令和8年(2026年)7月17日に「皇室典範改正」法案が国会で成立しました。いうまでもなく、これは本来「静謐な環境」で議論すべきものです。そのため、国会で何年にもわたり議論が重ねられてきました。
ところがこの法案成立に前後して、一部政治家とメディアが大騒ぎをしました。曰く、「拙速である」「政府によるだまし討ちである」……。さらに、意図的にか「女性天皇」と「女系天皇」を混同して議論をするような動きもありましたし、なかには天皇陛下のご意図を勝手に臆断して「天皇陛下が『ご懸念』を示されている」などと言い募る声までありました。
なぜ、このような「空気」になってしまったのか。今回の編集部ラジオでは、そのことについて片山杜秀先生の《天皇のあり方と近代日本》講義の第4話で語られた『三島由紀夫vs.東大全共闘――美と共同体と東大闘争』を軸とした話、さらに兵藤裕己先生の《『太平記』に学ぶ激動期の生き方》講義をひもときつつ考えてみました。
「どう理解すべきかわからぬ言説」「根拠もわからぬ浮ついた議論」が流布されるなかでは、やはり歴史をさかのぼって考えてみると、いろいろなことに気づけることが多いものです。今回の編集部ラジオも、講義視聴のご参考にご活用いただければ幸いです。
この講義シリーズは第2話まで
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