沖縄問題を考える
沖縄という地域は日本の中で歴史的にどんな扱いをされてきたのか。また、どんな役割を果たしてきたのか。それらを知らなければ、なぜアメリカが沖縄に軍事基地を置いているのか、その世界史的な意味を理解することはできない。そして、普天間基地の移転に象徴される沖縄問題の核心に近づくこともできない。島田晴雄氏が、琉球王国から始まる沖縄の歴史を丁寧にひも解きながら、沖縄の歴史的役割とアメリカの世界戦略を解説する。
更新日:2015/1/29

アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割

沖縄問題を考える(1)普天間基地移転問題の発端と日米の思惑

沖縄問題を考えるとき、アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割を理解する必要がある。普天間基地の移転問題の契機となった事件から、沖縄、日本政府、そしてアメリカの動きと思惑について語っていく。(全6話中1話目)
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

戦争をせずに基地移転を承認するのは世界史でも異例

沖縄問題を考える(2)橋本・クリントン会談と名護市民投票

普天間基地移転問題は橋本・クリントン会談で進展するかに思えたが、沖縄県知事の発言で頓挫。そこで注目されたのが名護市の市民投票である。移転先として政治闘争に巻き込まれる市民の様子とリーダー達の想いを語る。(全6話中...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

沖縄米軍基地移設「最低でも県外」とは何だったのか?

沖縄問題を考える(3)名護市長との議論と鳩山首相の発言

基地移転の問題について、名護市長と島田晴雄氏はどのような議論を交わしたのか。また民主党政権時代、鳩山首相の発言によって沖縄県民がどれほど怒りを覚えたのか。当時の様子を振り返りながら詳しく状況を語る。(全6話中3話目)
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

言語学者・伊波普猷のエピソードにみる当時の沖縄社会

沖縄問題を考える(4)沖縄の歴史:琉球王国と明、明治時代

歴史から考える沖縄問題。数百年、中国・明と良好な関係にあった琉球王国が薩摩藩の支配を経て明治日本で県に組み込まれていくまでの沖縄の歩みを、当時の沖縄の人たちの意識とともに追跡する。(全6話中4話目)
収録日:2012/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ひめゆり学徒隊の壮絶さが物語る沖縄戦の悲劇

沖縄問題を考える(5)沖縄の歴史:太平洋戦争

歴史から考える沖縄問題。今回は太平洋戦争での沖縄戦で、日本のため犠牲になった嘉手納、糸満、那覇に焦点を当てていく。そこで起きた悲劇に迫りながら、沖縄のために命を懸けた人たちの姿と悲痛な想いを伝えていく。(全6話中...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

安全保障は心の問題―国民が沖縄の歴史を知ること

沖縄問題を考える(6)沖縄の歴史:戦後の沖縄と安全保障の考え方

歴史から考える沖縄問題。島田晴雄氏が戦後の沖縄を語る。米軍統治下で厳しい生活を強いられた沖縄が、返還後も期待を裏切られ、積年の不満は基地問題へと繋がっていく。いま日本の防衛、安全保障の根幹を担う沖縄に対し、何を...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

関連特集

更新

中国古代史という「知の宝庫」

いうまでもなく、中国古代史は「知の宝庫」です。春秋戦国時代とはいかなる時代だったのか。なぜ、諸子百家ともいわれる思想家たちが百花…

更新日:2026/7/8

「世界の神話」を知る楽しみ

神話を知る――そのことで、世界の見え方は一変します。やはり、どのような神話を信じてきたかによって、各地域の人々の文化も、精神性も、…

更新日:2026/6/24

地政学で国際情勢を考える

地理的条件から外交戦略や軍事戦略を考えていく「地政学」。この地政学が、国際秩序が大きく動揺しているいま、あらためて注目されていま…

更新日:2026/6/3

和歌を味わう…入門から深奥まで

「和歌」はかけがえのない日本の文化です。しかも知れば知るほど、その味わいはどんどん増し、日本文化や日本の精神性への理解も深くなり…

更新日:2026/5/27

大河がもっと楽しくなる戦国時代の真実

多くのドラマで描かれてきた戦国時代。しかし近年の研究で、従来のイメージは一変しています。もはや、教科書で読んだ知識だけでは歴史の…

更新日:2026/5/20

「現代の戦争」をどう考えるか?

イラン戦争、ウクライナ戦争、さらに台湾危機……。21世紀に入って、戦争や外交のかたちがこれまでとは大きく変わりつつあるようにも思われ…

更新日:2026/5/13

その他の特集

いま日本政治の「真の課題」は

国会では、あいかわらず些末とも思える「追及ごっこ」が止みません。しかし、そんなことをしているヒマはあるのか。いま日本は多くの重要…

更新日:2025/7/1

「脳」の秘密に迫る

「人がなすことは全て脳の仕業」ともいわれますが、しかし、脳はいまだに多くの「謎」に満ちています。しかも脳のあり方が、ダイレクトに…

更新日:2026/6/17

祝日のない6月に「休み方」を考える

6月は「祝日」がない。子供のころから、そんな6月をうらめしく思ったことはないでしょうか。しかも季節の変わり目で、梅雨などの悪条件も…

更新日:2026/6/10