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野口先生がおっしゃる1つのキーワードは「ダルマ落とし」です。
検査結果をバラバラに見るから、いけないのです。検査結果が悪いということは、潜在的に悪化が進行している可能性があるということです。それが続くと、血管が傷みはじめ、それに伴うデータが出てきます。それを放置してしまうと、血管が変化してきますが、それが見て取れるデータもあります。
ここまで来ても、何の手を打たなければ、「健康障害」が引き起こされるリスクが上がっていきます。逆にいえば、そのような流れを知っていれば「健康障害」に至ってしまう前に手が打てるのです。
それこそ、健診結果のデータが示す1つ下のレイヤーに手を打つこと。それが「ダルマ落とし」です。この連関と流れを知っておくことは、死活的に重要といえましょう。
また、野口先生は「血管」がキーワードだとおっしゃいます。慈雨は脳卒中や心筋梗塞ばかりでなく、さまざまな臓器障害や糖尿病、認知症にいたるまで、血管に問題を抱えるか否かで、まったく病気が引き起こされるリスクが変わるというのです。
さらに野口先生は次のような「血圧」にまつわるデータも示されます。
血圧が160(mmHg)あたりの方は、実は噴水を地面から2メートル17センチぐらいまで噴き上げる強さと同じということになる。
140(mmHg)前後の方は1メートル90センチ。
130(mmHg)という人であっても、1メートル77センチ……。
野口先生の講義本編を見ずにはいられなくなる(?)今回の編集部ラジオ。ぜひ、お楽しみいただければ幸いです。
※本動画は付属のテキストはございません。
(※今回の「編集部ラジオ」で紹介する講義)
■野口緑先生:健診結果から考える健康管理・新5カ条(全7話)
(1)血管をより長く守ることが重要な時代
健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=5748
※この講義全体の内容については、ぜひ野口緑先生の講師ページをご参照ください。
■野口緑先生の講師ページ


