人生100年時代の「ライフシフト概論」
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
40代前半に訪れる「中年の危機」、鍵は「人生の成長戦略」
人生100年時代の「ライフシフト概論」(3)キャリアの危機〈下〉
徳岡晃一郎(株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO/多摩大学大学院名誉教授・特任教授)
40代前半で訪れる「中年の危機」を脱するためには、会社中心の人生から「未来は自分で作る」という自分を中心とした人生への意識転換が必要だ。そのためのカギは、「Will・Can・Create」の3つから自分の「人生の成長戦略」を考えることにある。これまで眠らせてきた「自分のしたいこと」の中にこそ、多くの可能性が潜んでいる。(全9話中第3話)
時間:8分54秒
収録日:2022年6月15日
追加日:2022年9月24日
≪全文≫

●「中年の危機」に際して考えるべきこと


 問題は、自分の意欲をどうやってキープするかという話と、やってこなかった学び直しをどうするかということです。それらに対するカギが、実は「中年の危機」というところにあります。

 前回お話ししたように、40代前半でシチュエーションが交差します。そのあたりで誰もが思うのが、スライドに書いてある「自分とは何者か?」「人生100年の折り返し地点に来た…」という自覚です。また、「自分の人生を作るのは会社か、自分か?」という疑問や「自分は社会に生かされているのかも…」という思いもあります。一生懸命自分でやってきたつもりだけれども、大きな目で見ると、実は社会の中の一員であって、社会とともにあるということを考えなければいけないのではないか、ということです。

 さらに、「そんな社会とどう向き合っていくのか?」。社会は現在、危機的状況ですが、それに対して自分はどうコミットしていくのか。そうしたことが、もやもやしてくるのが40代前半だということでもあります。これを「中年の危機」といいます。日本だけではなく、欧米でも「ミドルライフクライシス」といわれることがあります。

 交差したところで「もう終わったかな」と思う人は、実は「中年の危機」をスルーする人です。少しは悩んでいるけれども、忙しいし、遊びも大事だというので、自分で深く受け止めずにスルーしてしまう。そのままずっと、それまでのパターンが続いていってしまう。だから学び直しにも踏み出さないし、自分のキャリアや将来の自分ということも考えない。せっかく会社任せの人生への疑問を感じたのに、答えを出さないまま、そのままいってしまう。

 しかし、ここは、「終身知創」に切り替えることで「キャリア自律」の意識を高められるかどうかがポイントです。ですので、人生100年のライフシフトを考えるにあたっては、40代の方は中年の危機に早晩遭遇するか、あるいはその渦中にあるかもしれません。そのようなときに、「自分にとってのキャリアとは何か」「自分にとってのライフシフトとは何か」を考えてほしいし、皆さんの部下の方でそのあたりの年代の方がいらっしゃったら、キャリアについて考えるための投げかけをしてみていただければと思います。「学び直しをするなら、今がチャンスだ」ということを、ぜひ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建

人気の講義ランキングTOP10
徳川将軍と江戸幕府~井伊直弼編(1)桜田門外の変と井伊直弼の人物像
「桜田門外の変」の謎…井伊直弼の警護に問題はなかったのか
山内昌之
資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論
中島隆博
「ホメロス叙事詩」を読むために(4)『イリアス』の世界ーその2
『イリアス』の主人公アキレウスの怒りは何を意味するのか
納富信留
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
中国春秋戦国時代と始皇帝(7)始皇帝を支えた家臣たち
始皇帝を支えた家臣たち…史実からいかに実像を描いていくか
鶴間和幸
日本の財政の真実を検証する(2)なぜ財政危機は起きていないか
なぜ財政危機は起きていないのか…国債の金利のトリックを読み解く
宮本弘曉
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書
奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」
門田隆将
第2次トランプ政権の危険性と本質(1)実は「経済重視」ではない?
トランプ政権の極右ポピュリズム…文化戦争を重視し経済軽視
柿埜真吾
組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋
山浦一保
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(4)5人の皇帝と現代中国
特筆すべき5人の皇帝…中国史を知らなければ現代中国もわからない
宮脇淳子