「ウクライナの悲劇」について考えるための3つの観点
ウクライナ戦争に揺らぐ国際秩序(1)ウクライナの悲劇と祖国防衛戦争
2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は今なお続いており、終戦の目途は立っていない。ロシア国内でも戦争に反対する多くの市民が声をあげ、デモを行う様子が報道されている一方で、一部のアスリートたちはプーチンを...
収録日:2022/04/01
追加日:2022/04/29
20世紀以降、世界史を転換させたロシアによる四つの大事件
歴史的に考えるウクライナ問題とロシア(2)近現代ロシアの「正負の教訓」
政治家プーチン氏が歴史家として祖国を語るとき、そこにはロシア国民が共有するいくつもの体験や印象が投影される。ロシアの近現代は、日露戦争に次ぐ革命という負の体験からの出発である。ユーラシアの理想を掲げ、軍事行動に...
収録日:2022/05/24
追加日:2022/07/14
安倍首相の「戦後70年談話」は周辺国とどうあるべきか
戦後70年談話所感(3)周辺国との関係
毎日新聞2015年8月13日(木)朝刊に、「戦後70年首相談話に望む(4)負の歴史 向き合って」と題して、歴史学者・山内昌之氏のインタビューが掲載された。聞き手は政治部松本晃記者。ここで山内氏が触れたことは、どの...
収録日:2015/08/19
追加日:2015/09/14
北条家と武田家の全面戦争で顕著になった「御国」の論理
百姓からみた戦国大名~国家の本質(7)「御国」の論理の誕生
戦国大名の構造改革にとって重要なのは、目安制の導入である。これにより、室町時代にはなかった村による大名への直接訴訟権が認められ、万人(村)に開かれた裁判制度が成立した。また、これは村同士の戦争を抑止するものとな...
収録日:2019/03/20
追加日:2019/10/27
プーチンの核恫喝で生じた「エスカレーションのジレンマ」
ウクライナ戦争に揺らぐ国際秩序(2)エスカレーションのジレンマ
今回のウクライナ戦争は、国際秩序に関わるさまざまな問題を提起している。国連安全保障理事会のメンバーであるロシアが、一方的にウクライナに武力侵攻し、核兵器の使用を示唆することで、他国の介入を抑制している。これまで...
収録日:2022/04/01
追加日:2022/05/06
かつてロシアを征服した皇帝バトゥとプーチンの共通点
皇帝バトゥとプーチン~絵入り年代記が伝えるロシアの歴史
ウクライナ問題に関する時事的な指摘は多いが、ロシア・ウクライナ両国の基礎的な関係や歴史的・文明論的つながりに立ち戻る議論は少ない。そのような見方を呈示する書物として今回取り上げるのは、『「絵入り年代記集成」が描...
収録日:2022/06/06
追加日:2022/09/14
ウクライナ侵攻も支持率対策か…プーチン政治の実態に迫る
ロシア「内政・経済・外交」の真実(1)国民の支持を意識するプーチン政治
ロシアの政治・経済は今どのような状況なのだろうか。2022年2月に始まったウクライナへの侵攻だが、いまなおその戦闘は続いている。今後も予断を許さない状況だが、このことがロシア国内に与えた影響も気になるところだ。そこで...
収録日:2024/07/08
追加日:2024/09/28