テンミニッツ・アカデミーで6回のシリーズ講義として続いてきた、堀口茉純先生の《『江戸名所図会』で歩く東京》が、遂に講義録として発刊されました。今回の編集部ラジオでは、著者の堀口茉純先生にお越しいただき、この書籍の読みどころを縦横無尽にお話しいただきました。
これまでテンミニッツ・アカデミーの講義では、江戸時代に書かれた江戸の絵解きガイドブック『江戸名所図会』と「浮世絵」を数多く参照しながら、実際に現在の現地にも足を運び、「日本橋」「駿河町・本町」「内藤新宿」「上水と十二社」「両国」「吉原」などを紹介してきました。
『江戸名所図会』も「浮世絵」も、とても詳細に江戸の町の魅力を描き出します。これらの魅力は、江戸時代の江戸に生きた人々が、実際の江戸の町を見ながら描いたものであること。まさに「江戸の世界」そのままが広がるのです。
この講義内容に大幅にご加筆いただきつつ、一冊の本にまとまると、出来上がりははたして……。書籍になると、また本ならではの魅力が出てきます。その見どころを、堀口先生とともに語りました。ぜひご覧いただければ幸いです。
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!