●あらゆる業務領域で活用できるCopilot
渡辺 それでは続いてAI活用のイメージ、どのように使うのかというところを、できる限り具体的にお伝えできればなと思います。
―― これは、まさに各企業さんの事例ですね。
渡辺 企業であったり、いろいろな組織です。学校とか、そういうものであってもいいと思いますけれど、実際にどう使うのかという事例の前段階でしょうか。こんな使い方をイメージして、私たちはAIを提供していますよというお話ができればと思っています。
渡辺 先程来、Copilotのことをいっているのですけれど、あらゆる業務領域で使えますよといっています。M365、あるいはOffice製品というと、いわゆるホワイトカラーの方、最近だったら学生さんでも、幅広くお使いになると思うのですけれど、そのCopilotだけではないというのがここのポイントになってくるのです。
こちらの画像(スライド)で今お示ししているように、例えば企業をイメージしていただくといいでしょうか。コールセンター、営業の方、ファイナンス部門、マーケティング部門、人事、情報セキュリティの担当の方、システム開発の方、いろいろな役割の方がいらっしゃると思うのですけれど、それにフィットするような形でCopilotを提供していきますよというのがここのポイントです。少しイメージが湧かないかと思うので、先に進めさせていただいて、そのあたりをご説明させてください。
―― お願いします。
●日々蓄積されるデータを直接読み込み活用するM365 Copilot
渡辺 そもそも前段階として、ChatGPTとCopilotはどう違うのかという疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないかなと想像するので、ご説明します。
ChatGPTをお使いになっている方は多いかなと思いますけれど、これはあくまでもOpenAI社が提供しているものです。一般のユーザーの方のものもあり、個人ユーザー向けのものもありますし、エンタープライズ向けのものもあると聞いています。
これと似たものをマイクロソフトも提供していて、Microsoft Copilotといっていますけれど、ブラウザ上でチャットのような形で、あるいはスマホアプリでも使えますので、スマホアプリの形でもお使いいただくこ...