この人生を生きていくうえで、「歴史」をひもとくと貴重なヒントにいくつも出会えます。では、実際にはどのように歴史をひもといていけばいいのか。
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論をわかりやすくお話しくださった《歴史の探り方、活かし方(全7話)》講義を紹介します。この講義では、中村先生が歴史作家の舞台裏ともいうべきノウハウや着眼点、さらに歴史に迫るうえでの心がまえを、とても具体的にご解説くださいます。歴史好きの方はもちろん、これから歴史に親しみたいという方にも貴重なヒント満載の講義です。
中村先生は、まず「歴史小説」と「時代小説」の違いをお話くださったうえで、「歴史小説とは、人間の生き方、特に苦しかった人間の生き方を紙の上で看取ってあげたいというような思いから書かれていくもの」だとおっしゃいます。だからこそ、歴史小説などを読んでいけば、幾通りもの人生とつきあうことができ、人生に大切な「複眼的な視野」を得ることができます。自分自身の人生を生きられるのは1度きりですが、このようにしてつきあった「幾通りもの人生」を知っていれば、それが大きな助けとなってくれるのです。
では、具体的にどのように歴史を探訪し、どのように向きあえばいいのか。今回の編集部ラジオでは、その見どころの一端を紹介しています。ぜひ講義視聴のご参考にしていただければ幸いです。
この講義シリーズは第2話まで
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