大谷翔平の育て方・育ち方
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ
大谷翔平の育て方・育ち方(5)栗山監督の言葉と二刀流への挑戦
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
高校を卒業した大谷翔平選手には、選手としての可能性を評価してくれた人、そのための方策を本気で考えてくれた人がいた。それは、ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト小島圭市氏と、元日本ハムファイターズ監督で前WBC監督だった栗山英樹氏である。彼らの力を得て二刀流を磨いた大谷選手は、やがてメジャー入りを果たし、そこでも多くの師や仲間たちと出会い、そしてイチローの言葉を契機に右肩上がりの成長を続けている。(全9話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:15分12秒
収録日:2024年11月28日
追加日:2025年3月31日
≪全文≫

●大谷選手の可能性に注目した小島圭市氏との出会いと精進


―― 歩み(第2回講義)でもお話に出ましたが、今回は高校生の大谷選手の可能性を評価してくれたロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト、小島圭市氏に学んだことからお話しいただきます。この方に「サイ・ヤング賞を何度も取る投手になる」と評価され、「自分の可能性を見出してくれた人に対して、『もっとよくなっている姿を見せたい』と思うのは普通のことじゃないですか」と言っています。

桑原 高校までの大谷選手は、全国大会で優勝したような選手ではないので、素質はあったとしても、勝つという経験は少ないわけです。ですから、本人も言うように「イマイチ自信はなかった」と。その当時、高校生として考えていたのは、ドラフトで指名される高校生がだいたい30人ぐらいなので、「なんとか、その30番以内に入れる選手になれたらいいな」というのがスタートでした。

 そこへロサンゼルス・ドジャースのスカウトが注目した。菊池雄星選手のときから見に来ていた方で、花巻ないし岩手のほうに80回ぐらい来ているらしいのです。他の日本のスカウトは大会のときだけしか来ませんが、この方は雪のときもどんなときも、普通の練習を見に来るということです。

 その人に才能を認められることによって、「プロ野球選手になりたい」だった目標が、より高いところに設定できた。そのことが、目標シートの先々にある目標として、いずれは「ワールドシリーズに勝ちたい」とか、そういう目標になっていくわけです。それでいくと、本当に素晴らしい出会いをしたな、ということ。これは菊池選手がいなければなかったことでしょうし、また小島氏の見る目があったということでもあると思います。

―― そうですね。前回、「160キロを出すのに163キロを目指した」という話もありましたが、大谷選手がここでメジャーリーグというものを極めてクリアに意識できたからこそ、日本のプロ野球に入っても非常にうまい具合に努力を積み重ねられたというところもあると思います。

桑原 そうですね。それがあったと思います。


●二刀流をともにつくりあげる監督との関係づくり


―― 続きまして、いよいよ日本ハム時代に入って、大谷に二刀流への挑戦と日本ハム入団を勧めて...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「哲学と生き方」でまず見るべき講義シリーズ
人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)随伴性
三日坊主、部屋が片付かない…なぜできないか行動分析学で考える
島宗理
「幸福とは何か」を考えてみよう(1)なぜ幸せになりたいのですか
「幸福」について語り合う「哲学カフェ」を再現
津崎良典
『タテ社会の人間関係』と文明論(1)誤解を招いた「タテ社会」の定義
誤解された『タテ社会の人間関係』…日本社会の本質に迫る
與那覇潤
ラカンの精神分析~心の謎を解き明かす(1)精神分析の概念とその起源
なぜ心の病にかかるのか?ラカンの精神分析とその起源
斎藤環
『「甘え」の構造』と現代日本(1)「甘え」のインパクト
『「甘え」の構造』への誤解…甘えはダメなものなのか?
與那覇潤
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?
橋爪大三郎

人気の講義ランキングTOP10
死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか
橋爪大三郎
日本の財政の真実を検証する(7)AIと長寿化&質疑応答
AI時代にこそ「熟達者の経験」が生きる&現状の日本経済の実情は
宮本弘曉
サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生
OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか
桑原晃弥
資本主義の再定義…哲学で考える(2)今の時代の人間観と共生
「共生」の本当の意味とは?…人間はHuman Co-becoming
中島隆博
昭和の名将・根本博…台湾での恩義の戦い(2)情報畑の人びとの「情の厚さ」
情に厚くなければ情報工作はできない…明石元二郎の対露工作の教訓
門田隆将
ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?
ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来
賴住光子
中国春秋戦国時代と始皇帝(5)孝公・恵文王の時代と商鞅の変法
秦はいかに強大な国になったのか…「商鞅の変法」でどう改革したか
鶴間和幸
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋
山浦一保
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎