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「子規」の検索結果

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正岡子規と高浜虚子の論争、その軍配と江藤淳暦年のテーマ

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(3)正岡子規と高浜虚子の「リアリズム」

正岡子規の死後、高浜虚子が回想で述べた師・子規との論争。そこに「リアリズムとは何か」のヒントが隠されていると江藤淳氏は言う。子規と虚子、それぞれの「リアル」とは何か、そしてどちらが本当の「リアル」なのか。近代小...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/07/09
與那覇潤
評論家

なぜ『ホトトギス』に注目?江藤淳の「リアリズムの源流」

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(2)江藤淳の「リアリズムの源流」

文芸評論を再考するに当たり、江藤淳氏の「リアリズムの源流」を振り返ってみる。一般的に日本で近代小説が始まった起源は坪内逍遥だといわれるが、江藤氏はそれに疑問を呈す。そして注目したのが、夏目漱石の「坊ちゃん」であ...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/07/02
與那覇潤
評論家

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』明治百年を画期した名著秘話

司馬遼太郎のビジョン~日本の姿とは? (2)明治百年と司馬文学の歴史的意義

国民作家として書く作品のことごとくがブームを巻き起こしてきた司馬遼太郎。「明治百年」である1968(昭和43)年、『龍馬がゆく』が大河ドラマとして放映開始となったが、同年から『坂の上の雲』という小説も連載が開始されて...
収録日:2023/03/16
追加日:2023/05/28
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

司馬遷を意識…“司馬遼太郎”の由来と海音寺潮五郎との縁

司馬遼太郎のビジョン~日本の姿とは?(3)司馬遼太郎ワールドと司馬遷

『国盗り物語』『関ケ原』『城塞』『竜馬がゆく』『燃えよ剣』など、司馬遼太郎は透徹した歴史家の目で読者にも俯瞰する視野を与える作品を次々と描き出していく。いわゆる英雄を一人ひとり描かれた物語を面白く読むうち、大き...
収録日:2023/03/16
追加日:2023/06/04
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

村上春樹が『ノルウェイの森』で描いた不自然な嘘と真意

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(5)『ノルウェイの森』の嘘とメンタル

村上作品の大ベストセラー小説『ノルウェイの森』。ここでも主人公の「僕」はわざと自分の立場を悪くするような嘘をついているのではないか、と加藤典洋氏は読み解く。これが本当ならば、なぜ村上春樹はそのようなことを描いた...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/07/23
與那覇潤
評論家

高浜虚子の小説『丸の内』に学ぶAI時代に大事なリアリズム

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(7)AI時代の人文学のあり方

AI時代の今、学問の中でも特に人文学の世界でAIに妥協する姿が見られる。また、オープンAI創業者がやってしまった“事件”は、「生の人間の感覚」が忘れられがちな現代人にとって象徴的な出来事ともいえる。そこで最終話では、高...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/08/06
與那覇潤
評論家