編集長が語る!講義の見どころ
リベラルアーツと「教養」の違いはどこにあるのか(テンミニッツTVメルマガ)

2020/04/22

皆さまこんにちは。
テンミニッツTV編集長の川上達史です。

先週のメールで堀江重郎先生の講義を紹介させていただきましたが、堀江先生から「Stay safeがStay activeになりますように」とのメッセージをいただきました。

本当にこの状況に負けないで、知力も体力も磨きたいものです(堀江先生の講義にもあるように、免疫力を高めるビタミンDの生成のためには陽に当たることも重要です!)。

テンミニッツTV会員の皆さまにはぜひ、弊メディアを有効にご活用いただきたく存じますが、本日はそのヒントとしまして、曽根泰教先生と小原雅博先生に「リベラルアーツと教養」についてお話しいただきました講義を紹介いたします。

◆曽根泰教×小原雅博:激動の世界情勢を読む(12)質疑応答編
リベラルアーツと「教養」の違いはどこにあるのか
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3283&referer=push_mm_rcm1

これは、2月に行われたテンミニッツTV講演会でお話しいただいた内容ですが、ご来場いただいた皆さまからの質問に答えて、「リベラルアーツと教養」について、その核心を教えていただいたものです。

曽根先生は、リベラルアーツを学ぶことでいちばん重要なのは、「質問が出せるか、答えをどうやって組み立てるか」だとおっしゃいます。

学問の初級、中級、上級をマスターしなければ問いや答えが立てられないということではいけない。では、どうすればできるようになるのか。そのヒントを曽根先生は教えてくださいます。

また、「リベラルアーツ」と「教養」の違いについても、曽根先生はご解説くださっています。

一方、小原先生は、スマホやPCで検索すればどんな情報でも出てくる時代に必要な「リベラルアーツ」のあり方について言及されます。

1つのヒントは、「whyやhowをもっと考える」こと。そしてその重要なとっかかりが「歴史」だとおっしゃるのです。

「学ぶ」ということについて、大いに考えが深まる講義です。ぜひご覧くださいませ。

(※アドレス再掲)
◆曽根泰教×小原雅博:リベラルアーツと「教養」の違いはどこにあるのか
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3283&referer=push_mm_rcm2


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今週の人気講義
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新型コロナウイルス、世界の感染状況の分析
堀江重郎(順天堂大学医学部大学院医学研究科 教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3320&referer=push_mm_rank

ウイルスの抑え込みと経済の正常化はトレードオフの関係
小原雅博(東京大学大学院 法学政治学研究科 教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3325&referer=push_mm_rank

公約に掲げた経済政策を実現させるトランプ大統領の危うさ
島田晴雄(東京都立大学理事長)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3306&referer=push_mm_rank

きわめて特異的な「ウイルスと宿主の関係」
長谷川眞理子(総合研究大学院大学長)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3240&referer=push_mm_rank

新型コロナウイルス対策のポイントは?
橋本英樹(東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 保険社会行動学分野 教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3300&referer=push_mm_rank

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レッツトライ! 10秒クイズ
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「歴史(日本史)」ジャンルのクイズです。
江戸で焼死者10万人以上といわれる明暦の大火(1657年)の時、幕府の米蔵を開放するなど庶民救済のために臨機の政治を行ったのは、徳川2代将軍・秀忠の庶子である〇〇〇〇?
答えは下の講義でご確認ください。
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=409&referer=push_mm_quiz

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編集後記
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編集部の加藤です。
今週の編集長おすすめ講義の重要なキーワード「学び」について、皆さんにご紹介したい講義があります。
それは、デカルトをはじめフランス哲学がご専門の津崎良典先生(筑波大学人文社会系准教授)が「学びのための本」を紹介している講義です。
どんな本を薦めているかというと、世界的に有名なファッションデザイナー三宅一生のコレクションを、アメリカの写真家アーヴィング・ペンが撮りためたものとのこと。
なぜこの本が「学びのための本」なのでしょうか。その理由について、津崎先生は「デザイン」という言葉の語源を紐解きながら解説しています。新しいものの見方・考え方への示唆を与えてくれる、とても興味深いお話なので、ぜひご視聴ください。

<ご紹介した津崎良典先生の講義はこちら>
私のおすすめ本~「学ぶことを学ぶ」ために~(津崎良典)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2563&referer=push_mm_edt