編集長が語る!講義の見どころ
テンミニッツTVで「知の構造化」をしていく意義とは/小宮山宏先生【テンミニッツTV】

2023/09/19

いつもありがとうございます。テンミニッツTV編集長の川上達史です。

9月も下旬にさしかかりました。厳しい残暑が続きましたが、あと3カ月もすれば年末です。本当に「光陰矢の如し」だとしみじみ感じます。

さて今回は、あらためまして「知の構造化」の意義について、テンミニッツTV座長である小宮山宏先生(東京大学第28代総長)にお話しいただいた講義をご紹介いたします。

このなかで小宮山先生は、Webに知識を蓄積し、学びに活用することの意味を明解にお示しくださいます。

テンミニッツTVの意義と活用法をご理解いただくのに最適な講義ですので、ぜひご覧いただければ幸いです。

◆小宮山宏先生:知識の構造化のために(全5話)
(1)テンミニッツTVの問題意識
「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2885&referer=push_mm_rcm1

皆さま方のなかには、「知識の爆発」という言葉をお聞きになったことがある方も多くいらっしゃると思います。ひと言でいえば、「知識量が膨大に増えていること」を意味します。

小宮山先生は、「光合成に関する知識だけでも、この100年で1000倍~1万倍に増えている」という例を出します。

小宮山先生は、「このような時代には、ある程度、全体像をみんなが共有しないと前に進めない」とおっしゃいます。では、その膨大な全体像をいかに把握すればよいのでしょうか。

ここで小宮山先生が強調されるのが、各分野について「この人は大丈夫」という「信頼できる専門家」に話を聞くのがいちばんだ、ということです。

各分野についてですから、100人~1000人の規模で、信頼できる専門家とのつながりがなくてはいけないでしょう。そのくらいの規模の、専門的な知的基盤があれば、多くの物事の全体像が見えやすくなるということです。

実は、それをデジタルで実現しようとしているのがテンミニッツTVなのです。このようなあり方を「知的耳学問のデジタル化」と、小宮山先生はおっしゃいます。

また、続けて小宮山先生は、「前提を疑う」ことの必要性も指摘されます。

◆小宮山宏先生:知識の構造化のために(2)専門分野の「前提」を疑え
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2886&referer=push_mm_rcm3

小宮山先生は、その事例として阪神淡路大震災や、原発事故を挙げておられます。その折に、崩れないはずの高速道路が崩れ、起きないはずの原発事故が起きたではないか、と。

なぜ、そのようなことが起きてしまったのか。小宮山先生は、専門家は「問題の具体的な細部」については間違えないことが多いが、「そもそもの議論の前提」で間違える危険性があると強調されます。

だからこそ、「素人が専門家の領域を本気で議論する」ことが重要だというのですが、果たして、それはどういうことでしょうか?

また、小宮山先生は第3話以降で、「議論」を活性化させる意味、さらに縦割りの弊害を「知」の力で克服していく道についても、お話しくださいますが、その内容とは……?

それらについても、ぜひ講義本編をご参照ください。

ご参考までに、この講義シリーズの全タイトルも下記、紹介いたします。

(1)テンミニッツTVの問題意識――「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握

(2)専門分野の「前提」を疑え――テンミニッツTVは知的耳学問をデジタル化するイノベーション

(3)教育と研究の新しい理念――他分野とのインターフェイスを作り、相互成長の活性化へ

(4)学生の重要な役割――日本に欠けているのは議論文化である

(5)テンミニッツTVが担う今後の役割――日本の課題を解決し、活性化させるために有効なツール

小宮山先生は日本の知的空間の問題点を鋭く指摘したうえで、「実践知」や「横断的な知見」を培うための「テンミニッツTV」の考え方について語っておられます。引き続き、テンミニッツTVをご活用いただくベースとして、ぜひご覧いただければ幸いです。


(※アドレス再掲)
◆小宮山宏先生:知識の構造化のために(1)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2885&referer=push_mm_rcm2


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https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=4887&referer=push_mm_tanka