【10min解説】田口佳史先生×堀江重郎先生《老子の神髄》
編集部ラジオ2026(25)《老子の神髄》を学ぶ
『老子』を学んでみたい――。そう思う方も多いのではないでしょうか。しかし、『老子』はけっして読解が容易い本ではありません。どう読めばいいのか、その真意はどういうことなのか、途方に暮れてしまう場合もあります。
今...
収録日:2026/07/16
追加日:2026/08/01
ウェルビーイングを東洋思想でどう考えるか?…大事な二つの教え
老子の神髄(9)ウェルビーイングと東洋思想
近年注目される「ウェルビーイング」の概念に対し、東洋思想の視点からその本質を解き明かす最終話。西洋的な要素に分解する理論構築とは異なり、東洋思想や江戸の幼年教育が重んじたのは、「感謝の人間関係」を築くことと、「...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/17
「死して亡びざる者は壽なり」…主体的に生きなければ自由はない
老子の神髄(8)『老子道徳経』「辯德第三十三」
老子の説く「足るを知る者は富む」とは何か。視線を外側ばかりではなく自分の内面へと向け、物事の本質や根本を見ることが大事だと言う田口氏。さらに「死して亡びざる者は壽なり」という言葉を掘り下げ、主体的に生きることこ...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/17
緊張や怒りをコントロールするには?老子に学ぶ精神と肉体の関係
老子の神髄(7)『老子道徳経』「去用第四十」
東洋思想の古典『老子道徳経』の「去用第四十」に記された「反は道の動、弱は道の用」という言葉をひも解き、精神と肉体の深い関係性を解説する第7話。田口氏は、「反」を本来の柔らかな境地に「帰る(自反内省)」精神のあり方...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/16
無為とは緊張感を持って見つめること…なぜ矛盾を大歓迎すべきか
老子の神髄(6)無為と矛盾のススメ
「無為」とは「何もしないこと」ではないと、田口氏は説く。それは「緊張感を持って見つめること」なのである。現代医療はエビデンスや画一的な治療法を機械的に当てはめる「介在者」に陥りがちだが、本来医者は患者と一対一で...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/10
したたかで超越的な知恵…見えないものを見ようとする知的好奇心
老子の神髄(5)玄人と小国寡民
老子の教えの根幹は、「見えないものを見ようとする知的好奇心」にある。暗いところを見通せるプロフェッショナルを「玄人」と呼ぶが、そのように超越的な知恵で物事の本質を捉えることの重要性について語る今回の講義。その境...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/09
生成化育――「自ずと然り」のメッセージと「突破する力」の歓喜
老子の神髄(4)生成化育と突破力
近代西洋思想の弊害が顕在化する現代において、東洋思想の重要性が高まっている。東洋思想の根源にある老子の教えとして重要な「生成化育」は、万物がその本性を現して育つ天の営みであり、「自ずと然り」とありのままを認める...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/03
アンチフラジャイル…老子の説く「道」とは「肝っ玉母さん」である
老子の神髄(3)アンチフラジャイルと上善如水
しなやかさとしたたかさ――この柔弱性を兼ね備えた最たるものは何か。形あるものが崩れていくエントロピーの法則に対し、あらかじめ崩れた状態にありながら、いかなる隙間にも入り込める「水」を柔弱の極致、すなわち老子の精神...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/07/02
無為とは「絶対なる喜びを得る」こと…その境地こそ長寿への秘訣
老子の神髄(2)達人の境地と「無為」
人間から真の自由を奪っているのは社会や権力ではない。実は自分自身であると『老子』は説く。目指すべき究極の自由とは、私欲や人為を捨て去り、天の命ずるままに動く「無為」の境地であり、これはすなわち達人や名人の境地に...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/06/26
『老子』が求める「絶対自由の境地」とは?…そして創造長寿へ
老子の神髄(1)「絶対自由の境地」を求めて
『老子』は漢籍の中で唯一「否定している書」だと語りかける田口氏。25歳の時に大怪我から生還する契機となった『老子』との出会いを回想する。『老子』は、あらゆる問題を表層的に解決しようと不必要な行動を重ねる私たちに対...
収録日:2025/11/27
追加日:2026/06/25
老子から孫子へ引き継がれた戦略論の極地
『孫子』を読む:虚実篇(5)「無形」の戦略論
「虚実篇」では主導権をどのようにして取るかが大きなテーマとなっているが、そのために重要とされるのは「無形」という戦略論だ。相手に読まれることなく弱点をつくためには、無の概念が非常に大事である。さらに、老子も「無...
収録日:2020/05/21
追加日:2022/01/31
「老子」を理論と実践で理解するための2冊の本
老子学と老子道~2冊の著書に込めた思い
老荘思想研究者・田口佳史氏は、50年来の念願であった2冊の新著を上梓した。25歳の時に生死をさまよった田口氏を救った『老子』について、『道徳経』を分かりやすく解説した書物と、その実践に関する書物である。この「老子学」...
収録日:2017/05/16
追加日:2017/06/22
言葉より現場へ行くのが勉強になるという老子の言葉
老荘思想に学ぶ(4)「生命論」をビジネスシーンに活かす
老荘思想が若者の間で流行しているという。しかし、「足るを知る」を単なる消極性礼賛や様子見の言い訳としているようでは嘆かわしく、根が浅い。本来の「老子」には、ビジネスシーンで戦うための方法がさまざまに示唆されて...
収録日:2016/12/05
追加日:2017/06/19
水牛に突き刺され生死をさまよった男が出会った「老子」
中国古典思想に学ぶ~そのエッセンスとは(3)老荘思想との出会いと学ぶことの醍醐味
中国古典思想研究を老荘思想からスタートさせたと話す老荘思想研究者・田口佳史氏。そのきっかけは25歳の時。タイのバンコク郊外で生死の境をさまようほどの重傷を負う中、『老子』に出会ったという。中国古典思想を中心とす...
収録日:2014/10/29
追加日:2015/06/11