまったのだから、教養が必要だ」ということで、重要になってくるのはナノテクノロジーを実際に利用する際、何が求められるのかということだ。そこで、各講師にそれぞれ工学、物理学...

ナノテクノロジーを制する者は世界を制する

教養としてのナノテクノロジー(4)ナノテクノロジーとは何か<前編>

追加日:2021/08/12
最近よく耳にする「ナノテクノロジー」だが、そもそもそれは一体どのような技術のことなのか。クリントン元米国大統領が掲げた「国家ナノテクノロジーイニシアティブ」の計画と目標に着目し、アメリカと日本におけるナノテクノロジー...

燃料電池車、がんの治療などで活用されるナノテクノロジー

教養としてのナノテクノロジー(5)ナノテクノロジーとは何か<後編>

追加日:2021/08/19
国家ナノテクノロジーイニシアティブでは、ナノスケールで生じる現象やプロセスの根本的理解から社会的側面まで、7つのプログラムが構成されている。これに合わせて日本でもいろいろと動き出しているが、こうした世界的な動きの背景に...

ノーベル賞を共同受賞した「マルチスケール解析」とは何か

教養としてのナノテクノロジー(6)マルチスケール解析と応用<前編>

追加日:2021/08/26
2013年にノーベル化学賞を共同受賞した「マルチスケール解析」。量子力学と古典力学を融合させるこの解析を可能にしたのもスーパーコンピュータ「京」の登場、つまりテクノロジーの進化である。異なるスケール間を接続するためのマル...

マルチスケール解析を使うとどんなことが分かるのか

教養としてのナノテクノロジー(7)マルチスケール解析と応用<後編>

追加日:2021/09/02
マルチスケール解析を使ってどのようなことが分かるのか。水分子の散乱から気泡のマルチスケール構造まで、豊富な応用例をもとにマルチスケール解析の使い方を解説していく。こうした事例から分かるのは、異なるスケール間の現象をつ...

熱を電気に変える新素材「カーボンナノチューブ」とは何か

教養としてのナノテクノロジー(8)ナノの力で熱を電気に変える

追加日:2021/09/09
身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながれるIoT時代の到来は、私たちにこれまでにない便利な生活をもたらしてくれる。しかし、それは同時に膨大な量のセンサーや電気エネルギーを必要とするものでもある。そこで注目されるの...

水滴にみる表面張力の分子起源とその制御について考える

教養としてのナノテクノロジー(9)水とナノテクノロジーの関係

追加日:2021/09/16
地球を地球たらしめるもの、それが「水」である。水は他の物質と比較してもその性質は特異だ。その理由は、水の熱的性質と強力な表面張力にある。前者はナノスケールで起こる「水素結合」、後者はナノスケールでの制御である「界面活...

マルチスケールエンジニアリングによる安心で安全な未来

教養としてのナノテクノロジー(10)界面現象とマイクロ流体システム

追加日:2021/09/23
ナノメートルスケールの発見をメートルサイズスケールの人間の生活に役立てるには、実用に供するデバイスをつくり出す必要がある。近年、マイクロ流体システムを使用したデバイスの開発により、医療効率が格段に上がることが予想され...

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松本洋一郎

東京大学名誉教授外務大臣科学技術顧問

山本貴博

東京理科大学理学第一部 物理学科 教授

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東京電力パワーグリッド株式会社取締役副社長執行役員最高技術責任者スマートレジリエンスネットワーク代表幹事

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東京大学名誉教授東京大学EMP(エグゼクティブ マネジメント プログラム)エグゼクティブ・ディレクター

岡朋治

慶應義塾大学理工学部物理学科教授