人生100年時代の「ライフシフト概論」
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「終身知創」が必要なのに…時代に逆行する日本人の実態
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80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法
人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
徳岡晃一郎(株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO/多摩大学大学院名誉教授・特任教授)
人生100年時代は「VUCAの時代」といわれる。世の中が変化し、不透明で今までどおりにはいかない大変な時代ということだが、そのような中、長くなった人生を豊かに生き抜くためには、どのような準備とマインドが必要なのだろうか。そこで必要となるのは、長くなる現役時代をどのように過ごすかの戦略だ。そのときキーワードとなるのは「アップデート」である。(全9話中第1話)
時間:15分02秒
収録日:2022年6月15日
追加日:2022年9月10日
≪全文≫

●「VUCAの時代」、3つの大きな流れがある


 皆さん、こんにちは。ライフシフト大学の徳岡晃一郎と申します。

 これから「ライフシフト概論」というテーマでお話をしていきます。人生100年時代、皆さんのキャリアをどのように作っていくのかというご自身のテーマでもありますし、マネジャー等をされている人は、そういった世界の中で部下たちをどう育成していくのかということがテーマになってきます。ぜひ、いろいろと学んでいただければと思います。

 今回は、その1ということで「人生100年時代のインパクト」について、まずお話をしたいと思います。

 現在は「VUCAの時代」といわれています。皆さん、ご存じでしょうか。“Volatility”“Uncertainty”“Complexity”“Ambiguity”ということで、頭文字を取って「VUCA(ヴーカ)」と読みます。世の中が非常に変化していて、かつ不透明で、あいまいで、何が正しいことなのかもよく分からない。基本的に今までどおりにはいかないということで、意思決定をするにしても非常に大変な時代になってきているわけです。

 そのような中、ここにも少し書いたように、いろいろなことが起きてきているわけです。

 特に直近でわれわれに関わってくる大きな流れは3つあると思っています。1つ目が人生100年&人口減少。それから、人工知能革命とDX(デジタルトランスフォーメーション)。3つ目がポストコロナの新常態ということです。これらについて、簡単にお話をしたいと思います。


●人口減少の中、寿命は伸びていく時代


 まず、1つ目の「人口減少時代」という時代認識です。ご承知のように日本は、2008年に人口のピークを迎えました。それ以来かなりたちますが、どんどん人口は減っていて、2021年には1億2278万人といわれています。さらに出生数(赤ちゃんの生まれる数)もどんどん少なくなっていて、これから2030年を経てどんどん減っていきます。2053年には、とうとう1億人を割り込むといわれています。このままでいくと、日本人は消滅するともいわれているぐらいです。

 そのような時代の中で、われわれは年を取っていくと...

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