レーニン演説…革命のため帝国主義の3つの対立を利用せよ
第二次世界大戦とソ連の真実(1)レーニンの思想的特徴
第二次世界大戦をソ連から見る意味は大きい。なぜなら、第二次世界大戦の始まりにソ連はかなり関与しているからだ。ロシア革命後、世界戦争に向けて自覚的に準備を進めていたソ連。指導者となったレーニンは、演説の中で示した...
収録日:2021/12/06
追加日:2022/03/25
国益の歴史…ペロポネソス戦争の教訓とトゥキディデスの罠
国家の利益~国益の理論と歴史(2)ペロポネソス戦争の教訓
国益の歴史は、古代ギリシャに始まる。ペロポネソス戦争の歴史を記したトゥキディデスの『戦史』では、国家の利益や正義がパワーによって決まるリアリズムの世界が克明に描かれている。今回は「メーロス対談」が投げかける疑問...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30
ペロポネソス戦争の勝利がスパルタにもたらしたもの
独裁の世界史~ギリシア編(8)ポリス社会の変質
ペロポネソス戦争はアテネとスパルタという二大ポリスの対立に始まる。20年以上にもわたるこのギリシア「世界戦争」は、ポリス社会にさまざまな衰退をもたらした。スパルタの凋落、傭兵の出現とともに、ポリスの意味は変質して...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/04/04
ウクライナ戦争は何年続く…世界史が物語る戦争の不可思議
世界史から見たウクライナ戦争と台湾危機(1)長期戦の歴史と「ピュロスの勝利」
2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻。両者の攻防は1年が経過してもなお続いているが、いったいこの戦争はどのような終結を迎えるのか。さらなる長期化の可能性を考えたとき、過去に長期化した戦争の歴史を振り返ること...
収録日:2023/02/28
追加日:2023/03/29
第一次世界大戦とそれまでの戦争の違い…日本の試練と焦燥
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(5)戦争形態の転換
工業力と科学力に限界を感じ始めた日本の転機になったのは、日露戦争から第一次世界大戦にかけて戦争形態が大きく変化したことである。工業力に加え、経済力も強い国が軍隊の強い国だというのが、新しい常識となった。(2020年2...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/14
『墨子』に記された「優れた国家防衛のためのヒント」
墨子に学ぶ「防衛」の神髄(1)非攻と兼愛
古代中国で500年以上続いた春秋戦国時代には、さまざまな思想や軍略を掲げる思想家も群雄割拠した。その中で儒家とともに群を抜いていたのが「非戦・非攻」を主張した墨家である。秦の始皇帝以来、歴史の影に隠れていた『墨子』...
収録日:2021/12/23
追加日:2022/05/11