天皇と日本について考える
近年、皇室のあり方について、「誹謗中傷」を含めた様々な意見が噴出するありさまになってしまっている。果たして、日本と日本人にとって天皇・皇室とは何か。まさにこの時代だからこそ考えるべき重大課題である。
更新日:2022/1/28

皇室像の転換…戦後日本的な象徴天皇はいかに形成されたか

天皇のあり方と近代日本(1)「人間宣言」から始まった戦後の皇室

日本の歴史のなかで、天皇や皇室の姿は大きく移り変わってきた。日本が第二次世界大戦に負けた後、戦後日本的な象徴天皇の姿が確立されていったが、今、その「戦後の皇室像」の変化が求められているのではないか。その問題意識...
収録日:2021/11/02
追加日:2021/12/16
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

「人間天皇」を否定した三島由紀夫の思想が問うものとは

天皇のあり方と近代日本(4)三島由紀夫VS東大全共闘

世界中で価値観の分断が進み、社会が大きく割れている。ここで想起されるのが、1969年の「三島由紀夫vs東大全共闘」の両極に割れた討論会である。この討論会で、東大全共闘は天皇を罵り嘲笑する一方、三島由紀夫は「この天皇は...
収録日:2021/11/02
追加日:2022/01/06
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

福澤諭吉が「帝室論」で「皇室は万年の春たれ」と説く理由

天皇のあり方と近代日本(5)福澤諭吉の「帝室論」

明治維新の後、帝国憲法が発布され国会が開設されようとするときに福澤諭吉が書いたのが「帝室論」である。天皇を、議会政治にまみれる存在にしてはならない。政治からは超然として、たとえ議会の与野党が火のごとく争っていて...
収録日:2021/11/02
追加日:2022/01/13
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

国是として現在も生きる明治天皇「五箇条の御誓文」の影響

明治維新から学ぶもの~改革への道(3)明治天皇と五箇条の御誓文

若き明治天皇は、新政府の意向により、西洋の皇帝をモデルとする宮中改革に育てられた。時間的・空間的な日本の象徴として君臨する天皇は、親臨と直裁により大きな成長を遂げる。自らご誓約された「五箇条の御誓文」は、明治新...
収録日:2018/11/13
追加日:2019/04/21
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界でも稀な日本の王権システムが1300年続いている理由

神話の「世界観」~日本と世界(8)現代にも生きている日本神話

日本神話は現代の私たちの生活の中に無意識に息づいている。それは「集合的無意識」ともいうべきもので、『古事記』や『日本書紀』の中にいろいろなレベルで物語として注ぎ込まれている。シリーズ最終話では、その代表例でもあ...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/11/07
鎌田東二
京都大学名誉教授

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