編集長が語る!講義の見どころ
熟睡できる習慣や環境は?西野精治先生に学ぶ眠りの本質/編集部ラジオ【テンミニッツ・アカデミー】

2025/12/11

いつもありがとうございます。テンミニッツ・アカデミー編集長の川上達史です。

テンミニッツ・アカデミーでも睡眠にまつわる講義は数多くのご視聴をいただいております。それだけ、自分が熟睡できているか不安を持っている人が多いということでしょう。

今回の編集部ラジオでは、テンミニッツ・アカデミーで様々な角度から「睡眠」についてお話しいただいている西野精治先生(スタンフォード大学医学部精神科教授)の《熟睡できる環境・習慣とは (全4話)》講義を紹介しました。

◆編集部ラジオ2025(30)西野精治先生に学ぶ「熟睡の習慣」
熟睡できる習慣や環境は?西野精治先生に学ぶ眠りの本質
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6065&referer=push_mm_rcm1

西野先生が語る睡眠の効用は、「休息」「眠気の放出」「免疫増強」「脳の老廃物除去」「記憶の定着」など。これが十全に発揮されるには、最初の深い睡眠が重要となります。そしてむしろ明け方は、睡眠をとりながら起きる準備の睡眠活動となります。そういう睡眠をとれれば休息も取れて、すっきり起きられて、頭もボーッとしないということになります。

西野先生は、「非常に大事なのは『睡眠は非常にフラジャイル(fragile)=壊れやすい』ことだ」とおっしゃいます。そのためにも、やはり睡眠についての知識は重要となります。

では、眠りを壊すものは何か……。

とはいえ、ここで考えておくべきは、そのような睡眠知識にとらわれすぎてもいけないということです。気になれば気になるほど眠れなくなるというのは、多くの人が実感していることでしょう。

さらに西野先生は、「睡眠の話をすると、いつも若いときの自分と比べる人が多いが、それは間違い」だとおっしゃいます。たとえば、50歳~60歳以上の人であれば、若いころと比べて眠りの質が落ちるのは当たり前といえば当たり前。年齢とともに睡眠は変わっていくものです。

西野先生は「正しい知識を学んだうえで、それを意識しすぎるのではなく、自分自身のポジティブルーティーンを見つけていくことが大事」とおっしゃいます。

では、このあたりのバランスをどう考えればいいのか、今回の編集部ラジオでは、そのポイントについてもお話ししました。ぜひ講義視聴のご参考にしていただければ幸いです。


(※アドレス再掲)
◆編集部ラジオ2025(30)西野精治先生に学ぶ「熟睡の習慣」
熟睡できる習慣や環境は?西野精治先生に学ぶ眠りの本質
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6065&referer=push_mm_rcm2


(※今回の「編集部ラジオ」で紹介する講義)

◆西野精治:熟睡できる環境・習慣とは(全4話)
(1)熟睡のための条件と認知行動療法
熟睡のために――自分にあった「理想的睡眠」の見つけ方
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=6023&referer=push_mm_rcm3

■西野精治先生の講師ページ
https://10mtv.jp/pc/content/lecturer_detail.php?lecturer_id=288&referer=push_mm_rcm4