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Copilotの提供方法を紹介~一般向けから業務特化型まで

生成AI「Round 2」への向き合い方(5)生成AIの活用イメージ

渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長
概要・テキスト
日々進化する生成AIテクノロジーは、実際の私たちの生活や仕事の現場でどのように活用されていくのだろうか。幅広い業務領域での活用が見込まれるMicrosoft Copilotの多様な提供方法を中心に、生成AIの活用イメージを解説する。(全10話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10:15
収録日:2024/11/05
追加日:2025/01/21
キーワード:
≪全文≫

●あらゆる業務領域で活用できるCopilot


渡辺 それでは続いてAI活用のイメージ、どのように使うのかというところを、できる限り具体的にお伝えできればなと思います。

―― これは、まさに各企業さんの事例ですね。

渡辺 企業であったり、いろいろな組織です。学校とか、そういうものであってもいいと思いますけれど、実際にどう使うのかという事例の前段階でしょうか。こんな使い方をイメージして、私たちはAIを提供していますよというお話ができればと思っています。

渡辺 先程来、Copilotのことをいっているのですけれど、あらゆる業務領域で使えますよといっています。M365、あるいはOffice製品というと、いわゆるホワイトカラーの方、最近だったら学生さんでも、幅広くお使いになると思うのですけれど、そのCopilotだけではないというのがここのポイントになってくるのです。

 こちらの画像(スライド)で今お示ししているように、例えば企業をイメージしていただくといいでしょうか。コールセンター、営業の方、ファイナンス部門、マーケティング部門、人事、情報セキュリティの担当の方、システム開発の方、いろいろな役割の方がいらっしゃると思うのですけれど、それにフィットするような形でCopilotを提供していきますよというのがここのポイントです。少しイメージが湧かないかと思うので、先に進めさせていただいて、そのあたりをご説明させてください。

―― お願いします。


●日々蓄積されるデータを直接読み込み活用するM365 Copilot


渡辺 そもそも前段階として、ChatGPTとCopilotはどう違うのかという疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないかなと想像するので、ご説明します。

 ChatGPTをお使いになっている方は多いかなと思いますけれど、これはあくまでもOpenAI社が提供しているものです。一般のユーザーの方のものもあり、個人ユーザー向けのものもありますし、エンタープライズ向けのものもあると聞いています。

 これと似たものをマイクロソフトも提供していて、Microsoft Copilotといっていますけれど、ブラウザ上でチャットのような形で、あるいはスマホアプリでも使えますので、スマホアプリの形でもお使いいただくこ...
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