戦争の記憶と記録を語り継いでいくことの大切さ
ひめゆり学徒隊と沖縄戦、その記憶と記録(3)理念の継承
元ひめゆり学徒隊の生存者を中心に設立・運営されてきたひめゆり平和祈念資料館は今、世代交代の時期を迎えている。今年(2018年)4月に戦後世代として初めてひめゆり平和祈念資料館館長に就任した普天間朝佳氏が、戦争体験の記...
収録日:2018/06/28
追加日:2018/08/01
ひめゆり学徒隊の生徒たちが戦場で体験したこと
ひめゆり学徒隊と沖縄戦、その記憶と記録(2)陸軍病院への動員
ひめゆり学徒隊の構成員は15歳から19歳の女学生。今と変わらない学園生活を送っていた彼女たちが、戦争が始まると戦場の病院に駆り出される。そこに建物はなく、地下の壕が病棟となり、手術室となった。薬も人員も不十分な中、...
収録日:2018/06/28
追加日:2018/08/01
沖縄戦に動員された「ひめゆり学徒隊」の記録
ひめゆり学徒隊と沖縄戦、その記憶と記録(1)学園生活
1989(平成元)年6月に開館したひめゆり平和祈念資料館(沖縄県糸満市)は、太平洋戦争末期の沖縄戦に動員され、多くの女学生が亡くなった「ひめゆり学徒隊」の体験を伝えるための施設である。彼女たちはいったいどのような学園...
収録日:2018/06/28
追加日:2018/08/01
今、沖縄の海底が熱い! 期待の星、「熱水鉱床」って何?
自律型海中ロボットは何を目指すか(4)期待の熱水鉱床
九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏による、いま注目の熱水鉱床に関する講義。数年前には思いもよらなかった鉱物資源の可能性が沖縄の海底に潜んでいることが、海中ロボットによる調査などで分かってきた。統合...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/07/20
沖縄が水不足でも、北海道での節水分は沖縄では使えない
水と地球と人間と~日本と世界の水問題(5)水の七不思議と水の危機
「水問題の市民運動は、おそらく根付かないだろう」――東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏はそう喝破する。いったいなぜだろうか。水危機に対する感情的側面を考えると、意外な思い込みや間違いがいろいろと見えてくる。地球...
収録日:2015/03/19
追加日:2016/04/07
地域活性化で重要なのはミクロの視点
東北、沖縄発―チャンスをつかんだ地域活性化実例
地域活性化で重要なのは、当事者がどこまで覚悟を持ってやるかということだ。東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏はこのように語る。中央の政策に頼るより、自らチャンスを発見し、地域に元気を発芽させた実例を紹介し...
収録日:2015/09/17
追加日:2015/11/12
安全保障は心の問題―国民が沖縄の歴史を知ること
沖縄問題を考える(6)沖縄の歴史:戦後の沖縄と安全保障の考え方
歴史から考える沖縄問題。島田晴雄氏が戦後の沖縄を語る。米軍統治下で厳しい生活を強いられた沖縄が、返還後も期待を裏切られ、積年の不満は基地問題へと繋がっていく。いま日本の防衛、安全保障の根幹を担う沖縄に対し、何を...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
ひめゆり学徒隊の壮絶さが物語る沖縄戦の悲劇
沖縄問題を考える(5)沖縄の歴史:太平洋戦争
歴史から考える沖縄問題。今回は太平洋戦争での沖縄戦で、日本のため犠牲になった嘉手納、糸満、那覇に焦点を当てていく。そこで起きた悲劇に迫りながら、沖縄のために命を懸けた人たちの姿と悲痛な想いを伝えていく。(全6話中...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
言語学者・伊波普猷のエピソードにみる当時の沖縄社会
沖縄問題を考える(4)沖縄の歴史:琉球王国と明、明治時代
歴史から考える沖縄問題。数百年、中国・明と良好な関係にあった琉球王国が薩摩藩の支配を経て明治日本で県に組み込まれていくまでの沖縄の歩みを、当時の沖縄の人たちの意識とともに追跡する。(全6話中4話目)
収録日:2012/12/25
追加日:2014/02/24
沖縄米軍基地移設「最低でも県外」とは何だったのか?
沖縄問題を考える(3)名護市長との議論と鳩山首相の発言
基地移転の問題について、名護市長と島田晴雄氏はどのような議論を交わしたのか。また民主党政権時代、鳩山首相の発言によって沖縄県民がどれほど怒りを覚えたのか。当時の様子を振り返りながら詳しく状況を語る。(全6話中3話目)
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
戦争をせずに基地移転を承認するのは世界史でも異例
沖縄問題を考える(2)橋本・クリントン会談と名護市民投票
普天間基地移転問題は橋本・クリントン会談で進展するかに思えたが、沖縄県知事の発言で頓挫。そこで注目されたのが名護市の市民投票である。移転先として政治闘争に巻き込まれる市民の様子とリーダー達の想いを語る。(全6話中...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割
沖縄問題を考える(1)普天間基地移転問題の発端と日米の思惑
沖縄問題を考えるとき、アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割を理解する必要がある。普天間基地の移転問題の契機となった事件から、沖縄、日本政府、そしてアメリカの動きと思惑について語っていく。(全6話中1話目)
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
遺伝子からみる出雲と東北の知られざる類似性
核DNAからさぐる日本のルーツ(10)内なる二重構造
日本の遺伝的な類似性について検討すると、やはり近くの地域は似てくる、と考えたくなる。だが、斎藤成也氏によれば、必ずしもそうではないという。例えば、東北は沖縄に似ており、出雲は東北に似ている。一体これは何を意味す...
収録日:2018/09/26
追加日:2019/04/14
日本人は地球上最もベジタリアンだった?和食の7つの基本
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(1)和食の特徴と日本人
ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されたのは、大きな話題になった。国の「日本食文化の世界遺産登録に向けた検討会」委員として尽力された小泉武夫氏に、和食の魅力の真髄を伺う。「良い水での調理」「心と体のための食事...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/04/08
「食乱れて、民族滅ぶ」今こそ和食に注目すべきわけ
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(4)日本の遺産を守れ
発酵食による免疫増進という素晴らしい伝統を持ってきた日本人は、納豆汁のようなすぐれたスタミナ食を生み出し、日本酒を伝えてきた。しかし、ここ数十年で激増した肉食の脅威は、世界遺産たる和食の牙城を揺さぶっている。小...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/04/29
尖閣国有化以降、中国の「力による現状変更」に対応
安全保障のチャイナリスク対応(2)尖閣をめぐる緊張
尖閣諸島を巡る「軍事的な緊張状態」は現在もあると、前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は言う。わが国の安全保障の最前線である現場の視点から吉田氏が尖閣諸島問題を語る。(2014年12月1日開催日本ビジネス協会...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/02
なぜ広島と長崎に原爆が落とされたのか…その真の理由
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(7)原爆投下の真の目的
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ第7話。日本軍は、当初の勢いを失い、敗戦の色を次第に色濃くしていた。硫黄島、沖縄戦、そして東京大空襲、原爆投下の史実とその背景を知る。実は、日...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/26
尖閣諸島問題で海上自衛隊が取っている対応とは?
安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(前編)
前海上自衛隊佐世保地方総監吉田正紀氏が語る、現場から見たわが国の安全保障最前線。今回は中国の海洋進出問題に焦点を当てる。アジア太平洋地域内のリスクとして、わが国の安全保障に影を落とす「尖閣問題」の経緯と実情から...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/16
冷戦は終わったのに基地負担コストをいつまで背負うのか
日本政治の俗説に反論する(3)外交の全体像を描く時だ
戦後日本の歴史は、日米同盟と安保条約抜きには語れない。だが、そのコストとリスクを分かつ関係は時代とともに変質し、抜本的な見直しが求められている。日米同盟の現状と今後の見通しを、星浩氏が明快に解説する。
収録日:2014/02/14
追加日:2014/04/03
「エリート官僚・科挙」と「低い識字率の庶民」という矛盾
中国近代化の真実~科挙と日清戦争(1)ピンインと科挙
四声と発音は、中国語の第一関門。それを表す記号に島田晴雄氏は注目した。漢字の読みをアルファベットで記す「ピンイン」はわずか100年の歴史。その裏には近代西洋文明と遭遇した中国の深い悩みが隠されていた。(前編)
収録日:2014/03/04
追加日:2014/05/01
日米関係強化こそがアジアの安全保障と世界の成長へのカギ
日本の安全保障~アジアの安定・成長を保つ「抑止力」~
安倍内閣組閣後1年半。経済とともに大きな軸として注目されるのが外交・安全保障問題だ。今回は防衛大臣の小野寺五典氏が10MTVに登場。目前の「集団的自衛権」問題がなぜ浮上したのかを、日米関係と世界平和の枠組みの中...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/10
「3万年前の航海」に挑んだ徹底再現プロジェクトとは
最初の日本列島人~3万年前の航海(2)3万年前の航海を徹底再現
3万年前、ホモサピエンスは日本にどのようにして渡ったのか。それを解明するため、海部陽介氏は台湾から沖縄に向かうルートを使って実験航海を行うプロジェクトを敢行。当時と同じ材料と道具、技術で舟を作り、航海に臨んだのだ...
収録日:2019/08/29
追加日:2019/10/01
「食の冒険家」の目に映った日本の食文化の実態
ニッポンの食文化が危ない(1)和食の崩壊は民族の崩壊
和食の世界遺産登録に日本中が沸いたのは、もう一昨年の暮れ。三度の食事が「文化遺産」に値すると認められるのは日本人のプライドをくすぐる一方、「カレーやラーメンは和食か?」の疑問も飛び交ったことは記憶に新しい。和食...
収録日:2015/08/31
追加日:2015/10/01
国益を確定する大事な要素はバランス・適切な制限・全体性
国家の利益~国益の理論と歴史(15)国益の確定
国益を確定するのに大事なのは「バランス」、そして国内における「適切な制限」と「全体性」だとされる。国家・国民の生存と安全、そのために必要なパワーの追求、国家の主要目標である死活的国益がバランスを失した例は戦時中...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/08/11
最初の日本列島人はいつ、どうやって日本に渡ってきたのか
最初の日本列島人~3万年前の航海(1)日本への移住 3つのルート
人類はアフリカにいたホモサピエンスが世界に拡散し、その一部が日本に渡ってきたとされている。では、いつ頃どんなルートをたどってきたのか。この大いなる謎解きに挑んだのが海部陽介氏だ。海部氏は、日本にホモサピエンスが...
収録日:2019/08/29
追加日:2019/10/01
20万人以上の巨大組織を率いる要諦は何か
自衛隊改革~使える組織へ(3)防衛大臣に求められる資質
防衛大臣時代、小野寺氏は積極的に足を動かし、それまであまり光の当たっていなかった小さな部隊に出向き、激励を行った。こうしたモチベーターとしての役割も防衛大臣に求められるところだが、求められるのはそれだけではない...
収録日:2019/06/19
追加日:2019/10/31
悲惨な末路につながった東條英機内閣での兼職と省庁再編
近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質(6)東條内閣で行われた行政改革
近衛内閣から無任所大臣の活用という発想を受け継いだ東條内閣。その東條内閣で進められたのは「兼職」と「省庁再編」だった。これは結果として、日本が悲惨な末路をたどることにつながったのだが、それはなぜか。(全9話中第6...
収録日:2021/05/31
追加日:2021/09/08
言葉を指針に凝縮された価値ある人生を目指す
自立し自律する若者を育てるために-言葉の力と心の力を養う
次代を担う若者に求められるのは、言葉の力と心の力である。そして「価値ある人生」にするために生きざま、中身を重視する。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/07/03
中国の海洋進出の目的を元海上自衛隊 海将が徹底解説
安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(後編)
前半では中国の海洋進出問題の現状を見たが、後半では解決への道を探っていく。中国の海洋進出の狙いを知り、日本の国際的な立場を分析していけば、進むべき道はおのずと浮かび上がってくるだろう。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/17
水リスク管理は国ではなく私的設置の基準が席巻しつつある
水ビジネスの動向(3)水リスクマネジメントの現況
東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏が、注目される水ビジネスの最新動向を論じる。まずインフラ輸出の難しさだ。社会的価値が高いインフラの整備は、ビジネスとして見ると撤退しにくさや事業展開の面で、他の業種と異なる。...
収録日:2015/05/25
追加日:2016/05/19
ヤルタ会談の裏の目的…ソ連対日参戦のための極東密約
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(8)ヤルタ会談の密約と本土上陸作戦
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ。1945年2月のヤルタ会談では、日本の戦後処理について米ソ間で密約が交わされ、また、この頃のアメリカでは、「日本は狂信的」という見方が定着してい...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/29
第3期習政権の野望とそのカギを握る台湾の地理的条件
台湾有事を考える(1)中国の核心的利益と太平洋覇権構想
台湾有事は実際に起こる可能性はあるのか。日本のみならず世界の関心は高まりつつある。特にロシアのウクライナ侵攻が起こったことで、台湾有事は急速に現実味を帯びてきたといえる。さらに、年々緊張の度合いを高める中国の尖...
収録日:2022/12/19
追加日:2023/01/23
中国は台湾だけでは満足しない…次なる危機はどこに?
世界史から見たウクライナ戦争と台湾危機(4)台湾問題と日本の責任
予断を許さない状態が続くウクライナの戦況であるが、それは日本にとってより身近な台湾をとりまく動向とも関わってくる。日本は、ウクライナ戦争を踏まえて、台湾問題に対してどう動いていくべきなのか。隣国として、また主要...
収録日:2023/02/28
追加日:2023/04/19
「福田ドクトリン」と全方位平和外交…福田赳夫の真実とは
福田赳夫と日本の戦後政治(8)福田政権「3つの功績」
1976年に発足した福田政権は、経済、外交の両面で主に3つの大きな成果を残した。経済大国となった責任と平和的な国際協調を重んじる政治理念あってのことだが、その一つが「福田ドクトリン」と呼ばれるものである。「平和に徹し...
収録日:2022/09/29
追加日:2023/06/30
安倍政権の成長戦略を支える菅義偉の存在
安倍政権の成長戦略について~三つのアクションプランとその成果~
安倍政権の成長戦略には、日本産業再興プラン、戦略市場創造プラン、国際展開戦略プランといった三つのアクションプランが描かれている。民主党政権時代には進まなかった成長戦略がなぜ安倍政権下で成果を上げているのか。その...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/06
日本への関心は低いが、「トヨタには世話になっている」
『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(2)ケンタッキー篇-1 アメリカのハートをつかんだ日本企業の姿
島田晴雄氏一行がまず向かった先は、ケンタッキー。この草深い町で、「日本」はどのような印象を持たれているのだろうか? そこには、控えめに努力し続け、ケンタッキーの人々のハートをつかんできた日本企業の姿があった。『...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/08/21
「パクスアメリカーナ」が日本に与えた影響とは
「積極的平和主義」とは何か(4)日米安保条約とパクスアメリカーナ
パクスアメリカーナと呼ばれるアメリカの戦後体制は日本にどんな影響を与えたのか。日本安保条約と日本の経済成長の動向を追いながら、パクスアメリカーナの崩壊後の世界情勢にも注目する。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/09
松岡洋右の国際連盟演説の大問題…勉強と意思疎通が不足
本当のことがわかる昭和史《5》満洲事変と石原莞爾の蹉跌(6)どう考えても大義名分が立つ行為だった
どう考えても満洲国の建国は、偏見を交えずにいえば、十分に大義名分が立つ行為だった。そもそも、清朝の皇帝が自分の郷里に帰り、国をつくってどこが悪いのかということなのだ。ところが松岡洋右首席全権が国際連盟総会で行な...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/07
激しい対空砲火の中、着陸に成功した「義烈空挺隊」の最期
本当のことがわかる昭和史《6》人種差別を打破せんと日本人は奮い立った(10)華々しく勇敢だった若者に去来した思いとは
先の大戦では、国のため、家族や愛する人たちのためには死んでも構わないという青年たちが、日本にいくらでもいた。昭和20年、義烈空挺隊員を乗せた爆撃機十二機は、米軍の激しい対空砲火で次々と撃墜されるが、一機だけが沖...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/17
安倍談話は「おわび」の主語を「私」にしなかった
戦後70年談話所感(4)おわびと歴史修正主義への懸念
毎日新聞2015年8月13日(木)朝刊に、「戦後70年首相談話に望む(4)負の歴史 向き合って」と題して、歴史学者・山内昌之氏のインタビューが掲載された。聞き手は政治部松本晃記者。ここで山内氏が触れたことは、どの...
収録日:2015/08/19
追加日:2015/09/14
戦後70年首相談話の意義と特徴
戦後70年談話所感(1)歴史を直視するために
毎日新聞2015年8月13日(木)朝刊には、「戦後70年首相談話に望む(4)負の歴史 向き合って」と題して、歴史学者・山内昌之氏のインタビューが掲載された。聞き手は政治部松本晃記者。ここで山内氏が触れたことは、ど...
収録日:2015/08/19
追加日:2015/09/10
ペリーと阿部正弘…黒船来航から15年で幕府が潰れた理由
幕末・維新史を学ぶ~英傑たちの決断(1)ペリー来航と阿部正弘の改革
ペリー来航という天下の一大事に対して、老中・阿部正弘は幕政改革を行い、挙国一致の政治を進めていった。それ以前の幕政は幕閣のみで重要な決定を行ったが、阿部は大名との協調と公論の重視を押し出したのだ。それはなぜか。...
収録日:2018/08/20
追加日:2018/11/01
千島列島や上海からも、日本列島に渡来した可能性がある
核DNAからさぐる日本のルーツ(3)ヤポネシアの範囲
日本列島の範囲は一体どこまでなのだろうか。現在の国境は、あくまで戦後につくられたにすぎない。そこで、斎藤成也氏はヤポネシアという概念を提唱する。北は千島列島や樺太から、南は与那国島までの南西諸島をさす範囲であり...
収録日:2018/09/26
追加日:2019/03/29
ジェット気流の蛇行は気候にどのような影響を与えるか
異常気象と気候変動・地球温暖化2(2)停滞性Rossby波
偏西風ジェット気流の蛇行は、気候に対してどのように影響を与えるのだろうか。ジェット気流の持続的な蛇行は、「停滞性Rossby波」と呼ばれる大規模な大気の波動によって引き起こされるが、蛇行が生じるメカニズムや蛇行がもた...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
アンサンブル予報を1週間以上先の確率予報に利用する
異常気象と気候変動・地球温暖化2(4)アンサンブル予報
天気の数値予報には、数値大気モデルに伴う不確実性や複雑性に由来する、長期の予報を行えないという限界がある。そこで長期の天気予報に用いられるのが、確率論的な予報である。これは、「アンサンブル」と呼ばれるように、異...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
2018年に西日本豪雨をもたらした二つの要因
異常気象を分析する(2)西日本豪雨二つの要因
2018年の西日本豪雨はどのような原因によって発生したのか。今回の講義では、2つの原因から西日本豪雨が説明されるとともに、それをグローバルな気候の構造に位置づけて解説する。(全5話中第2話)
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
日本神話と北欧神話の決定的な違いは終末論があるかないか
神話の「世界観」~日本と世界(3)北欧神話との違いと日本神話の構造
世界の神話にはその地域の気象的特徴や地形的特徴との相関関係がある。そのような中、北欧神話と日本神話には共通する部分も多いのだが、決定的な違いも存在する。それは終末論があるかないかだと鎌田東二氏は言う。いったいど...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/10/03
日本周辺が最も危険!?米国を中心とした中国包囲網の実態
「激動と激変の世界」の読み方2022(1)バイデン政権と揺らぐ外交関係
2020年アメリカ大統領選で、共和党のドナルド・トランプ氏との激戦を制し、第46代大統領となった民主党のジョー・バイデン氏。就任後には、「アメリカ救済計画」と呼ばれる大規模な経済社会政策を行い話題となっている一方で、...
収録日:2022/01/18
追加日:2022/03/15
今、日本に最も必要なのは戦争をさせないための準備と知恵
「激動と激変の時代」の日本復活戦略(3)米中対立下の国際戦略
米中は事実上の戦争状態にあり、台湾有事になれば日本が巻き込まれる可能性は大いにある。そうなると当然、日本全土が危機的状況に陥るだろう。そうした緊張状況の中、日本は今後どのように動くべきなのか。ここで必要となるの...
収録日:2022/01/18
追加日:2022/04/26
美しい形容詞の使い分け…『源氏物語』の表現を味わう
『源氏物語』を味わう(3)形容詞からの楽しみ方
『源氏物語』はストーリーだけでなく、文章にも微細な表現の妙がある。その一つが形容詞の使い方で、人物によって形容詞を使い分けている。さらに同じ光源氏でも、批判的な意味を込めたいときには使う形容詞を変えているのだ。...
収録日:2022/02/22
追加日:2022/07/04
角福戦争…派閥解消にこだわる福田vs金権政治の田中角栄
福田赳夫と日本の戦後政治(6)角福戦争と福田赳夫の敗北
佐藤栄作首相の絶大な信頼を得て、政権内で確固たる地位を築いていた福田赳夫。佐藤が首相の座をしりぞく1972年、次期総裁の最有力と目されていたのは当然、福田だった。しかし、田中角栄の総裁選立候補がその状況を一変させた...
収録日:2022/09/29
追加日:2023/06/16
県民が自分の力を使い自分の足で立っていける県土をつくる
創造的復興 ~震災から3年、民間活力とリスク予想に基づく宮城の挑戦~
マグニチュード9.0の大地震と津波の直撃を受けた宮城県では、3年目の現在、県土の創造的復興に向けた抜本的なチャレンジが始動している。税金を使い旧態へと戻す復旧には何が足りないのか?村井知事が復興の現場から熱く語る。
収録日:2014/02/14
追加日:2014/02/24
中華思想を「太陽系」と考えれば、理解が進む
中国にとって国境問題とは何か
尖閣問題をめぐり、日中がにらみあっている。主張は平行線をたどり、「中国にとっての国境問題とは何か」という疑問は深まる一方だ。互いの認識のズレはなぜ生じたか。中国という難問解決への糸口は、まずここから。
収録日:2013/10/31
追加日:2014/03/13
ウクライナ情勢をめぐるロシアと米欧の関係の緊迫化
ウクライナ問題を読む~米ロの動きを注視する中国と日本の外交姿勢への提言~
ウクライナ問題によりロシアと米欧が緊迫化する中、その影響は東アジアにも及ぶ可能性がある。ロシアとアメリカの動きを注視する中国。国際秩序を大きく揺るがすこの問題を歴史的見地から考察し、日本がどう向き合うべきかを提...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/05/02
中国、朝鮮半島、ロシアにとって日本は実に邪魔な国
「逆さ地図」に見る日ロ中韓の宿命的な関係
中国、朝鮮半島、ロシアにとって、果たして日本はどのように見えているのか。石川好氏が、一つの変わった地図を使って視聴者の視点を転換しながら、日本と大陸との宿命的な関係について解説する。※使用している地図は富山県が作...
収録日:2013/10/31
追加日:2014/05/08
複数の国境問題を抱えた現状は百年前の国際情勢の相似形
今の時代は「日清戦争前夜」
諸方に国境問題をかかえた中国が、現在の国際情勢を「日清戦争前夜」とみなすことの意味と影響。日中関係の悪化が懸念される今、日本がなすべきことは何か。石川好氏が関係の構造を読み解く。
収録日:2013/10/31
追加日:2014/05/01
先送りされてきた最たるものが「社会保障と税の一体改革」
社会保障と税の一体改革(1)時代の変化と法案作成理由
野田佳彦前総理が推し進めた「社会保障と税の一体改革」は、アベノミクスのベースとなり、4月の消費税アップへとつながっていった。なぜ野田政権は当時、消費税増税というリスクある政策を掲げたのか。「社会保障と税の一体改...
収録日:2014/06/07
追加日:2014/07/03
父子三代、岸信介以来の念願を遂にかなえて感無量
苦節35年、集団的自衛権閣議決定 日本の安保体制確立へ
7月1日、安倍内閣は、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。1980年代に戦略論の名著と名高い『戦略的思考とは何か』を上梓し、集団的自衛権を主張し続けてきた岡崎久彦氏が苦節35年の真意を語る。
収録日:2014/06/25
追加日:2014/07/02
危機管理のプロ・宮城県村井知事と二人三脚で被災地を回る
東日本大震災を振り返る~地元・気仙沼への想い~
東日本大震災のときの貴重な経験が、今の小野寺五典氏を支えている。果たして震災時はどんなことがあったのか。それが、その後の政治活動にどんな影響をもたらしたのか。当時を振り返りながら、地元・気仙沼への想い、自らの役...
収録日:2014/06/17
追加日:2014/07/24
日米は21世紀の世界ルールを守る上で重要なパートナー
日米同盟の必要性~アメリカにとって日本は死活的に必要な同盟国~
今後の日米同盟は、果たしてどうすべきなのか。第二次世界大戦を反省し、日本の地理上の位置や日米の社会価値基盤などを踏まえて、JR東海の葛西敬之名誉会長が、日米関係の将来を提案する。
収録日:2014/04/15
追加日:2015/04/23
民主党は稀有な例! 今の選挙制度で野党の政権奪取は困難
野党再編(1)再編とは何か
「野党再編」と聞いて出てくるのは、「ないものねだり」と「見果てぬ夢」と語る曽根泰教氏。果たして野党再編とはそれほど困難なものなのか、2回に分けて考えていきたい。第1回目は「再編とは何か」。野党再編に必要なもの、...
収録日:2014/07/14
追加日:2014/08/28
感動の大議論! ペンシルベニア大学に集った日本学研究者
『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(5)フィラデルフィア編-2 米国で進む日本研究、見直したい日本の宝
議論爆発の最終日、これぞ『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』の醍醐味! 団員たちは、ペンシルベニア大学の日本学研究者たちと白熱の議論を尽くした後、パネル・ディスカッションでさらに現代の日本をアメリカに伝達する。全...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/09/16
第2次世界大戦での天皇の位置について知ることができる
昭和天皇実録~公開の歴史的意義
一般公開された『昭和天皇実録』とはいかなる書物なのか?10世紀以降に一時途絶えることもありながら、天皇の最初の祖とされる神武天皇から脈々と受け継がれてきたこの国史は、昭和天皇の生涯だけでなく、激動の時代「昭和史...
収録日:2014/09/03
追加日:2014/09/13
安倍首相が掲げた「積極的平和主義」とは何か?
「積極的平和主義」とは何か(1)世界史と世界情勢
「積極的平和主義」とは、どんな意味なのだろう。それを知らずに、「良い・悪い」や「好き・嫌い」を表明しても始まらない。この言葉が生まれた背景を知るには、近現代の世界がたどった歴史と地政学的問題を、「一つながり」で...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/09/22
北朝鮮崩壊後の「大韓国」を念頭に冷静に付き合うべき
インド太平洋の基本的構造(3)韓国との付き合い方・台湾の見方
仮に朝鮮半島と台湾で大きな変化が起こったら、日本にどのような影響が及ぶのだろうか。中国との関係も含め、今後の東アジア情勢を占いながら、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏とともに両国との付き合い方や見...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/06/11
欧州のアベノミクスへの高い関心は「日本病」への憂慮から
欧州から見たアベノミクス(1)EUが抱える課題
千葉商科大学学長・島田晴雄氏によれば、今ヨーロッパはその深い悩みゆえに、アベノミクスに強い関心を示している。第一次世界大戦後に欧州が掲げた理念、同じようにリーマンショックの打撃を受けながら、日本やアメリカにでき...
収録日:2015/03/31
追加日:2015/05/11
海中資源ニーズが高まる中、中国は海洋権益の確保を目指す
安全保障のチャイナリスク対応(3)海洋進出の狙い
21世紀を海洋の世紀と位置付け、「海洋強国」を建設すべきだと盛んに提唱している中国。彼らは、アメリカとの全面対決が避けられない海の覇権へ向かうのだろうか。前海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が中国の活発な海洋...
収録日:2014/12/01
追加日:2015/07/06
「工夫のない奴らが売れるのはおかしい」と管理業に転換
億万長者への道(2)拡大破滅型リスクを回避し累積商売の道へ
「新規参入には2倍のパワーが要る」が、高橋誠一氏の持論。だが、それをクリアして大いに儲かる状態になったとき、高橋氏は「何かおかしい」と感じ、「拡大破滅型」から「累積型」のビジネスへの転換を図る。それが現在のアパ...
収録日:2014/07/24
追加日:2015/06/11
自らも実践、年間の家賃収入は3億円以上!
「お金持ち大家さん」を語る
サラリーマンのゆとりある老後生活のために『お金持ち大家さん』を書いた、株式会社三光ソフランホールディングス代表取締役社長・高橋誠一氏。無料で個別相談を行い、これまでに1500人のうち800人がアパートを購入した...
収録日:2014/07/24
追加日:2015/06/15
溶ける氷河、沈む島―温暖化対策の鍵の一つは「飽和」
持続可能で明るい低炭素社会(1)転換期の「飽和」
「低炭素化」社会が、いよいよ経済的にも視野に入ってきたと、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は語る。その際のキーワードは「飽和」だ。一体何が飽和したのか。なぜ飽和...
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/27
日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・
20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)
本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
マッカーサーは全て知っていた~朝鮮戦争と東京裁判~
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(11)身をもって体験した「赤化の危険」
朝鮮戦争が始まると、マッカーサーは国連軍最高司令官に任命された。しかし、国連軍司令部からの指示が徹底さを欠いたため、マッカーサー率いる連合軍は大きな損害を被った。マッカーサー自身、北朝鮮やシナ人民解放軍の攻撃に...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/24
身内をかばい、責任を押し付け、罪を恥じぬさまは万死に値
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(3)「軍国主義」より「官僚制度の罪」を猛省せよ
戦前の日本は、軍官僚の派閥抗争も含めた「官僚制度の罪」によって、何度も危地に陥れられてきた。われわれが猛省すべきは「軍国主義」というより、むしろ、いかにすれば「官僚主義」が失敗に陥らなくてすむかという点ではなか...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/21
観光戦略に注目!2020年にむけて進めるべきこととは
アジア大交流時代の観光戦略
10年後、20年後、アジアに「大交流時代」が訪れると、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は語る。大交流時代に向けた「新たな観光戦略」を考える。
収録日:2015/12/02
追加日:2016/01/11
うつ病の要因は「職場の人間関係」と「本人の資質」
うつ病対策と経営リスク(1)うつ病の要因と対策
気分障害の患者は、ここ15年程度でケタが変わるくらい増え、しかも典型的なタイプとは異なる現代型うつ病も加わって多様化している。ひもろぎGROUP理事長・東邦大学薬学部客員教授の渡部芳德氏は、うつ病の質と量が変わ...
収録日:2015/10/15
追加日:2016/01/18
「水は心にもいいんだよ」――『星の王子様』
水ビジネスの動向(4)水問題をめぐる感情論
地球環境の持続可能性を高めるには、食料・エネルギー・水の相互関係に注目すべきだ。水に関するさまざまな思い込みは科学的な説明で修正できるが、それでもなお水をめぐる議論は人間の感情に左右される。東京大学生産技術研究...
収録日:2015/05/25
追加日:2016/05/26
伊勢志摩サミットがかすむ17分間のオバマ広島演説の意味
オバマ広島訪問
オバマ大統領の広島訪問、17分間に及ぶ広島スピーチは、報道としての伊勢志摩サミットがかすむほどの目覚ましさであった。この広島訪問と名演説はどのような文脈に立って行われたものなのか。政治学者で慶応義塾大学大学院教...
収録日:2016/06/01
追加日:2016/06/09
聖徳太子が提唱した「和」と中国の「和」の大きな違いとは
法隆寺は聖徳太子と共にあり(1)無条件の「和」の精神
日本人ならば誰もが、法隆寺を建てたのは聖徳太子だと知っている。しかし、法隆寺と聖徳太子の関係は、私たちが想像している以上に深く、また謎のままの部分も多い。聖徳太子が残した法隆寺は、現代に生きる私たちに何をもたら...
収録日:2016/03/09
追加日:2016/10/01
ISAKの生徒たちと切磋琢磨、真のグローバル教育を目指す
「グローバル・ビジネス・ハイスクール」の挑戦
子どもが中学・高校で身に付けるべき力は何か。これからの時代をグローバルに生き抜くためのしなやかな力はどうすれば身に付くのか。次代を担う子ども世代に真のグローバル教育・思想教育をと志す「グローバル・ビジネス・ハイ...
収録日:2016/09/06
追加日:2016/11/06
トランプ大統領と日米安保…日本から米軍が撤退したら?
トランプのアメリカと日本の課題(4)安保体制を見直す時
トランプ次期大統領が投げかけたもう一つの大きな課題は、日米安保体制の見直しだ。戦後60年間の日本の基礎は、日米安保と共にあり、それ抜きに現体制を維持することはできない。慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏は、今こそ日...
収録日:2016/11/16
追加日:2016/12/02
小泉純一郎氏による「トモダチ作戦」支援基金創設の経緯
トモダチ作戦を忘れるな(2)米国で見た健康被害の実態
元内閣総理大臣・小泉純一郎氏が、なぜ「トモダチ作戦」の支援基金創設に至ったかを語る。脱原発を各地で訴え始めた小泉氏は、3.11後に救援活動を行った米軍兵士が原因不明の病気に苦しんでいるという話を耳にする。実際にアメ...
収録日:2016/10/24
追加日:2017/02/05
「かいこう」の失踪が物語るケーブル付きROVの問題点
遠隔操縦機~重作業ROV(5)ケーブルの功罪
日本が開発した「かいこう」は、1995年に1万1,000メートルまで潜った。しかし2003年、ケーブルが切れて先端部分が行方不明になった。九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が繰り返し強調するのは、「ひも付き」RO...
収録日:2016/06/15
追加日:2017/02/15
日米通商摩擦の歴史と今後のドル円相場
トランプ政権の通商政策(2)日米通商摩擦とドル円相場
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、日米通商摩擦の歴史をたどりながら、今後のドル円相場について解説する。トランプ政権は、財政政策による内需拡大と貿易赤字の縮小を両立させるため、日本にも財政刺激...
収録日:2017/03/10
追加日:2017/03/29
技術革新がもたらす自由な働き方とは?
「働き方改革」の課題と展望(5)もっと自由な働き方へ
スキルの陳腐化を引き起こす技術革新は、働き方において必ずしもネガティブなだけのものではない。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が強調するのは、情報通信技術の発達で可能になった、より自由な働き方...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/31
敗戦した日本の武装解除はなぜ無血だったか…その背景とは
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(1)厚木飛行場に降り立った占領者
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演を収録したシリーズレクチャー。教科書では語りきれない歴史に埋め込まれた敗戦と占領の事実を取り上げて、なぜ日本は奇跡の再生を成し得たのか、日本は今後ど...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/12
ジョセフ・グルーによるポツダム宣言草案をめぐる奮闘
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(9)早期和平のための知られざる努力
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズで学ぶ太平洋戦争をめぐる昭和史。ルーズベルト大統領の死は、間接的には日本に大きな幸運をもたらしたと言える。後任のトルーマン大統領を補佐すべく...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/31
なぜ企業はコンプライアンスの本質から外れてしまうのか?
「ものがたり」のあるコンプライアンス(1)その本質とは
国広総合法律事務所パートナーで弁護士の國廣正氏が、コンプライアンスの本質にある「ものがたり」について解説する。一般的に、コンプライアンスは「やらされ感」のあるもので、「元気の出る」ものではないと考えられている。...
収録日:2017/08/24
追加日:2017/10/12
テロ対策における自衛隊と警察の役割の違い
テロ対策の理論と実際(4)自衛隊の治安維持活動
テロ対策において自衛隊と警察の役割はどのように異なるのか。自衛隊は制限なく武器を使用することができるのか。防衛省防衛研究所防衛政策研究室主任研究官の片山善雄氏が、これまでの自衛隊のテロ対策活動を振り返り、あるべ...
収録日:2017/12/08
追加日:2018/03/10
脱サラして考えた「日本の農業の未来」
ビジネスとしての農産業~農業×ITベンチャー(1)農業総合研究所ができるまで
日本の農業従事者は年々減る一方で、高年齢化が進んでいる。食料自給率の著しい低下が国力を左右することは誰もが知っている。では誰が何をどうすればいいのか。農業×ITベンチャーで注目される株式会社農業総合研究所代表取締役...
収録日:2018/01/26
追加日:2018/03/31
トランプ大統領と国際社会の問題
2018年激動の世界と日本(3)トランプの外交
大統領に就任するや、即座にTPPから離脱したトランプ大統領。オバマ時代の国際協調路線から大きくかじを切りつつあるアメリカを前に、国際社会はどのように変化していくのか。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、ト...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/21
「神風の一員になれ」と言われた少年時代
東京大空襲と私(1)昭和20年3月10日の体験
平成30(2018)年は、東京大空襲から数えると73年に当たる。今年も3月10日には東京都の慰霊堂で営まれた法要に多くの人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。都は3月10日を「平和の日」と定めている。この悲劇の記憶を風化させない...
収録日:2018/03/26
追加日:2018/08/01
2040年に秋田県の人口が3分の2に…人口減少の理由
人口減少と日本の未来(5)地方消滅の危機
数年前に話題になった「地方消滅」は本当に起こるのだろうか。その原因が地方から首都圏への人口移動なら、それを食い止めれば地方の消滅は防げるのではないか。津田塾大学総合政策学部教授の森田朗氏が、都市と地方の人口の関...
収録日:2018/03/29
追加日:2018/08/21
大都市圏の高齢者の数は、今まで以上に激増する
人口減少と日本の未来(6)高齢化社会とケアの課題
今まで高齢化の問題は、主に農村部の若者の流出と関連付けて語られてきた。しかし、これからは高齢者が激増する大都市圏の問題だ、と津田塾大学総合政策学部教授の森田朗氏は警鐘を鳴らす。大都市圏ではどのような問題を引き起...
収録日:2018/03/29
追加日:2018/08/28
民主党政権は「政治主導」を勘違いして失敗した
日本政治の疑問~政治主導と内閣人事局(5)政治改革の効果と民主党の失敗
政治改革の効果の1つは、政権交代が可能になったということである。政治学者で慶應義塾大学名誉教授の曽根泰教氏は、こうした改革の効果を整理しつつ、民主党政権時代の問題について論じる。(2018年6月13日開催10MTVオピニオ...
収録日:2018/06/13
追加日:2018/09/15
認知症予防に重要なのは、運動・食事・会話
認知症とは何か(7)認知症の予防とその秘訣(下)
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、最新の研究成果から、認知症予防のためのエクササイズや食品の開発を行っている。中でも注目したいのは「コグニサイズ」というエクササイズ。...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/28
ペリー艦隊の来航に幕府はいかに対応したのか
明治維新とは~幕末を見る新たな史観(3)ペリー艦隊来航
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏によれば、明治維新を考える上でスタート地点となるのは、ペリー艦隊の来航である。この来航以来、幕府は外交担当の人材登用や軍艦の購入など、開国に向けたさまざまな準備を行って...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/10/24
人類の祖先たちの「出アフリカ」…その時期はいつ頃?
核DNAからさぐる日本のルーツ(1)人類の起源と広がり
日本に現在住んでいる私たちは、いったいどこからやってきたのか。国立遺伝学研究所教授の斎藤成也氏は、DNAの研究を通して、この問いに挑んでいる。まずは、人類の起源と、彼らがどのようにして日本に来て、他の地域にも広がっ...
収録日:2018/09/26
追加日:2019/03/23
縄文人のゲノムDNAを決定…比較分析で見えてきたこと
核DNAからさぐる日本のルーツ(8)縄文人のゲノムを得る
核ゲノムの分析を行うことで、膨大なデータが得られるようになった。斎藤成也氏は、縄文人のゲノムデータを得ることで、東ユーラシア人とヤポネシア人の各集団がどれほど似ているかを分析することに成功した。(全11話中第8話)
収録日:2018/09/26
追加日:2019/04/10
現代でも日本への「渡来」は続いている
核DNAからさぐる日本のルーツ(11)三段階渡来説
現代の日本では、東北と出雲が似ているといった多様なゲノムの傾向が見られる。シリーズ最終話では、ゲノムを用いた新たな研究発見を踏まえ、従来の二重構造モデルでは説明できない、新たな三段階渡来モデルを提唱する。(全11...
収録日:2018/09/26
追加日:2019/04/17
憲法改正、アベノミクス…安倍政権の国内政策を評価
2019年激変する世界と日本の針路(13)安倍政権の評価
長期化する安倍政権の政策にどんな点数を付ければいいのか。問題はあるもののアベノミクスはおおむね悪くないと語る島田晴雄氏。対米、対中など対外面を含め、これまでの安倍政権を評価する。(2019年1月28日開催島田塾会長講演...
収録日:2019/01/28
追加日:2019/05/21