生成AI「Round 2」への向き合い方
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
劇的に時短!企画書、議事録、資料管理…Copilot活用法
生成AI「Round 2」への向き合い方(6)生成AIとともに働くCopilot活用法
渡辺宣彦(コグニザントジャパン株式会社代表取締役社長CEO)
さまざまな業務領域を想定して開発されたMicrosoft Copilot。その具体的な活用事例を、みていく今回だが、製品をクライアントに売り込む営業職において、Copilotはそのスタンバイからフィードバックまでを総合的にサポートする。「使う」のではなく「一緒に」仕事をするパートナーとしてのCopilotの活用法を解説する。(全10話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10分21秒
収録日:2024年11月5日
追加日:2025年1月28日
≪全文≫

●下準備から振り返りまで:営業職でのCopilotの利用イメージ


渡辺 そのようなことで、Copilotとひと言でいっても、かなりスコープが広がってきているというのがポイントなのかなと思います。

渡辺 利用イメージですので、実際にどんな感じに使うのかというのを書いてみました。

 こちら(のスライド)は「ソリューション営業職」と書きました。当社もお客様、ユーザー企業にソリューションを提供する仕事をやっているので、こういう営業活動をやっている人間はたくさんいますけれど、昨今はシステムの仕事に限らず、コンサル営業とかという言い方をしますよね。なので、あらゆる製品において、お客様の戦略や、業務側面のニーズのようなものをしっかり捉えて、そこに対して建設的な提案を行って商談を作っていくという営業活動をやられている方は多いと思うのです。

 こういう仕事をやられている方がCopilotを使うとどうなるのか、というようなところを、少しイメージ出ししてみました。1、2、3、4、5、6、7、8と進むわけですが、お客様からいただいたフィードバックであるとかがたくさん来ると思うので、Copilotを使って、そのサマリーをやったりだとか、これまでのそのお客様とのやりとりに照らして、どれが優先度、緊急性が高いのかということのプライオリティリストのようなものを作って、リストアップしてもらうというようなことをできるのではないかということです。

 それから、先ほど申し上げたように、お客様の背景にあるような最新情報であったりだとか、競合はどういうものを出してきているのかといったようなあたりのリサーチをCopilotに頼んでやります。これは、人間がやると非常に時間がかかるような作業でも、Copilotは秒の単位で実行することができますから、非常に効率化できるのではないかと思います。

 それから、これがコアの業務になるのかなと思うのですが、このお客様に対してどういう戦略で、どういう提案を行うのがいいですかといったようなアイデア出しです。まさにこういうところで壁打ちのようなことが役に立つのではないかなと思います。

 というのは、Copilotが自動的に出してきたものだけで全てが完了するということはおそらくないと思うので、何かを出してもらって、それに対して自分はこう思うといったようなことをフィー...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム
鈴木宏昭
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
イノベーションの本質を考える(1)イノベーションの定義
イノベーションの定義はパフォーマンスの次元が変わること
楠木建
マザーテレサとの出会い
人生を変えたマザーテレサの言葉…あの人たちはキリストだ
上甲晃
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
田口佳史
ストーリーとしての競争戦略(1)当たり前の重要さ
柳井正氏の年度方針「儲ける」は商売の本筋
楠木建

人気の講義ランキングTOP10
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
橋爪大三郎
内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害
ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害
島田晴雄
プロジェクトマネジメントの基本(1)国際標準とプロジェクトの定義
プロジェクトマネジメントとは?国際標準から考える特性
大塚有希子
歴史の探り方、活かし方(7)史料の真贋を見極めるために
質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?
中村彰彦
熟睡できる環境・習慣とは(2)酒、コーヒー、ブルーライトは悪者か
ブルーライトは悪者か?近年分かった「第3の眼」との関係
西野精治
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴
習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍
小原雅博
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
鎌田東二
経験学習を促すリーダーシップ(3)成功の再現性と教え上手の指導法
教え上手の指導法に学ぶ!成功の再現性を高める4ステップ
松尾睦
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化
デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題
齋藤純一