いま、世界各国で「デモクラシーの危機」が高まっています。これまでの常識を超えたドラスティックな政策を次々と打ち出す第2次トランプ政権はもちろん、欧州各国の政治状況もポピュリズム的な面を強くしています。また、ロシアや中国など権威主義的な国々の動きも「民主主義」の前途に大きな懸念を投げかけます。そして日本も……。
このような「デモクラシーの危機」をどう考えるべきか。
ここで興味深いのが、「哲学」で考えてみることです。哲学からのアプローチは、一見、迂遠(うえん)なように見えますが、驚くほど深く危機の本質を考えることができます。
さらに哲学から考えると、「正しいのはどちらか」を、あらためて考えさせられることにもなってきて……。
今回の「編集部ラジオ」では、齋藤純一先生の講義《危機のデモクラシー…公共哲学から考える(全6話)》の「見どころ」を紹介いたします。
ぜひお楽しみいただければ幸いです。
この講義シリーズは第2話まで
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