『古事記』に表れている日本の“日本性”とは何か
日本文化を学び直す(5)『古事記』の研究とムスビ
日本を理解するには本居宣長が研究した『古事記』をしっかりと読むことが重要だと田口佳史氏は言う。『古事記』の冒頭では、国の根本となる神の存在が書かれ、次いで “ムスビノカミ”が登場する。この“ムスビ”こそが、日本の創造...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/10/14
生と死の往来…助けられながら達成する最弱にして最強の神
大国主神に学ぶ日本人の生き方(3)一番弱いが、一番強い
大国主神はいったいどのような神様だったのか。出雲系の神々の1人である大国主神は、神話の中でどのような位置づけだったのか。「一番弱いけれども、一番強い」と鎌田氏は評する。また、生と死を行き来して、死からも力を得る神...
収録日:2023/08/08
追加日:2023/12/24
日本のものづくりにつながる田んぼでの「神との共作」
日本文化を学び直す(6)神と共にある日本
日本は独自の産み出す力を古代より有しているのだが、その象徴となるのが美しい田んぼである。田んぼは神との共作の場であり、だからこそ人々は実りを得ると「あえのこと」という供食の祭りで神をもてなしてきた。このような神...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/10/21
『古事記』『日本書紀』のスサノオの位置づけと重要性
世界神話の中の古事記・日本書紀(4)スサノオの重要性
『古事記』『日本書紀』を細かくみていくと、どのような違いがあるのだろうか。『古事記』は国生み、国づくり、国譲り、国治めという流れで、いわゆる国家ができあがる物語だ。そうした物語の大きな流れは、『日本書紀』もおお...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/04/24