編集長が語る!講義の見どころ
片山杜秀先生JBCセミナー 先着20名様、無料ご招待(テンミニッツTVメルマガ)

2020/02/19

皆さまこんにちは。
テンミニッツTV編集長の川上達史です。
平素より、弊サービスをご活用いただき、まことにありがとうございます。

本日は、テンミニッツTV会員限定の片山杜秀先生JBCセミナー無料ご招待企画からご案内いたします。

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片山杜秀先生JBCセミナー
「戦前日本の『未完のファシズム』と現代」
先着20名様、無料ご招待
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さて、来る2月26日(水)18:00より東京の新橋にて、日本ビジネス協会(JBC)とテンミニッツTVの共催で少人数制のセミナー「JBCインタラクティブセミナー」を開催いたします。

今回、初めての試みとして、テンミニッツTVの会員様も特別に無料ご招待いたしたく考えております。

今回のゲスト講師は、テンミニッツTVでもおなじみの慶應義塾大学法学部教授(思想史家)の片山杜秀先生、講演テーマは、「戦前日本の『未完のファシズム』と現代」です。

少人数のセミナーですので、先着20名様限定にてご案内申しあげます。
(もし、会員のご友人やご家族とご一緒にご参加の場合には、人数分のお申し込みをいただきたく、お願いいたします)

本セミナーの内容は下記の通りです。皆さま、ふるってご応募くださいませ。

  記

日時:2020年2月26日(水)18:00~19:30(講演1時間+質疑応答30分)

場所:JR新橋駅近隣

講演テーマ:戦前日本の『未完のファシズム』と現代

講演概要:
片山先生は、2012年に発刊された『未完のファシズム』(新潮選書、司馬遼太郎賞受賞)で、「『持たざる国』で背伸びしないわけにいかなかった戦前の日本」が、なぜ昭和の敗戦になだれ込んでしまったのかを、当時の軍人たちのあり方や思想を追いながら明確に浮かび上がらせました。

翻って考えると、これまで日米安保を前提に安穏と過ごしてきた日本が、いま日中貿易戦争など激動する世界の中で、再び「厳しい選択」を迫られる時を迎えているようにも思われます。日本は、どうすればいいのか。それを、昭和の敗戦に至る「失敗の歴史」に学びます。

片山杜秀先生のプロフィールは下記ページをご参照下さい。

https://10mtv.jp/pc/content/lecturer_detail.php?lecturer_id=224

備考:
・本セミナーには、日本ビジネス協会の会員の方々も参加されます。
・「テンミニッツTV」の撮影収録が入ります。(皆様のお顔は映さないように配慮させていただきます)

参加をご希望の方は、support@10mtv.jp まで「セミナー参加希望」と書いてメールをお送り下さい。
当選者の方には、こちらから詳しい場所をご案内いたします。

締め切りは、2/21(金)18時とさせていただきます。
(ただし、定員に達し次第、締め切りとさせていただきます)

皆さまのご応募をお待ちしております。


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続きまして、今週のおすすめ講義です。

◆橋爪大三郎:宗教で読み解く世界(全5話)
(1)キリスト教の世界
キリスト教と他の一神教との決定的な違いとは?
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2648&referer=push_mm_rcm1

遠藤周作さんの小説『深い河』などを読んでいると、「日本人は本当に一神教を理解することができるのか」と、しみじみと考えさせられます。しかし、いわずもがな、宗教についての素養は、世界を正しく理解するために、また世界各国の方々と交誼を結ぶために必須のことです。ひと言でいって、各宗教の特色とはどのようなものなのか?

そこでご視聴いただきたいのが、橋爪大三郎先生の講義です。橋爪先生は社会学者で、東京工業大学名誉教授でいらっしゃいます。ベストセラーとなった『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)をはじめ多数の書籍を発刊されていますので、ご存じの方も多いと思います。

その橋爪先生が、テンミニッツTVで、世界の主要な宗教を簡潔に総覧する講義をしてくださっています。第1回のキリスト教をテーマとした講義では、キリスト教が一神教であるにもかかわらず「神の子」が存在していることの不思議さに言及されます。一神教であるにもかかわらず、「一神教らしくない」とおっしゃるのです。

そして、神の子キリストがいたからこそ、「キリスト教徒は法律を取り替えることができる」のだ、と強調されます。はたしてこのことは、キリスト教社会のどのような性質に結びついていくのか……。橋爪先生ならではの、とても面白い切り口で、受講していて思わず膝を打つこと間違いなしの講義です。

なお、橋爪先生の「宗教で読み解く世界」の講義シリーズは、第2回以降、次のようなラインアップになっています。よろしければ、ぜひ画面右側の「同じシリーズの講義」の欄からお選びいただき、ご受講ください。

◆宗教で読み解く世界(2)イスラム教の世界
イスラムを考えていく順番とアッラーの意味

◆宗教で読み解く世界(3)ヒンドゥー教とカースト制
インドの知恵と工夫に満ちたヒンドゥー教

◆宗教で読み解く世界(4)中国と儒教の世界
中国の本質に関わる儒教・儒学とは?

◆宗教で読み解く世界(5)日本の不思議と世界のゆくえ
宗教を通して世界を理解するために

(※アドレス再掲)
◆◆橋爪大三郎:宗教で読み解く世界(1)キリスト教の世界
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2648&referer=push_mm_rcm2


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今週の人気講義
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ファーウェイは本当にアメリカへの深刻な脅威なのか
島田晴雄(公立大学法人首都大学東京理事長)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3188&referer=push_mm_rank

科学的思考とは「なぜ?」を追究していくこと
岡部徹(東京大学 副学長/東京大学生産技術研究所 教授)
神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2932&referer=push_mm_rank

世界に「Me First」の流れが拡大する中、日本が取るべき道とは
小宮山宏(東京大学第28代総長)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3129&referer=push_mm_rank

政治家としての明智光秀、知られざるその実像
小和田哲男(静岡大学名誉教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3141&referer=push_mm_rank

「なぜ人は部屋を片付けられないか」を行動分析学で考える
島宗理(法政大学文学部心理学科教授)
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2848&referer=push_mm_rank


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レッツトライ! 10秒クイズ
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百数十年前に起こったという「包装革命」、ビールを瓶詰めにして遠隔地へ発送することを最初に始めたのは何ビール?
答えは下の講義をご覧ください!
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2247&referer=push_mm_quiz


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編集後記
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編集部の加藤です。
先週土曜日(2月15日)、テンミニッツTV編『現代のリベラルアーツとは何か』発刊を記念して曽根泰教先生(慶應義塾大学名誉教授)と小原雅博先生(東京大学大学院法学政治学研究科教授)による対談講演会が開催されました。

おかげさまで多くの方々にご来場いただき、非常に盛り上がったのですが、なかでもとても興味深かったのは、リベラルアーツ、教養についてのお話。
あらゆる情報にいつでもどこでもアクセスできる現在、大事なのは、WHYやHOWなど問いをどのように立てて、どうやって答えを組み立てるか。そのためのリベラルアーツ、教養ということで、そこにテンミニッツTVの役目があると感じた次第です。

この講演会の模様は後日、配信予定です。ご期待ください。

『現代のリベラルアーツとは何か』(テンミニッツTV編、NHK出版)

紀伊國屋書店の商品ページ
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140818084

Amazonの商品ページ
https://10mtv.jp/r/?QxFfAq