「プラザ2」はあるのか…プラザ合意との違いと問題点
円安の構造的メカニズム(4)日米の通貨・金融政策と「プラザ2」
2022年の記録的円安をもたらした背景として、アベノミクスの存在を忘れてはならない。デフレ克服を目指したアベノミクスは、かつてインフレ撲滅を目指したレーガノミクスと方向性こそ真逆だが、いくつかの類似点を見いだすこと...
収録日:2022/11/15
追加日:2023/01/18
デジタル通貨によって独自の経済圏が形成されるのか
中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(5)民間型デジタル通貨の可能性と影響
民間企業が発行するデジタル通貨が国の脅威になるといっても、通貨単位を変えないシステムの場合は、中央銀行のコントロール下に置くことができる。しかし、独自の通貨が発行されるとなると、それに伴って独自の経済圏が形成さ...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/07/01
中央銀行デジタル通貨が「通貨圏」を広げていく可能性
中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(4)世界的な議論になっている理由
2020年にはバハマとカンボジアでデジタル通貨が発行された。2021年4月に中国が実証実験を開始したが、世界の中央銀行がデジタル通貨の開発に注力していることは間違いない。その裏には、海外送金の利便性向上とともに、マネーロ...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/24
もし給与振込が直接、電子マネーになったらどうなるか
中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(3)電子マネーによる給与振込
給与振込を直接、電子マネーにしようという話がある。これは金融の世界にかなり大きなインパクトを与える可能性がある。もしも日銀券が使われないとすると、モノの取引、支払いの形が根本から変わってくるからだ。いったいどう...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/24
リテール型よりホールセール型のほうが現実的
中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(2)間接発行型の中央銀行デジタル通貨
日銀が直接電子マネーを発行するとなると、個人口座の管理が日銀の仕事になる。これは金融機関や間接金融のあり方を根幹から変える可能性があり、「それでいいのか」という話になる。そこで現実的な方向性として一番有力なのは...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/17
なぜ今、中央銀行デジタル通貨への動きが進んでいるのか
中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(1)電子マネーとどう違うのか
日本銀行は、2020年10月に「中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取り組み方針」を公表した。翌21年4月からは実証実験も開始されている。現時点(2021年6月)では日本銀行がデジタル通貨を発行する計画はないというが、今後の...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/17
現在は通貨の意味について問われる時代である
貨幣・通貨の変貌(4)ヤップ島の石貨と西郷札
仮想通貨の登場などによって、通貨の意味が揺らいでいる。シリーズ最終話では、2つの歴史的なエピソードの紹介を通じて、現在の通貨の形が最終形ではないことを伝えながら、通貨の意味について再考を促す。(全4話中第4話)
収録日:2018/09/28
追加日:2019/01/30
金本位制の重要性を象徴する『オズの魔法使い』
貨幣・通貨の変貌(3)金本位制の実態とアメリカの離脱
金本位制は当時、アメリカにとって重要なトピックであり、それをどうするかが大きな問題となっていた。今回は、ニューヨークの連邦準備銀行にあった金の延べ棒と、『オズの魔法使い』を例に挙げながら、金本位制の実態について...
収録日:2018/09/28
追加日:2019/01/16
金本位制における国際収支調節のメカニズム
貨幣・通貨の変貌(2)金本位制の誕生とそのメカニズム
通貨の長い歴史のうち、金本位制はわずか100年あまりしか続かなかった。では、そもそもなぜ金本位制は採用されたのか。そのメカニズムはなにか。今後の国際通貨制度の展望とともに語る。(全4話中第2話)
収録日:2018/09/28
追加日:2019/01/02
通貨の変貌はテクノロジーの進化に合わせて起こる
貨幣・通貨の変貌(1)数千年の歴史を振り返る
通貨の歴史は、実に数千年におよぶ。その長い歴史の中、通貨はテクノロジーの進化に合わせて変貌を遂げてきたと、高島修氏は指摘する。その歴史の中で、仮想通貨はどのような位置付けになるのだろうか。数千年間の通貨の歴史と...
収録日:2018/09/28
追加日:2018/12/19
仮想通貨が本当の「通貨」にならない理由
今後の技術革新と企業経営(6)仮想通貨とフィンテック
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、仮想通貨とフィンテックについて解説する。仮想通貨は、画期的な技術革新・経済現象だが、供給量をコントロールできないため、通貨にはなり得ない。フィンテックとし...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/19
仮想通貨は金融市場にどんな影響を与えるのか?
フィンテックがもたらす金融革新(3)ブロックチェーン
仮想通貨やブロックチェーン、スマートコントラクトといったフィンテックは、従来の金融機関や中央銀行に大きな影響を与える可能性がある。藤井達人氏が、ブロックチェーンの現状を解説する。(全3話中第3話)
収録日:2017/10/10
追加日:2017/11/22
仮想通貨ビットコインとブロックチェーンの仕組みとは
フィンテックがもたらす金融革新(2)仮想通貨の仕組み
藤井達人氏が、仮想通貨ビットコインと、それを可能にするアーキテクチャであるブロックチェーンの仕組みについて解説する。仮想通貨に関する規定が盛り込まれた、2017年4月の改正資金決済法の要点とは何か。(全3話中第2話)
収録日:2017/10/10
追加日:2017/11/21
ブロックチェーン技術と仮想通貨で貨幣の在り方が変わる!?
フィンテックと金融革命(5)貨幣の在り方と日本の将来
「中長期的には、フィンテック技術が貨幣の在り方、ひいては政府や司法システムの在り方を変えるかもしれません」と、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は言う。将来、技術はどのように貨幣を、金融システ...
収録日:2016/10/17
追加日:2017/02/20
2015年秋以降、資源相場からの脱皮が進む新興国通貨
ブラジルレアルの反発(2)グローバル要因
2015年10月以降、資源離れの動きがより顕著になってきた新興国通貨。中でもブラジルレアルは、悪材料が多発しているにもかかわらず健闘している。では、このような変化が昨年秋に発生した要因は何か。シティグループ証券...
収録日:2016/04/08
追加日:2016/04/21
新興国通貨の底入れは資源相場の底入れなくしてあり得ない
ブラジルレアル安の行方(3)底入れのシナリオ
では、ブラジルレアルはどうしたら底入れしていくのか。国の政策、政治環境、そして国際経済の3つの要点を挙げ、最も重油な鍵となるのは、国際経済の動向だとシティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は指摘する...
収録日:2015/11/25
追加日:2015/12/24
内需抑制策の放棄から世界で最も下がりやすい通貨に
ブラジルレアル安の行方(2)2011年政策転換の影響
2011年から続くブラジルレアル安の根本的な原因は、「内需抑制策」を放棄したことにあると、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。それはいったいなぜなのか。高島氏が語るシリーズ「ブラジルレア...
収録日:2015/11/25
追加日:2015/12/21
ウズベキスタン通貨「スム」の交換レートの不透明性
ウズベキスタン訪問に学ぶ(3)通貨、貿易、対日感情
肌で感じた現地経済の実態は、どこかモヤモヤした不透明性を持っていた。あってないがごとき公定為替レート。語られない本音。外国企業にとっての数々のリスクと魅力を多面的にレポートし、ウズベキスタンの政治・経済の将来を...
収録日:2015/08/20
追加日:2015/10/05
経済問題を通貨政策により克服―レーガノミクスとの類似性
円安をどう捉えるか―購買力平価で見るアベノミクス
加速する円安は日本にとってプラスなのか、マイナスなのか。円安の構造と解釈を、購買力平価、実効相場、実質実効円相場の論理的理解という三つの観点から考える。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏による...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/27
欧州は約20年周期で深刻な通貨危機に陥る傾向がある
ユーロの十字架とギリシャ問題(2)欧州通貨危機の歴史
第一次世界大戦以降、欧州は約20年周期で通貨危機に陥るようになったという。それは欧州の凋落と、新たな覇権国家の誕生と繁栄を象徴しているのではないか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語る「ユ...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/26
歴史的急騰! 通貨ペッグ制度切り崩しの歴史を振り返る
スイスショックとユーロ安(1)スイスショックとは何だったのか
世界が狭くなった今、恩恵とともにリスクの波及も速くなった。「最も弱い環」は、しばしば犠牲にされるが、逆にそこから問題点が噴出することも多く、特にグローバル金融システムに関わる人々は、海の向こうの動静を分刻みで注...
収録日:2015/01/23
追加日:2015/01/28
円に限った話ではない! 交易条件と連動する世界通貨の動き
原油安と為替相場への影響(3)円相場への影響
通常、原油安は、長期的には円高、中短期的には円安を促す。だが、今回はその原則が当てはまらない。原油安により円高リスクが浮上する現在の状況をシティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が解説する。(全4話...
収録日:2015/01/06
追加日:2015/01/11
なぜ外貨準備が増加するとドルが売られるのか?
外貨準備の世界的状況(2)ドル売りの動向とその構造
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏によれば、2017年1月から2018年1月の1年間において外貨準備は増加しており、それがドル売りの傾向をもたらすという。各国のリザーブマネージャーのドル売りと他通貨買い戻し...
収録日:2018/03/02
追加日:2018/04/26
ユーロ不足の根底には競争力問題がある
ユーロの十字架とギリシャ問題(3)欧州ソブリン危機が引き起こされたユーロの構造問題
ギリシャ危機は、単にギリシャだけが原因で起きたわけではない。そこには「ユーロの構造」の問題があった。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語る「ユーロの十字架とギリシャ問題」シリーズ第3話。
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/27
アメリカの人民元政策で円相場はどうなるのか?
トランプ政権の通商政策(3)アメリカの人民元政策
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、アメリカの人民元政策について解説する。人民元と米ドルは緊密にリンクしており、ドル高基調の中、中国政府は人民元の切り下げを行ってきた。アメリカは元高を実現させ...
収録日:2017/03/10
追加日:2017/03/30
なぜギリシャは危機的事態に陥ったのか?
ギリシャ危機~経済指標から見る今後の展望~
一応の合意にたどりつつある今回のギリシャ問題だが、まだギリシャ議会を通す作業に加え、ユーロ諸国による具体的支援を詰める作業も残っているため、先行きは不透明だ。一体なぜギリシャはこのような危機的事態に陥ったのか。...
収録日:2015/07/15
追加日:2015/07/17
シビれた! スイス中央銀行ヒルデブランド総裁の声明とは?
スイスショックとユーロ安(3)スイスのユーロペッグ制度導入の背景
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、スイスがユーロペッグ制度を導入した背景を近隣諸国との関係を軸に見ていく。面積は狭いが連邦制をとるスイスが、強い軍隊とともに信頼を置いてきたのが、「金よりも...
収録日:2015/01/23
追加日:2015/01/30
悲願のSDR加入も元国際化面からの切り下げ要因
中国人民元切り下げの背景
2015年8月11日、なぜ中国人民元は突如切り下げられたのか。そこには、景気対策以外にもいくつかの理由があったと、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。その理由とは何か。(全3話中第1話目)
収録日:2015/09/02
追加日:2015/09/10
原因と結果を取り違えるな―2005年の元切り上げに学ぶ
中国人民元切り下げによる他国への影響
2015年8月に中国が行った「人民元切り下げ」は、円相場・為替相場にどう影響するのか。2005年の「元の切り上げ」を教訓に、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は「原因と結果を間違えてはいけない...
収録日:2015/09/02
追加日:2015/09/17
驚愕的インフレを克服したブラジルの奇跡と強さの秘密
グローバル・サウスは世界をどう変えるか(5)多民族国家ブラジルの強さ
グローバル・サウスで注目される6カ国の最後はブラジルである。南米最大の多民族国家として、文化やスポーツなどさまざまな面で注目を集めており、世界の中でもその開放的な国民性には関心が高い。しかし、政治では腐敗やスキャ...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/05/01
実質実効為替レートで為替の実力は見るべき
日本の大バーゲンセールが始まった~実質実効為替レートに注目せよ!
伊藤元重氏いわく、今の日本は超円安の大バーゲンセール状態。問題は、この円安がこのまま続くのか、どこかで円高に反転するかなのだが、通貨の真の実力を知るには、プロならではの為替の見方がある。国際経済学のスペシャリス...
収録日:2014/12/09
追加日:2014/12/17
陸軍との予算折衝、汪兆銘政権、そして預金封鎖と新円切替
福田赳夫と日本の戦後政治(1)福田赳夫のイメージと大蔵官僚時代
「福田赳夫」と聞いて、どのようなイメージが頭に浮かぶだろうか。「角福戦争(田中角栄VS福田赳夫)」や「三角大福中(三木武夫・田中角栄・大平正芳・福田赳夫・中曽根康弘)」などと称された権力闘争を、真っ先に思い起こす...
収録日:2022/09/29
追加日:2023/05/12
カルドーゾ、ルーラ政権と続いたブラジルの繁栄
ブラジルの繁栄と転落(2)民政移管後の大復活と債権国への道
繁栄と転落の歴史をたどりながら、ブラジルの復元力に迫るシリーズ後編。驚異的な高度成長を遂げた軍政時代の後、転落と復活のなか、今日に至った経緯を追いながら、ブラジルが将来、世界の牽引役を担う可能性に追う。
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
トランプ政権の通商政策が日本に及ぼす影響
2019米中貿易協議(3)トランプ流保護主義と日本への影響
トランプ政権が現在中国に対して行っている矢継ぎ早の関税政策の実効性が低い場合は基本的にドル安に、高い場合はドル高に作用するといえる。しかし、その関税政策は今までの経験則では読めないため、日本にとっても注視してい...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/03/06
欧州のアベノミクスへの高い関心は「日本病」への憂慮から
欧州から見たアベノミクス(1)EUが抱える課題
千葉商科大学学長・島田晴雄氏によれば、今ヨーロッパはその深い悩みゆえに、アベノミクスに強い関心を示している。第一次世界大戦後に欧州が掲げた理念、同じようにリーマンショックの打撃を受けながら、日本やアメリカにでき...
収録日:2015/03/31
追加日:2015/05/11
ネットと現実―グローバル化時代の国境問題とは?
サイバースペースの国境とは何か
現代はグローバル化が進み、インターネット全盛の時代になったにもかかわらず、国境問題が再燃している。政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏は、経済やサイバースペース上においても、国境や主権、国家を前提とした...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/08/21
カルドーゾ大統領とルーラ大統領によるブラジルの発展
ブラジル訪問に学ぶ(2)ブラジルを頂点に導いた二人の大統領
軍政からオイルショックを経て民政移管。その後、2000パーセントに及ぶインフレ率が一気に1桁台に収束。どん底と頂点を繰り返し経験しながら、ブラジルはその存在感を高めていく。奇跡の逆転劇を可能にした二人の偉大な大...
収録日:2014/10/02
追加日:2014/12/23
グローバル化の歴史はいつから?国際化との違いは?
グローバリゼーションの意味と対処法
なぜ今、あらためてグローバリゼーションなのか。それは、われわれが考える間もなく生活を覆い、日常に定着してしまった現象だからだ。政治学者で慶應義塾大学大学院教授・曽根泰教氏が、グローバリゼーションの意味と対処法を...
収録日:2016/01/25
追加日:2016/03/14
反EUの極右勢力台頭によるEU崩壊の懸念
2019年激変する世界と日本の針路(8)反EU勢力の台頭
フランスのマクロン大統領はEU域内の格差を是正しようと改革に努めている。しかしながらフランス国内から反発が生じている。またイタリア、ギリシャ、ポーランド、ハンガリーなどEU各地で反EUの極右勢力が台頭しておりEU崩壊の...
収録日:2019/01/28
追加日:2019/05/21
1995年の円高と2010年の円高の大きな違いとは?
「実質実効」の円レートと今後の為替動向
アベノミクスの金融緩和で超円安となった日本経済。重要なのは今後の円レートの行方。そこで重要となるのが「実質実効為替レート」だ。そこから見えてきた円の実力を手がかりに、今後の為替動向を読む。
収録日:2014/03/14
追加日:2014/04/03
米国金融市場にも悪影響―投資しにくくなっている原因
原油安と為替相場への影響(2)原油安の影響
原油安は、長期的には世界経済にプラスだが、中短期的には必ずしもそうは言えないとシティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。それはなぜか。原油安は世界経済にどのような問題をもたらしているのか。(全...
収録日:2015/01/06
追加日:2015/01/10
ECBの量的緩和導入において、気になる不安材料がある
スイスショックとユーロ安(4)スイスショックが為替相場に及ぼす影響
本シリーズ最終回は、スイスショックが為替相場に及ぼす影響についてである。まだまだ不確定要素は大きいが、日本の投資家が気にすべきポイントについても、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏に伺ってみた...
収録日:2015/01/23
追加日:2015/01/31
ユーロの値崩れも市場は楽観視―理由は3つある
ユーロの十字架とギリシャ問題(4)ギリシャ問題の経緯と今後の見通し
ギリシャ問題によって、再び足元でユーロが値崩れしているという。これが新たな危機につながることはないのか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏がギリシャ問題の経緯と今後の見通しを語る。「ユーロの十...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/28
エマニュエル・トッドが示したフランス再生のシナリオ
書物で学ぶギリシャ危機(2)ユーロが見せた影の側面
歴史学者・山内昌之氏が、ギリシャ財政金融危機および共通通貨ユーロの影の側面について解説する。人類学者E・トッドの指摘によればドイツはユーロをフル活用した国と言えるのだが、そこから生じた共通通貨ユーロの闇とは一体...
収録日:2015/07/16
追加日:2015/08/13
ジェームズ・リカーズ「ドル消滅」で考えるギリシャ危機
書物で学ぶギリシャ危機(3)リカーズと有馬龍夫
ギリシャ危機を考える上で示唆的な書物として、歴史家の山内昌之氏が前回選んだのは、エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』だった。今回は、それとは異なる見方で、全米ベストセラーとなったジェームズ...
収録日:2015/07/16
追加日:2015/08/17
対米ドル・対円ともに最安値圏に下落したブラジルレアル
ブラジルレアル安の行方(1)レアル売り・五つの理由
2011年以来、ブラジルレアルが長らく下落を続けている。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は、そこに「五つの理由」があるという。いったいどのような理由なのか。高島氏が語るシリーズ「ブラジルレア...
収録日:2015/11/25
追加日:2015/12/17
日本で効果的なガバナンスをつくるのは無理なのか?
日本 呪縛の構図~日本の重要性と懸念(6)質疑応答編(通訳版)
日本で効果的なガバナンスをつくるのは、実際問題として無理ではないか。なぜ日本は毎年大量の米国債を買い続けているのか。会場からの質問に、筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏が丁寧に答える。(2016年12月6日開...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/03/09
なぜドイツは戦後復興、経済発展、東西統一に成功できたか
現代ドイツの知恵と経験に学ぶ(2)再び強いドイツへ
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、2017年7月のドイツ訪問で得た情報、知見を踏まえ、ドイツと日本の戦後復興、そして現状を徹底比較。両国は多くの共通体験を持ちながら固有の経験もしている。日本にとって、その...
収録日:2017/09/12
追加日:2017/10/26
フィンテックとは何か?その背景と企業の最新動向
フィンテックがもたらす金融革新(1)フィンテックの概念
藤井達人氏が、フィンテックとは何か、そのサービスの進展について解説する。フィンテックはもはやスタートアップ企業だけのものではない。従来の金融機関もフィンテックへの積極的な取り組みを始めている。(全3話中第1話)
収録日:2017/10/10
追加日:2017/11/20
マクロン大統領はヨーロッパの希望の光
2018年激動の世界と日本(9)ドイツとフランス
ドイツではメルケル政権の支持が揺らぐ一方、フランスではエマニュエル・マクロン大統領がヨーロッパの再統合を掲げている。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスで既存の政治にNOが突きつけられる中、マクロン大統領はヨーロ...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/22
世界の外貨準備が減少から増加に変わった理由
外貨準備の世界的状況(3)中国の影響と米の財政赤字
ドル安という世界の為替相場の原因は何か。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、中国の通貨防衛策がいかにドル安の状況をつくったか、両者の関係を語る。合わせて、アメリカ国内の大統領交代がドル安にどの...
収録日:2018/03/02
追加日:2018/04/29
中国が主導権を握るAIIB、懸念はガバナンス
AIIBの現状と今後の展望
連日報道されるAIIBの動向は、日中のもろもろの緊張も巻き込んで緊迫している。そもそもAIIBとは何なのか。ブレトン・ウッズ体制から変動相場制への移行、そして世界各地で相次いだ通貨危機。1945年以降の世界金融...
収録日:2015/05/27
追加日:2015/06/15
インドルピーの下落理由を考える…2013年の教訓とは
続落するインドルピー~インドの経済政策は?
続落するインドルピー安。一体どう見ればいいのか? 今後どうなるのか? 手掛かりは2013年春からのインドルピー下落とそこからの復活劇にある。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が過去の類似ケース...
収録日:2015/06/09
追加日:2015/06/15
借金をしつつ国民投票でEU改革案を採決するのは筋違い
ギリシャ問題を解き明かす~EUの問題点と日本への教訓~
「ギリシャ金融危機には、日本にとって教訓になることがいくつもがある」と、政治学者・曽根泰教氏は語る。それは一体何なのか。ギリシャ金融危機を通して見えてくるEUの問題とは何か。曽根氏がギリシャ問題を解き明かす。
収録日:2015/07/13
追加日:2015/08/03
ヨーロッパ首脳は難民とテロ対策で精一杯
難民とテロ問題で揺れるヨーロッパ経済
「難民とテロの問題を受けて、いまヨーロッパが難しい時期を迎えている」と東京大学大学院経済学研究科教授・植田和男氏は語る。それはどういうことなのか。植田氏がヨーロッパの現状を多角的に分析する。
収録日:2015/12/15
追加日:2015/12/24
「戦後レジーム」は日本のことではなく世界の話である
戦後レジームとは何か~IMF、自民党、リベラル(1)いまだ存続するIMF
戦後の国際金融のシステムや手続きを決定したブレトンウッズ会議で発足したIMF(国際通貨基金)。それもまた「戦後レジーム」の一つだということは、あまり認識されていない。安倍首相は「戦後レジームからの脱却」というが...
収録日:2015/12/03
追加日:2016/01/04
レアル反発の国内要因は政治環境の変化にあらず?!
ブラジルレアルの反発(1)国内要因
2011年より長期的な下落を続けていたブラジルレアルは、この3月より反発に転じた。その国内要因としては、ブラジルの政治の大混乱による「政治環境の変化」と市場では言われている。しかし、シティグループ証券チーフFX...
収録日:2016/04/08
追加日:2016/04/18
トランプ効果で円安株高の日本に対し新興国の反応は正反対
2017年トランプ新政権を考える(1)二つの顔と日本経済
「アメリカ第一主義」をはじめ数々の発言で世界を騒がせたトランプ大統領の当選は、就任前から想定外の動きをいろいろとつくり出している。差し当たって「円安株高」は日本のマーケットにはうれしい動きだが、この先はどうなる...
収録日:2016/11/30
追加日:2016/12/18
90年代の欧米諸国はどのように財政再建に取り組んだのか
少子高齢化と財政の役割(4)外国の財政再建の成功と失敗
明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の田中秀明氏による連続講義「少子高齢化と財政の役割」。第4回目では、1990年代、欧米諸国中心に行われた財政再建策の成功例と失敗例を取り上げる。当時、財政ルールを導入した国は...
収録日:2017/08/09
追加日:2017/09/16
アルゼンチン・ブラジル・ロシアに見る経済破綻
高齢化と財政危機~その解決策とは(5)経済破綻を経験した南米・ロシア
日本は終戦直後、経済破綻を回避するため、国民の金融資産を収奪せざるを得なかった。経済破綻は世界各国でしばしば起きており、今後日本が同じ状況に直面しない保証はない。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、近...
収録日:2017/09/27
追加日:2017/11/04
地殻変動的なドル高円安と今なお強いアメリカの影響
2017総選挙と円相場とアベノミクス(2)地殻変動的円安
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、2017年10月の総選挙を終えた現在、これまでのアベノミクスの総括と日銀の金融緩和の影響について、円相場との関係を軸に解説する。現在のドル高円安の進行は、高島氏...
収録日:2017/10/25
追加日:2017/11/19
マーケットの動向の鍵を握る米中通商関係の行方
2019米中貿易協議(2)追加関税発動の影響とリスク
米中貿易戦争により、現在、高関税の影響で元安が進みつつあるのだが、高島修氏はこのまま関税攻勢が続けば、米中通商関係だけでなくマーケット全体の深刻なリスクになり得ると言う。そのポイントの一つが、アメリカ財務省によ...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/03/03
コンスタンティヌスが継承したディオクレティアヌスの改革
四分治制時代のローマ史~ローマ史講座XI(5)コンスタンティヌスへの継承
キリスト教の考え方は、当時のローマで受け入れられていた多神教を認めないために迫害されていた。しかし、コンスタンティヌスはミラノ勅令でキリスト教を公認したが、それは従来のローマの宗教と確執をもたらすものだった。し...
収録日:2019/02/26
追加日:2019/10/19
円安の原因は?金利差だけではない日本の構造要因
円安の構造的メカニズム(1)円高構造から円安構造への転換
記録的な円安が起こっている現在の日本。その要因はいったいどこにあるのか。それを理解するには、日本国内の問題に目を向けるだけでなく、諸外国の台頭を含めたグローバルな視点が不可欠である。多角的に分析することで見えて...
収録日:2022/11/15
追加日:2022/12/24
背景には米国やIMFで高まるドル高や円安への警戒感
実質実効円相場から為替を読む(1)黒田発言の意図
「実質実効円相場がかなり円安になっていて、これ以上の実質円安はありそうにない」、2015年6月10日、日銀の黒田東彦総裁はこう発言した。この発言を受け、為替マーケットが動いたこともあり、今シリーズは実質実効相場...
収録日:2015/07/17
追加日:2015/07/27
向こう1年は緩やかな元安が起こる
中国人民元切り下げによる今後の見通し
元の切り下げによって、今後、元はさらに緩やかに下がっていくというのが、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏の予測だ。では、緩やかな元安は一体何をもたらすのか。(全3話中第2話目)
収録日:2015/09/02
追加日:2015/09/14
ブラジルかメキシコかは、中国か米国かの資源版・代理取引
ブラジルレアルの反発(3)メキシコペソとの対比
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は、新興国に進出する企業に対し、よく「あなたが投資する国がインドネシアであれ、トルコであれ、南アであれ、メキシコペソを必ず見ておいてください」と伝えるという。...
収録日:2016/04/08
追加日:2016/04/25
アメリカ経済の変動が、戦後日本経済を生かしも殺しもした
激動する世界情勢と日本(5)戦後アメリカ経済史と日本
日本は、どこよりもアメリカ経済に翻弄されてきた。千葉商科大学学長・島田晴雄氏によれば、ブレトンウッズ体制やプラザ合意、リーマン・ショックといったアメリカ経済の動きが、日本経済を興隆もさせ、衰退もさせてきた。さら...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/05
BREXIT(ブレグジット)で一体何が起こるのか?
イギリスEU離脱のグローバル経済への影響
2016年6月23日の国民投票を前に、いま世界中から注目を集めているイギリスのEU離脱問題「BREXIT(Britain's EXIT from EU)」。もし本当にEUから離脱することになれば、一体何が起こるのか。イギリスやヨーロッパへの影響や、...
収録日:2016/06/17
追加日:2016/06/22
ユーロドルの上昇もそろそろ過剰領域という読み
2017年の為替相場とモデル分析(3)ユーロドルと6つの変数
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が最近の為替相場の動きについて、モデル分析を用いて解説する。第3回目はユーロドルのモデル分析について。変数要因を用いた懇切丁寧なユーロドル分析に加え、より的確な...
収録日:2017/06/01
追加日:2017/06/30
与党の勝利が株高・ドル高円安の要因になる理由
2017総選挙と円相場とアベノミクス(1)与党勝利による影響
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、2017年10月の総選挙を終えた現在、これまでのアベノミクスの総括と日銀の金融緩和の影響について、円相場との関係を軸に解説する。今回の総選挙では自公が過半数を超...
収録日:2017/10/25
追加日:2017/11/10
地域を超えてwelfareを代表するような評価をできないか
経済社会と「隠れた価値」の行方(3)貨幣と地域経済
Amazonなど便利な物流の登場で、町の小さな本屋などで行われてきた対面のコミュニケーションなどの、商品化されない効用は姿を消しつつある。小宮山宏氏は、新たな貨幣体系を創設することで、こうした既存の経済システムでは賄...
収録日:2020/03/02
追加日:2020/05/15
IMFの支援なしに再生なし――世界経済を支える3つの機能
世界経済の見方とIMFの役割(5)IMFの歴史と世界経済を支える機能
現在のグローバル経済において、IMFの役割はますます重要になっている。では世界経済を陰で支えるIMFは何を目的にして、どのように生まれたのか。これまでに中南米や欧州、そして東アジアに発生した世界的な経済危機は、IMFの支...
収録日:2023/01/11
追加日:2023/03/02
世界で一人負け…「安い国」日本と急性インフレの現実
衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(1)安いニッポンと急性インフレ
現在、世界中でインフレが発生し、日本でもここ1年ほど急激なインフレ(物価上昇)が進んでいる状況である。とはいえ日本は、長い間デフレに苦しみ、経済が停滞してきた過去がある。しかも戦後、デフレを経験したのは日本だけな...
収録日:2023/06/30
追加日:2023/10/31
紛争・震災・疫病・インフレ…幕末と重なる現代日本の姿
歴史的転換点における影の主役「インフレ」(1)現代と幕末の共通点
紛争やパンデミックなど、さまざまな事象に直面する世界の中で、日本経済も揺れ動いている。不確実な社会情勢の影響を受ける金融市場を見極めるためには、歴史を顧みることが有効である。過去を振り返ると、「紛争」「震災」「...
収録日:2023/12/26
追加日:2024/02/15
格差拡大に歯止めがかかっているのは社会保障があるから
社会保障と税の一体改革(2)2段階目の消費税引き上げと格差問題
「社会保障と税の一体改革」に関する野田佳彦前総理の講演の後編。「社会保障と税の一体改革」にとって最大の意味を持つ2段階目の消費税引き上げ。来年10月に控え、年内の決断を迫られる安倍政権に対して、野田氏がその想い...
収録日:2014/06/07
追加日:2014/07/10
キーワードは「ロシア危機」と「LTCM危機」
原油安と為替相場への影響(4)98年との類似性
1990年代後半、それまで好調だった世界経済が危機の連鎖に陥った。現在の状況は、実はこれに酷似している。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、1998年のロシア危機をキーに、今後の為替相場の動...
収録日:2015/01/06
追加日:2015/01/12
2008年以降のユーロ下落には3つの局面がある
ユーロの十字架とギリシャ問題(1)ユーロ安の背景と今後の見通し
ユーロ安が止まらない。そして、再発するギリシャ問題。欧州とユーロに何が起こっているのか。今後どうなるのか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が鳥の目・虫の目で語る「ユーロの十字架とギリシャ問題...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/25
2012年以降の消費者物価は2~3%で極めて安定推移
中国経済は安定保持(3)物価が語る市場経済安定化
中国経済は現状、非常に安定を保持していると言える。その安定の一面である中国の物価について、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏が解説する。グラフが示す市場経済化以降の中国の市場動向は一目瞭然。中国経...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/13
欧州に広がるマイナス金利
欧州の金融緩和策と初の「マイナス金利」とは?
2015年1月、ヨーロッパ中央銀行(ECB)が金融緩和政策を発表したが、その前から多くの国で中央銀行による金融緩和政策が実施され、予想以上の効果を発揮している。その理由は、マイナス金利が広がりつつあることだとい...
収録日:2015/03/24
追加日:2015/03/30
マイナス金利のきっかけは2015年6月の黒田ライン!?
日銀がマイナス金利政策を導入(1)導入の背景
「日銀がマイナス金利政策の導入を決定したのは、やはり円高、株安の影響が大きい」と、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。株のプロフェッショナルが、マイナス金利政策導入の背景を明らかにする。...
収録日:2016/02/04
追加日:2016/02/11
中国が欲しいのは不沈空母と新たなシルクロードだ!
激動する世界情勢と日本(4)習近平政権の世界戦略
中国の習近平政権は、アメリカに代わって世界の覇権を握ろうとしている。その「中国の夢」実現のため、南シナ海での軍事展開や21世紀のシルクロード計画、AIIB設立など、覇権獲得の目論見は確実に進行しつつある。千葉商...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/02
共和党トランプ政権誕生でどうなる?ドル高円安の先を予測
トランプ時代の米ドル相場(2)ドル高の不透明感
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト・高島修氏は、「来年、あるいは再来年までドルは上昇しやすく、その後は下落しやすくなってくる」と予測する。それはなぜなのか。トランプ次期大統領の政策とどう関連してくるのか。...
収録日:2016/11/17
追加日:2016/12/03
レーガンとトランプ、二人の年齢・主義・主張は共通だが…
2017年トランプ新政権を考える(2)レーガンとトランプ
トランプ政権の行方を占う上で最も参考になるのはレーガン政権との比較だと、東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏は言う。いずれも高齢の共和党候補であり、既存政治への対抗姿勢も共通している。どち...
収録日:2016/11/30
追加日:2016/12/21
ビットコインで注目されたブロックチェーン技術の活用
フィンテックと金融革命(4)ブロックチェーン技術と変革
ビットコインで注目されたブロックチェーン技術をはじめとするフィンテックは、「メガバンクや大手証券会社、大手保険会社にも変革をもたらすはず」だと、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は語る。フィン...
収録日:2016/10/17
追加日:2017/02/06
日米通商摩擦の歴史と今後のドル円相場
トランプ政権の通商政策(2)日米通商摩擦とドル円相場
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、日米通商摩擦の歴史をたどりながら、今後のドル円相場について解説する。トランプ政権は、財政政策による内需拡大と貿易赤字の縮小を両立させるため、日本にも財政刺激...
収録日:2017/03/10
追加日:2017/03/29
ディオクレティアヌスが圧倒的リーダーシップで進めた改革
四分治制時代のローマ史~ローマ史講座XI(2)ディオクレティアヌスの改革
ディオクレティアヌスは四分治制の中で圧倒的なリーダーシップを発揮した。軍事力の増強や官僚制を整備することによって広大な領土の細部までその統治が及ぶようにした。それは財政支出を増やす改革であった、と本村凌二氏は説...
収録日:2019/02/26
追加日:2019/09/14
イーロン・マスクとジェフ・ベゾスの「宇宙競争」とは
シリコンバレー物語~IT巨人の実像と今後(2)GAFAMNTをプレビューする〈下〉
シリコンバレーを牽引するIT巨人たち、その企業のプロフィールを順に検証する後編。今回はアマゾン、マイクロソフト、フェイスブック。さらにシリコンバレーの勢いを象徴する一端として、イーロン・マスク氏対ジェフ・ベゾス氏...
収録日:2021/07/08
追加日:2021/11/28
フリードマンの主張と電気ショックは本当に似ているのか?
クライン『ショック・ドクトリン』の真実(2)曲解された「ショック療法」
「ショック療法」という概念こそミルトン・フリードマンの核心であるとし、それを拷問や電気ショック療法と重ね合わせて批判を展開したナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』。しかしフリードマンは、本当にクラインのい...
収録日:2023/07/20
追加日:2023/09/01
「50年ぶりの円安」に至る円相場の動向とその歴史的背景
為替レートから考える日本の競争力・購買力(2)円安の歴史的背景と日本の課題
1995年以降、実質為替レート指数は円安に転じたのだが、それはなぜか。また、なぜ足許では購買力平価から乖離した円安水準になっているのか。今回は「50年ぶりの円安」に至った実際の円相場の動向を振り返り、その背景にあった...
収録日:2023/07/19
追加日:2023/09/20
今の教育の仕組みが動物園に近いから若者はペット化する!
LINE流イノベーティブ思考術(1)空気読みと緊張感
日本企業が次々にイノベーションを起こすには、日本全体がもっとイノベーションを起こせるようになるには、一体どうしたらよいのか。今や世界規模で新たな価値を提供し続けるLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏に聞...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
14億人の民を統治するには連邦共和制を採るべき!?
「中国の大問題」について(4)中国を統治する方法
「今後、中国は14億人の民を中国共産党8000万人で統治するのは難しいだろう」と丹羽宇一郎氏は言う。では、中国は国をどのように統治したらよいのか。中国を見つめ続けてきた丹羽氏は、連邦共和制を提案する。(全4話中...
収録日:2014/07/28
追加日:2014/09/29
総選挙の裏側にある安倍首相の思惑
待ったなしの経済動向と安倍首相の総選挙断行
日本の経済動向は決して楽観できる状態ではない。円安でも輸出が伸びず、その他さまざまな要因のため、経済成長に点火しない状況なのだ。消費税引き上げを延期し、急きょ総選挙に踏み切った安倍首相の本音はいかなるものか。物...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/03/02
実質実効相場で見れば過去20年間、円の実力は下落基調
円安をどう捉えるか―円の実効相場の推移を見る
「日本円のピークは実は1995年。それ以降、円の力は下がっている」。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏の指摘は衝撃的だ。これは、この20年間、一度も「円」は回復していないことを意味する。では2...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/28
シェア大幅引き上げの外国株式は米国と新興国の比率大
年金改革~GPIFの運用方針変更(3)GPIF運用変更が市場に与える影響
GPIFの運用変更、国内外株式の大幅引き上げは、市場にどう影響するのか。2014年10月の発表以降の動きと現状を分析し、今後の動向を見通す。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語るシリーズ・年...
収録日:2015/04/23
追加日:2015/04/30
予想とは異なる「保守過半数」という結果が意味するもの
2015年イギリス総選挙の結果
2015年5月のイギリスの総選挙は、予想に反して保守党が過半数を獲得した。なぜ、多くの予想とは異なる結果となったのか。また、辛うじて政権を死守した保守党およびイギリスとしての課題は何なのか。政治学者・曽根泰教氏...
収録日:2015/05/25
追加日:2015/06/01
米財務省やIMFのスタンスの変更は経常収支の改善が要因
実質実効円相場から為替を読む(2)IMFの見方
ここ3年での急速な円安によって、実質実効円相場は今、変動相場制移行後、最安値に迫っている。しかし、このことをIMFやアメリカは問題視していないとシティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は言う。では、...
収録日:2015/07/17
追加日:2015/07/30
女子高生の噂から取り付け騒動へ―金融市場の「悪い均衡」
中国経済の動揺と正確な楽観論の必要性
中国経済をいかに見守るかは、頭の痛い問題だ。目先の思惑で皆が動けば、経済の良い均衡はあっという間に崩れ、危機が表面化してくる。そのために必要な「正確な楽観論」について、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏...
収録日:2015/09/17
追加日:2015/10/15
学習院大学国際社会学部の目指す人材育成とは
学習院大学国際社会科学部の創設
新聞広告や交通広告などで「まじめに世界を目指す人へ。」のスローガンを目にした人も多いのではないだろうか。これは、52年ぶりに学習院大学に新設された「国際社会科学部」のメインスローガンである。その教育内容や目指す...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/06/25
英ポンドを見る上でのポイントは原油相場と内外金利差
ブレグジットと英ポンド相場(3)英ポンド相場の中期展望
「中期的にポンドを見る上でのポイントは原油相場と内外金利差だ」と、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。そして、英ポンドが原油資源国通貨としての側面をもつ理由を3つ挙げながら、原油と並んで...
収録日:2016/07/06
追加日:2016/07/10