10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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成果主義

成果主義
 「成果主義」は、仕事の成果に応じて給与や昇格などを決定する人事方針をいう。勤続年数や年齢を基準とする年功主義と対比される考え方で、欧米の企業では早くから用いられていたが、日本ではバブル経済が崩壊した1990年代半ばから採用する企業が増えた。  成果主義のメリットは働き手のやる気を引き出すことだが、評価の公平さや成果が出るまでの過程についての判断が使用者側と従業員で食い違うこと、中長期的な人材育成、組織の連帯感やモチベーション低下など、さまざまなデメリットも数えられている。業績連動報酬や、1年間の給与・賞与額を成果で決める年俸制が典型で、労働時間にかかわらず成果や実績で評価を決める裁量労働制を導入する企業も多い。  「10MTVオピニオン」では、成果主義をアメリカ的経営として批判した「松下幸之助の言葉」を前参議院議員の江口克彦氏が解説。公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏や東京大学大学院経済学研究科教授柳川範之氏は、安倍政権の「働き方改革」のなかで、成果主義がどのように扱われるべきかを提言。慶應義塾大学商学部教授の谷口和弘氏は、比較制度分析の「制度」の一例として、成果主義を取り上げている。

比較制度分析を3項目に分解して考える

比較制度分析とは何か(4)「比較」・「制度」・「分析」
難解な印象のある比較制度分析を、慶應義塾大学商学部教授の谷口和弘氏が平易に解説する。「比較」・「制度」・「分析」の3項目に分けて捉えることで、比較制度分析の意義が見えてくるだろう。谷口氏によれば、制...
収録日:2017/11/02
追加日:2018/01/31
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授/南開大学中国コーポレート・ガバナンス研究院招聘教授

働き方改革の本質は待遇改善よりも生産性の向上

「働き方改革」の課題と展望(2)非正規の待遇改善の意義
働き方改革で現在議論されているのは、同一労働同一賃金や長時間労働対策だ。東京大学大学院経済学研究科・経済学部の柳川範之教授は、非正規雇用の待遇改善や長時間労働の是正は、公平性や負担軽減の観点から実...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/17
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

最大の危機は、成長のための自由な議論ができないこと

激動する世界情勢と日本(10)成長戦略への10の提言
千葉商科大学学長・島田晴雄氏が、これまでの議論を踏まえ、日本の異次元的成長戦略のため、10の提言を行う。自然エネルギーや農業、雇用、医療など幅広い分野にわたり、日本はまだまだ可能性を持っているのに...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/23
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

社員育成、成果、次の事業―経営者の三つの責任

松下幸之助の言葉(1)一人も解雇するな、1円も給料を下げるな(後編)
1929年の世界恐慌の際、「一人も解雇するな、1円も給料を下げるな」と命じ、松下電器製作所の社員たちの雇用と給料を守った松下幸之助。経済の混迷が続く現在、経営者に求められる「三つの責任」とは何なの...
収録日:2014/01/20
追加日:2015/04/07
江口克彦
株式会社江口オフィス代表取締役社長