ピューリタニズムとは?アメリカ建国の核とその歴史に迫る
アメリカの理念と本質(2)ピューリタニズムの歴史
アメリカの本質を知るにはキリスト教の中でも特殊なピューリタニズムを理解する必要がある。アメリカ建国の礎をなしたアングロ・サクソンはイギリスで迫害から逃れたピューリタンであり、新しい土地で理想国家をつくろうとする...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/08/27
ピューリタンの2つの柱と3つの人生哲学とは
アメリカの理念と本質(3)ピューリタンの特性と影響
ピューリタンは「聖書を信じろ」という柱と、「予定説」という考え方にもとづき「勤勉を尊ぶ」という柱で支えられている。そこから「謹厳、勤勉、謙虚」という人生哲学が生まれ、富の蓄積を尊ぶ倫理が資本主義の精神を産んでい...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/09/03
福田恆存の思想の根幹にあるロレンスの『黙示録論』とは
福田恆存とオルテガ、ロレンス~現代と幸福(5)ロレンス『黙示録論』と人を愛する道
戦時下にあってロレンスの『黙示録論』を翻訳し、戦後にはその出版にこぎつけた福田恆存は、同書から思想的に大きな影響を受けていた。近代化によって個人主義と全体主義の板挟みとなった人間は、どのようにして他者との愛を育...
収録日:2024/05/10
追加日:2024/07/14
カトリックでも例外!? アイルランドに対する偏見とその背景
アメリカの理念と本質(4)アングロ・サクソンの社会
ヨーロッパのカトリック社会では人と人のつながりを大切にするが、プロテスタントの国々では個人主義がより先鋭に主張される。中でもアングロ・サクソンの社会に冷たさを感じた日本人留学生はイギリスに留学した夏目漱石をはじ...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/09/10
「アメリカ・ファースト」と通底するアメリカの帝国観
アメリカの理念と本質(6)帝国としてのアメリカ
アメリカ合衆国建国の父は、アメリカ合衆国独立宣言またはアメリカ合衆国憲法に署名した政治的指導者、また愛国者たちを指導してアメリカ独立戦争に関わった人々を指す。彼らの頭にあったアメリカの国家像、その原型は古代ロー...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/09/24
ウォルター・ラッセル・ミード提唱「四つのアメリカ」とは
アメリカの理念と本質(7)四つのアメリカ
日本人のアメリカ理解を促すのに役に立つのが「四つのアメリカ」である。これはアメリカ外交史の泰斗といえるウォルター・ラッセル・ミード氏が提唱するもので、第一は「ピューリタンのアメリカ」、第二に「バージニアのアメリ...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/10/01