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“学びは楽しい”を実感、ライフシフト大学「3つの特徴」

人生100年時代の「ライフシフト概論」(9)ライフシフト大学と「学ぶ習慣」

徳岡晃一郎
株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO/多摩大学大学院教授・学長特別補佐
情報・テキスト
VUCAの時代におけるライフシフトの必要性、そのためのキャリア自律の考え方などについてこれまで学んできたが、これらを実践的に身につけるための大学が存在する。それが、さまざまな業種から集まった者同士が学ぶ「ライフシフト大学」である。最終話では、大学の特徴、学びのためのカリキュラム、また人気を集める演習などについて解説する。(全9話中第9話)
時間:08:37
収録日:2022/06/15
追加日:2022/11/05
タグ:
≪全文≫

●ライフシフト大学の「3つの特徴」


 ここまでにお話ししてきたことを実践しているのがライフシフト大学なので、最後にご紹介して、終了にしたいと思います。

 ライフシフト大学は、品川にシティキャンパスがありますが、今はオンラインで(授業を)行っています。自分のキャリアについて疑問を持ったり、あるいは切り開きたいという希望を持ったりする方々が、さまざまな業種から集まって、勉強してくださっています。

 (ライフシフト大学には)3つの特徴があります。1つ目は、自分の「市場価値」を知ること。先ほどご紹介した変身資産を確認したり、あるいは市場価値診断というものがあったりします。「今、転職したら、あなたはいくらもらえるのか」といった話をしながら、自分はいったいどんなものなのかということの自己認識をしましょうということです。それは、キャリア開発のスタートラインは自己認識だからです。

 2つ目として、「異業種の仲間」がいろいろな会社から集まってきています。会社の中にキャリア研修というものがあると思いますが、同じ会社の中で「転職したい」とは言いにくい。そういうことも含めて、結構フラットに話せるということがあります。

 それから、(ライフシフト大学に集まってくる人たちは)同じ問題意識を持って自ら来ている人たちであり、「集められてきてしまった」という人たちではないので、悩みを打ち明けたりもできる、キャンパスのような雰囲気があります。そのようなフラットで和気あいあいとした感じになります。

 3つ目が、実務的に「選択肢」を広げるということです。イノベーターシップなどをご紹介しましたが、未来の日本をどうするのかという志を高めながら、自分のリスキリングをしていただく。それにより自分の選択肢を見いだしてもらうような仕組みになっています。

 ですので、先ほど示しましたが、社内での活躍や第二の人生、活力維持などを考えながら、選択肢の可能性を広げていくということを考えていただいています。そこで、「諦めない・縛られない・しがみつかない」というキーワードになっています。人生は長いので、ぜひ諦めず、会社に縛られず、また会社にしがみつかない。フリースタイルで可能性を広げてほしいと思って取り組んでいます。


●「学びって楽しいよね」と実感できるライフシフト大学のカリキュラム


 主な構成は、「基礎コース」5日間と、オンラインで学び放題の「教養コース」というプログラム、それから「専門コース」では講師に来ていただいて、学び直しをするようになっています。それから、多摩大学大学院の科目履修も1科目ついているという形です。

 全部合計して5ヶ月間で学びますが、これを行うことで自己認識も含めてキャリアに対して「ちゃんと考えないといけない」という気づきが生まれます。さらに、リスキリングのスタートラインに立つということもあります。リスキリングは深くて広いので、5ヶ月間で全てを学びきれませんが、少なくとも「ああ、学びって楽しいよね」ということは確実に感じていただけると思います。

 このあたりが教科書として使っている本です。

 やはり「変身資産」がキーコンセプトになるという形です。

 先ほども言ったように、それぞれの選択肢にとって、変身資産の学び直しが効いてくるという話です。

 これはカリキュラムの代表例として、第6期(2022年4月~)のバージョンを挙げました。こんな形で、いろいろな講座が展開されているということです。これを見ていただいても、「イノベーターシップ」が一番最初に来ます。やはり変革する日本というビジョンの中で、自分たちのキャリアを考えようということです。

 それから「ライフシフト概論」。これは、今回お話しした前半部分をより細かく展開していくものになります。さらに自己PR力など、いろいろなチェックがあって、選択肢を広げるきっかけを作っていこうということになっています。

 専門コースのほうは、「ポジティブ心理学」「難局突破力」等々です。本当にミニマムに、ライフシフトの中でもとりわけ重要なところをリスキリングしてもらい、ここから学ぶ楽しさを感じていただこうと思っています。


●「なぜ、学ぶ習慣のある人は強いのか?」


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