人生100年時代の「ライフシフト概論」
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
リスキリングの時代、鍵は将来からのバックキャスティング
人生100年時代の「ライフシフト概論」(6)再活性化へ向けてのリスキリング〈上〉
徳岡晃一郎(株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO/多摩大学大学院名誉教授・特任教授)
最近「リスキリング」という言葉が注目を集めているが、その目的は目の前の仕事の結果など短期的なことではなく、人材育成などの長期的なこと、そして長くなった人生においての「志」を実現するためである。グローバル企業はすでにパーパス経営に向かっている。ベテランになっても、学ぶことに対する興味や感性を養うことはとても重要なのだ。そこで、今回から2話にわたり「再活性化へ向けてのリスキリング」について考えていく。(全9話中第6話)
時間:10分14秒
収録日:2022年6月15日
追加日:2022年10月15日
≪全文≫

●「リスキリング」のポイントは将来からのバックキャスティング


 では、ライフシフト概論<その4>に進みたいと思います。ここでは少し毛色が変わりますが、「日本の再活性化へ向けてのリスキリング」ということを取り上げます。

 ずっと「終身知創」ということを言ってまいりました。こうした学ぶ癖や学び直しを多摩大学では「知の再武装」といいますが、世の中では最近「リスキリング」という言葉も出てきました。とにかく学ぶということに対しての興味や感性をぜひ養ってほしいと思います。

 その上で、特に大事なのが、VUCAの時代における人工知能革命(DX)が非常に大きな波であるというところです。これは、今のリスキリング・ブームの火付け役だったわけですが、それも含めて「終身知創」をしていかなければいけないということです。特に今回は、人工知能革命やデジタルトランスフォーメーションで世の中が変わっていく中で、ミドルシニアがどのようにリスキリングしていくべきか、ということについて触れてみたいと思います。

 コロナ後の世界というものもあり、時代は大きく変わっていきます。それを推進しているのがデジタルです。そういった中、前回(第5話で)お話しした「青銀共創」を実行して、若い人たちから学ぶことが重要ですが、シニアなりに学んでいく必要があると思います。若い人たちと競争しても、そもそもついていけない状態があるわけです。そうした中、自分がどんな立ち位置をつくっていくかについて、今回は触れたいと思います。

 まずは、われわれが持っている視点と持たなくてはならない視点についてお話ししましょう。「成長戦略」という話をしたと思いますが、この三角形の下側は、今年から来年にかけての視点ではなく、将来からのバックキャスティングになります。

 例えば、2030年でなくても構いません。2025年、あるいは40年でも結構ですが、その時点でこのようになるのではないか、あるいはこうしたいという像を描き、そこからバックキャスティングをして、「今、自分は何をすべきか」ということを決めていく。この発想法が非常に大事です。

 これは、われわれのようなミ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
ハラスメント防止に向けた風土づくり(1)ハラスメントの概要
増え続けるハラスメント…その背景としての職場の特徴
青島未佳
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環

人気の講義ランキングTOP10
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理
片山杜秀
資本主義の再定義…哲学で考える(3)害なき利とコミュニティの時代
強欲資本主義は死んだ…他者を助けることのできる他者を助ける
中島隆博
編集部ラジオ2026(26)お盆とあの世を考える
【10min解説】特集で考える《お盆とあの世》の本質
テンミニッツ・アカデミー編集部
死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか
橋爪大三郎
ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?
ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来
賴住光子
日本の財政の真実を検証する(7)AIと長寿化&質疑応答
AI時代にこそ「熟達者の経験」が生きる&現状の日本経済の実情は
宮本弘曉
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書
奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」
門田隆将
なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(1)読書と教養からみた日本の近現代史
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で追う近現代史
三宅香帆
昭和の名将・根本博…台湾での恩義の戦い(2)情報畑の人びとの「情の厚さ」
情に厚くなければ情報工作はできない…明石元二郎の対露工作の教訓
門田隆将