藤原氏は『古事記』をサポートする家だったのではないか
世界神話の中の古事記・日本書紀(7)国家の正統性はどこにあるのか
『古事記』と『日本書紀』の違いの1つは、国譲りの記述にあると鎌田氏は言う。『古事記』では国譲りで壮大な物語が描かれ、『日本書紀』では非常にあっさりとした記述に留まる。その理由はいったい何だろうか。一国の歴史を考え...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/19
和歌における序詞の役割と意味は「呪文」?
和歌のレトリック~技法と鑑賞(2)序詞:その2
和歌の中で序詞はどのような役割を担っているのだろうか。渡部泰明氏は、和歌における呪文としての役割を提唱する。呪文とはいったいどういうことなのか。前話に続き、序詞について解説する。(全12話中第4話)
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/23
「三部の本書」と『古語拾遺』の特徴と面白さに迫る
世界神話の中の古事記・日本書紀(9)四書四様の面白さ
長らく『日本書紀』が国家の公式文書であった一方、『古事記』が注目されるようになったのは江戸時代、本居宣長によってであるとされている。だが、『古事記』も『日本書紀』も、それ以前にも読まれていたのではないかと語る鎌...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/06/02
「まれびと」とは何か?折口信夫が考えた日本文化の根源
折口信夫が語った日本文化の核心(1)「まれびと」と日本の「おもてなし」
折口信夫の学問は、大きな見取り図のようなものがあり、それが円を描いているのが特徴である。その学問は、あらゆる文化の根源を「生活」に置いている。例えば「もてなす」という文化は、お祭りが「常世」から来る「まれびと」...
収録日:2022/09/13
追加日:2022/12/26