テンミニッツ・アカデミーで、様々な角度から「睡眠」についてお話しいただいている西野精治先生(スタンフォード大学医学部精神科教授)に「熟睡できる環境・習慣とは」というテーマで具体的な方法論をお話しいただいた講義を、今回の編集部ラジオでは紹介いたしました。テンミニッツ・アカデミーでも睡眠にまつわる講義は数多くのご視聴をいただいております。それだけ、自分が熟睡できているか不安を持っている人が多いということでしょう。
西野先生が語る睡眠の効用は、「休息」「眠気の放出」「免疫増強」「脳の老廃物除去」「記憶の定着」など。これが十全に発揮されるには、最初の深い睡眠が重要となります。そしてむしろ明け方は、睡眠をとりながら起きる準備の睡眠活動となります。そういう睡眠をとれれば休息も取れて、すっきり起きられて、頭もボーッとしないということになります。
西野先生は、「非常に大事なのは『睡眠は非常にフラジャイル(fragile)=壊れやすい』ことだ」とおっしゃいます。そのためにも、やはり睡眠についての知識は重要となります。
しかし一方で、そのような睡眠知識にとらわれすぎてもいけません。西野先生は「正しい知識を学んだうえで、それを意識しすぎるのではなく、自分自身のポジティブルーティーンを見つけていくことが大事」ともおっしゃいます。
このあたりのバランスをどう考えればいいのか、今回の編集部ラジオでは、そのポイントについてもお話ししました。ぜひ講義視聴のご参考にしていただければ幸いです。
この講義シリーズは第2話まで
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